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「こども奏者」2024年公演より |
こども定期演奏会2025年7月公演より |
2026年は東京交響楽団創立80周年、サントリーホール開館40周年
「こども定期演奏会」も25周年・第100回を迎えます!
東京交響楽団とサントリーホールは、こども定期演奏会2026年シーズン<音楽の実験>を2026年5月10日(日)、7月5日(日)、9月6日(日)、12月6日(日)の4回にわたり各日11:00より開催します。今回で25周年を迎える「こども定期演奏会」は、こどもたちが定期的にコンサートホールに行く習慣を身につけ、生活の中にクラシック音楽を取り入れてもらいたいという願いを込めた、日本で初めてのこどものためのオーケストラ定期演奏会です。これまでに、延べ15万5千人を超える皆さまに音楽をお届けしてまいりました。(※2025年10月現在)
2026年のテーマは「音楽の実験」。各回の公演で音の高低や強弱など表現の多彩さをオーケストラの演奏で深掘りし、音楽の魅力に迫ります。大編成のオーケストラによる本格的な演奏や各回の指揮者とソリストの分かりやすいお話で、お馴染みの曲も初めての曲も楽しく聴けるコンサートで最終回の12月は第100回を迎えます。2026年度の指揮者は、「こども定期演奏会」に初登場となる佐々木新平、2年ぶりの登場となる角田鋼亮、4年連続となる下野竜也、そして第100回記念には2018年の初登場以来7回目の出演となる原田慶太楼です。ソリストは、1981年にロン゠ティボー国際コンクールを制し、常にクラシック界の第一線で活躍してきたベテランの清水和音(ピアノ)から、数々の世界的コンクールで入賞し、その世代を代表するチェリストの上野通明まで、多彩なアーティストが各回の公演を豪華に彩ります。また、第100回公演は、過去300名以上参加した「こども奏者」からプロになった演奏家を迎えての特別な演奏会となります。
演奏会を聴くだけではなく、様々な形でこどもたちが「参加できる」ことが本企画の特長となっており、チラシの絵、テーマ曲の募集、恒例企画のオーケストラの一員として演奏する「こども奏者」のほか、年間会員特典としてオーケストラ団員の指導による「弦楽器体験」、楽団員に質問もできる「指揮者・楽団員とお話ししよう!」、プロの記者の指導のもと本公演の取材を行う「こども定期特派員」の実施に加え、お客様のお出迎えなどコンサートを支えるホールのレセプショニスト(案内人)の仕事を体験できる「こどもレセプショニスト」も行います。
※公演詳細はこちら(各回の公演詳細はリンク内「シリーズ公演はこちら」)からご覧ください。
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20260510_M_1.html
※<参考資料>こども定期演奏会 25周年の歩み
| [写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ] サントリーホール広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007 suntory.jp/HALL/ 東京交響楽団(川崎オフィス)TEL 044-520-1518 [チケットのお申し込み・お問合せ] サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日、年末年始12/30~1/4を除く) TOKYO SYMPHONYチケットセンター TEL 044-520-1511(平日10:00~18:00) サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp TOKYO SYMPHONYオンラインチケット https://tokyosymphony.jp |
― 記 ―
東京交響楽団&サントリーホール
こども定期演奏会
2026年シーズン <音楽の実験>
Tokyo Symphony Orchestra & Suntory Hall
Subscription Concert for Children 2026
【出演】4公演とも
東京交響楽団 Tokyo Symphony Orchestra
司会:坪井直樹(テレビ朝日アナウンサー) Naoki Tsuboi, MC
第97回「どこまで高く、どこまで低く」
【日時】2026年5月10日(日)11:00開演 (10:30開場)
【出演】
指揮:角田鋼亮 Kosuke Tsunoda, Conductor
