

違う場所で会うとなんだか新鮮。
2023.7.31
- 昨日さ、いつもの床屋さんを街で見かけたんだけどさ。
- あの渋い感じの。
- 職人っぽい無口なおじさん。
- それがさ、めちゃくちゃ笑顔で。
- えーー、意外。
- お友達と凄い喋ってた。
- 実はおしゃべり。
- しかもさ、着てたTシャツが、ロックでかっこよくてさ
- 髪切りに行きたくなってきた。


熊本ファクトリップ 前回のおさらい。
前回は、業界初の本格的ハイブリッド工場〈サントリー九州熊本工場〉の工場見学の魅力をお伝えしました。
→前回の記事はこちらから

工場見学×観光のハイブリッドなトリップこそファクトリップ。今回は、熊本の続編、街に繰り出したファクトリップ記事をお届けします!
最高の一杯は、きっと街にもあるはず
前日の工場見学で、もう最高の一杯はいただいてしまった。しかし、きっと街にも最高の一杯はあるはず!そして、単純に、熊本をもっとエンジョイしたい!!

ということで、ファクトリップ2日目は街場の最高の一杯を求めて、熊本市内を観光します♪

路面電車、来たー!乗ってみたかったんです、熊本市電。

ビルが並ぶ街を、どこか懐かしい路面電車が走る風景って、素敵。
そんな路面電車で向かったのは・・・

はい、熊本ラーメン!
めちゃめちゃ美味しかったです。最高の一杯、もう見つけてしまったかもしれません。
あぁ、熊本だ。
ラーメンももちろんお目当てだったし、熊本が身体に染み入ったのですが。目指していたのは・・・




そう、熊本城!やはり熊本のシンボルを拝まないわけにはいきません。

戦国時代の名将、加藤清正が1607年に築いた熊本城。平成28年の熊本地震により甚大な被害を受けましたが、復興のシンボルとして修復工事が進められ、天守閣全体の復旧は完了。全面リニューアルした展示と、最上階からの眺めを楽しめます。

もちろん天守閣最上階まで登らせていただきました。正直、写真を撮るのを忘れるくらい階段がキツかったのですが、眺めはやはり圧巻。あぁ、熊本、美しい。

フォトスポットもばっちり。少しハードル高めの顔ハメもありました。(あれ、なんかいる。)
さぁ、準備は整った。
街ブラと天守閣アップダウンによって程よく疲れた身体。いい具合に乾いた喉。もう行くしかありません。

最後に向かったのは、「熊本を食べる!呑む!食と遊びのランドマーク」がキャッチフレーズの熊本屋台村。
熊本屋台村|公式サイト
https://kumamoto-yataimura.com/
※外部サイトに遷移します。

その名の通り、屋台が連なるエリアは、地元の人や観光客でわいわい賑わっていて、めちゃめちゃいい雰囲気。この路地、吸引力がハンパないです。

もう、歩いているだけで楽しい。おっ、ビアスタンド サンジ、いいなー。

※関係ないみたいです。

いろんなジャンルのお店が入ってるので迷ってしまいますが、サンジにも負けない笑顔の店員さんに誘われ、一軒目はここに決定!
熊本の鹿児島で乾杯!
お邪魔したのは、熊本にいながら“鹿児島の美味い”を丸ごと楽しめる「かごっま屋台 黒で乾杯」さん。
熊本屋台村|かごっま屋台 黒で乾杯
https://kumamoto-yataimura.com/shop/yPwyXZx3/
※外部サイトに遷移します。

なにはともあれ、とりあえずビールくださーい!

かんぱーい!

ぐびっと。

くぅーーーーーーーー!

からし蓮根からの

すき焼きからの

くぅーーーーー!
工場見学でいただいた一杯も、たしかに驚くほど美味しかった。でも、観光で疲れた身体で、この屋台村の雰囲気の中で、美味しい九州料理といただくザ・プレミアム・モルツ。こんなの、最高に決まってる。
ぶらり屋台村探訪。
美味しいなー。楽しいなー。もう1杯いっちゃおうかなー。でも、せっかくなので、屋台村をもっと探訪してみることにしました。

路地を少し進むと、何やら人溜まりが。

そこにあったのは、