ピッコロ:濱﨑麻里子* Mariko Hamasaki, Piccolo*
テューバ:近藤陽一** Yoichi Kondo, Tuba**
【曲目】
「こども定期演奏会2026」テーマ曲
ラフマニノフ(シュミッド 編曲):前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2「鐘」(管弦楽用編曲)
ボブ佐久間:『インストゥルメンタル・ブルース』
グローフェ:組曲『グランド・キャニオン』より「日没」
リーバーマン:ピッコロ協奏曲 作品50より 第3楽章*
ヴォーン・ウィリアムズ:バス・テューバ協奏曲 ヘ短調 より 第1楽章**
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98より 第3楽章
第98回「こんなに小さく、こんなに大きく」
【日時】2026年7月5日(日)11:00開演 (10:30開場)
【出演】
指揮:下野竜也 Tatsuya Shimono, Conductor
ピアノ:清水和音* Kazune Shimizu, Piano*
【曲目】
「こども定期演奏会2026」テーマ曲
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」より 第4楽章~第5楽章冒頭まで
サン゠サーンス:『動物の謝肉祭』より「亀」*
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18より 第1楽章*
ラヴェル:『ボレロ』
第99回「もっと美しく、もっと激しく」
【日時】2026年9月6日(日)11:00開演 (10:30開場)
【出演】
指揮:佐々木新平 Shimpei Sasaki, Conductor
こども奏者*
【曲目】
「こども定期演奏会2026」テーマ曲
プロコフィエフ:バレエ組曲『ロメオとジュリエット』第2番 作品64より 第1曲「モンタギュー家とキャピュレット家」*
グリーグ:2つの抒情的小品 作品68より 第2曲「ゆりかごの歌」(管弦楽用編曲)
ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』より「王女たちのロンド」「魔王カスチェイの凶悪な踊り」
武満 徹:『波の盆』
アンダーソン:セレナータ
ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』第2組曲より「粉屋の踊り」「終幕の踊り」
第100回「100回記念GALA~未来を作る君たちへ」
【日時】2026年12月6日(日)11:00開演 (10:30開場)
【出演】
指揮:原田慶太楼 Keitaro Harada, Conductor
ヴァイオリン:小林壱成* Issey Kobayashi, Violin*
ヴィオラ:田原綾子* Ayako Tahara, Viola*
チェロ:上野通明** Michiaki Ueno, Cello**
トランペット:児玉隼人*** Hayato Kodama, Trumpet***
【曲目】
「こども定期演奏会2026」テーマ曲
メンデルスゾーン:付随音楽『真夏の夜の夢』作品61より 第9曲「結婚行進曲」
コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』より 第2曲「ウィーンの音楽時計」、第6曲「皇帝と廷臣たちの入場」
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K. 364より 第3楽章*
ドヴォルジャーク:ロンド ト短調 作品94**
ベルステッド:『ナポリ』~ナポリ民謡による変奏曲(フニクリ・フニクラ)~***
エルガー:行進曲『威風堂々』第1番 ニ長調 作品39-1
【年間会員特典】年間会員券の購入者対象
■こども定期特派員【第98回 7月5日(日)】定員6名
プロの記者の指導のもとコンサート現場の様子を取材し、記事を書いてみよう。
■弦楽器体験【第98回 7月5日(日)】定員60名
東京交響楽団メンバーの指導でヴァイオリンとチェロに触れることができます。
■こどもレセプショニスト【第99回 9月6日(日)】定員10名
コンサートを支えるホールのレセプショニスト(案内人)のお仕事体験をしてみよう。
■指揮者・楽団員とお話ししよう!【第100回 12月6日(日)】定員80名
コンサートを終えた後の指揮者や楽団員とお話ししよう。質問も受け付けます。
【こども定期に参加しよう!】
■2026年シーズンのテーマ曲を作ろう!
(応募期間 2025年12月8日(月)~2026年1月25日(日)必着)
★いただいた応募作品の中から1曲をオーケストラ用に編曲して2026年のオープニング・テーマとして演奏します。
■一緒に演奏しよう!こども奏者【第99回 9月6日(日)】(応募詳細調整中)
★オーケストラのメンバーとして、東京交響楽団と一緒に演奏することができます。
上記の詳しい応募方法は「こども定期ネット」をご覧ください。https://www.codomoteiki.net/
【会場】サントリーホール 大ホール
【主催】公益財団法人東京交響楽団、サントリーホール
【後援】東京都教育委員会、港区教育委員会
【チケット料金】年間会員券14,000円(全席指定・全4回・同一席番/税込)、1回券4,000円(全席指定/税込)
※小学1年生から入場できます。
【チケット発売】
<年間会員券>
先行発売 2025年12月3日(水)10時~12月9日(火)
一般発売 2025年12月10日(水)10時~
<1回券>
先行発売 2026年2月17日(火)10時~2月23日(月・祝)
一般発売 2026年2月24日(火)10時~
※年間会員券の先行発売は「東響会員(サポート会員、TOKYO SYMPHONY VISAカード会員、定期会員)」「サントリーホール・メンバーズ・クラブ会員」「現こども定期演奏会年間会員」が対象で、サントリーホールチケットセンター、サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB、TOKYO SYMPHONY チケットセンター、TOKYO SYMPHONYオンラインチケットのみのお取り扱いとなります。
※先行期間中はサントリーホール窓口での販売はございません。
※TOKYO SYMPHONY オンラインチケットでの年間会員券の先行発売は12月5日(金)10時~、1回券の先行発売は2026年2月19日(木)10時~となります。
※1回券の先行発売は、各取り扱い先の会員登録が必要です。
※電子チケットの取扱いは1回券のみです。
【チケット取り扱い】
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
※メンバーズ・クラブは要事前登録(会費無料・WEB会員は即日入会可)
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00 休館日、年末年始を除く)
※1回券先行発売の電話受付は電話会員のみとなります。
サントリーホール窓口(10:00~18:00、18時以降開演の公演開催日のみ開演時刻まで営業、休館日を除く)
TOKYO SYMPHONY チケットセンター 044-520-1511(平日10:00~18:00)
TOKYO SYMPHONYオンラインチケット https://tokyosymphony.jp
チケットぴあ t.pia.jp
イープラス eplus.jp
※内容に変更が生じる場合がございますので、あらかじめご了承ください。最新情報は、こども定期ネットcodomoteiki.net/ 、サントリーホールホームページでお知らせします。suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。
【プロフィール】
第97回 5月10日(日)
■指揮:角田鋼亮 Kosuke Tsunoda, Conductor
東京藝術大学大学院指揮科修士課程ならびにベルリン音楽大学国家演奏家資格課程修了。2008年、第4回ドイツ全音楽大学指揮コンクール第2位入賞。ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ブランデンブルグ交響楽団、上海歌劇院管弦楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団など主要オーケストラと共演している。16年「第11回名古屋ペンクラブ音楽賞」、20年「令和元年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞」「名古屋市立文化振興事業団第36回芸術創造賞」を受賞。18年よりセントラル愛知交響楽団常任指揮者を務める。16~20年大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者、18~22年仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者を歴任するなど、いま日本で最も期待される指揮者の一人として各地にて活躍の場を拡げている。セントラル愛知交響楽団音楽監督を務めている。
■ピッコロ:濱﨑麻里子 Mariko Hamasaki, Piccolo
東京藝術大学音楽学部附属高校、同学部を経て同大学大学院修了。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞。第55回全日本学生音楽コンクール全国大会中学の部第1位、第57回同コンクール高校の部第1位。第2回日本ジュニア管打楽器コンクール<小・中学生コース>金賞。第6回神戸国際フルートコンクール奨励賞、第8回同コンクール第6位。第17回日本木管コンクール第1位、併せて兵庫県知事賞、朝日新聞社賞。第26回日本管打楽器コンクール第2位。第14回コンセール・マロニエ21木管楽器部門第1位。第79回日本音楽コンクール第2位。都村慶子、浅生典子、金昌国、高木綾子に師事。東京交響楽団フルート&ピッコロ奏者。洗足学園音楽大学非常勤講師。
■テューバ:近藤陽一 Yoichi Kondo, Tuba
千葉県出身。9歳からテューバを始める。国立音楽大学卒業、東京藝術大学大学院修了。第24回日本管打楽器コンクールテューバ部門第3位、第27回日本管打楽器コンクール入選、第12回コンセール・マロニエ21金管楽器部門第1位。これまでにテューバを稲川榮一、柏田良典に師事。大阪市音楽団、日本センチュリー交響楽団、東京佼成ウインドオーケストラを経て、東京交響楽団に入団。
第98回 7月5日(日)
■指揮:下野竜也 Tatsuya Shimono, Conductor
NHK交響楽団正指揮者、札幌交響楽団首席客演指揮者、広島ウインドオーケストラ音楽監督、広島交響楽団桂冠指揮者。鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール、01年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。国内主要オーケストラに定期的に招かれる一方、チェコ・フィル、バルセロナ響をはじめとした国際舞台でも活躍。オペラにおいても新国立劇場、二期会、日生劇場をはじめ注目の公演に招かれている。これまでに読売日本交響楽団正指揮者、同首席客演指揮者、京都市交響楽団常任首席客演指揮者、広島交響楽団音楽総監督を歴任。洗足学園音楽大学、東京藝術大学、東京音楽大学にて後進の指導にあたる。齋藤秀雄メモリアル基金賞、芸術選奨文部科学大臣賞、東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、有馬賞、広島市民賞、中国文化賞など受賞多数。
■ピアノ:清水和音 Kazune Shimizu, Piano
完璧なまでの高い技巧と美しい弱音、豊かな音楽性を兼ね備えたピアニスト。ジュネーヴ音楽院にて、ルイ・ヒルトブランに師事。1981年、弱冠20歳でロン⹀ティボー国際コンクール優勝、リサイタル賞受賞。以来、国内外の著名オーケストラや指揮者と共演。室内楽の分野でも共演者から厚い信頼を得ている。デビュー30周年の2011年には、ラフマニノフのピアノ協奏曲4曲とパガニーニの主題による狂詩曲を一挙演奏。14~18年には年2回のリサイタル・シリーズを開催。16年4月からは年6回の室内楽シリーズ「芸劇ブランチコンサート」を開始。デビュー40周年を迎えた21年には「清水和音ピアノの祭典」と題し、ソロから室内楽まで4時間を超えるプログラムで大きな存在感を示した。
第99回9月6日(日)
■指揮:佐々木新平 Shimpei Sasaki, Conductor
秋田県出身。東京学芸大学を経て桐朋学園大学にて指揮を専攻後、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を指揮してデビュー。その後ドイツミュンヘンへ留学し、ヨーロッパ各地でさらなる研鑽を積んだ。2015年ブザンソン国際指揮者コンクールでは本選最終の8人に選出されるなど入賞歴多数。15~19年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団アソシエイト・コンダクター。21年ヤマハ吹奏楽団常任指揮者を経て24年より名誉指揮者。同年11月東京吹奏楽団正指揮者に就任。現在オーケストラを中心に、吹奏楽、合唱、オペラ、バレエ等、あらゆるシーンで才能を発揮。国内外の主要楽団と共演を重ね、活動は多岐に渡る。人気実力ともに兼ね備えた、世代を代表する指揮者の一人として益々注目を浴びている。
第100回12月6日(日)
■指揮:原田慶太楼 Keitaro Harada, Conductor
東京交響楽団正指揮者、愛知室内オーケストラ首席客演指揮者兼アーティスティック・パートナー、アメリカではジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニック音楽・ 芸術監督であり、2025年7月からオハイオ州デイトン・フィルハーモニック管弦楽団音楽・芸術監督にも就任する、国際的に目覚しい活躍を続ける期待の俊英。オペラでもアリゾナ、ノースカロライナ、シンシナティ、ブルガリア国立歌劇場などを席巻。10年タングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、米国ショルティ財団のキャリア支援賞6度と、23年には日本人初となるトップのコンダクター賞、第29回渡邉曉雄音楽基金音楽賞、第20回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
kharada.com / @KHconductor
■ヴァイオリン:小林壱成 Issey Kobayashi, Violin
東京藝術大学、同大学院を卒業・修了し、ベルリン芸術大学大学院修士課程修了。渡独後、ミリラム・コンツェン、バイエルン放送交響楽団第1コンサートマスターのアントン・バラホフスキー、室内楽をアルテミス・カルテットに学ぶ。ソリストとして、東京交響楽団、読売日本交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)他と共演。国内外の音楽祭に出演に加え、室内楽や各楽団のゲストコンサートマスター、ジブリ作品やドラマ・アニメ作品の収録にも参加し、活動は多岐に渡る。国内外の指揮者、オーケストラ奏者からの信頼も厚く、コンサートマスターとして出演した東京交響楽団特別演奏会『エレクトラ(演奏会形式)』では、音楽の友誌「コンサート・ベストテン2023」にて第1位に選出された。銀座王子ホールのレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。東京交響楽団第1コンサートマスター。
■ヴィオラ:田原綾子 Ayako Tahara, Viola
第11回東京音楽コンクール、第9回ルーマニア国際音楽コンクール優勝。桐朋学園大学を卒業後、パリ・エコールノルマル音楽院、桐朋学園大学大学院、デトモルト音楽大学をそれぞれ最高得点で修了。これまでに藤原浜雄、岡田伸夫、ブルーノ・パスキエ、ファイト・ヘルテンシュタインに師事。国内外でリサイタルが定期的に行われており、ソリストとして読響、都響、東響、東京フィルなどと共演。室内楽奏者としても国内外の著名なアーティストと多数共演し、オーケストラの客演首席も務めるなど、活躍の幅を広げている。現代音楽にも意欲的に取り組み、新作委嘱や世界・日本初演も数多い。第23回ホテルオークラ音楽賞受賞。
■チェロ:上野通明 Michiaki Ueno, Cello
2021年ジュネーヴ国際音楽コンクールチェロ部門で日本人初の優勝。パラグアイで生まれ、幼少期をスペイン、バルセロナで過ごす。13歳で若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール日本人初の優勝など、数々の国際コンクールで受賞歴多数。録音は、『オリジン ~チェロ独奏のための邦人作品集』を含む2枚のアルバムをLa Dolce Voltaよりリリース。桐朋学園大学を経て、ピーター・ウィスペルウェイに招かれ19歳で渡独。エリザベート王妃音楽学校にてゲイリー・ホフマンに師事。使用楽器は1730年製 A. Stradivarius“Feuermann”(日本音楽財団)、弓はF. Tourte(住野泰士コレクション)をそれぞれ貸与されている。26年5月には、サントリーホールにて2回目の無伴奏リサイタルを予定している。
■トランペット:児玉隼人 Hayato Kodama, Trumpet
2009年、北海道釧路市生まれ。24年、日本管打楽器コンクールトランペット部門において、全部門での史上最年少で第1位、あわせて特別大賞・内閣総理大臣賞を受賞。25年、ウィーン国際音楽コンクール金賞、コダーイ国際音楽コンクール第5位を受賞するなど、数々のコンクールで入賞している。これまでに、NHK交響楽団、読売日本交響楽団など、国内の主要オーケストラと共演。「クラシック音楽館」「題名のない音楽会」「EIGHT-JAM」など、多くのテレビ番組に出演している。24~25年度ヤマハ音楽支援制度奨学生。第7回服部真二音楽賞Rising Starを受賞。25年2月に1stアルバム『Reverberate』をリリース。現在、カールスルーエ音楽大学のプレカレッジにて、ラインホルト・フリードリヒに師事。
hayatokodama.com
全公演
■東京交響楽団 Tokyo Symphony Orchestra
1946年東宝交響楽団として創立。文部大臣賞をはじめとした日本の主要な音楽賞の殆どを受賞。川崎市、新潟市と提携し、コンサートやアウトリーチを積極的に展開する他「こども定期演奏会」や「アジア・プロジェクト」等の多角的な活動も注目されている。新国立劇場のレギュラーオーケストラとして毎年オペラ・バレエ公演を担当。ウィーン楽友協会をはじめ海外公演も数多く行う。ITへの取組みも音楽界をリードしており、2020年ニコニコ生放送でライブ配信した無観客演奏会は約20万人が視聴、22年12月には史上最多45カメラによる《第九》公演を配信し注目を集めた。音楽監督ジョナサン・ノットとともに日本のオーケストラ界を牽引する存在として高く評価されており、音楽の友誌「コンサート・ベストテン」では22年に『サロメ』が第2位、23年には『エレクトラ』が第1位に選出された。24年12月の第3弾『ばらの騎士』も大絶賛を博した。26年4月より第4代音楽監督としてロレンツォ・ヴィオッティが就任予定。
■司会:坪井直樹(テレビ朝日アナウンサー)Naoki Tsuboi, MC (Announcer of TV Asahi)
1969年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。93年アナウンサーとしてテレビ朝日入社。報道番組を主に担当し、現在は「グッド!モーニング」(月~金)、「人生、歌がある」(BS朝日・土)司会。母親が小学校の音楽教師だった影響もあり、幼い頃にクラシック音楽が好きになり、高校・大学時代は慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラに所属しヴァイオリンを弾く。これまで全日本大学オーケストラコンクールや「徹子の部屋」コンサート、各ファミリーコンサートや音楽祭などの司会を数多く務める。
以上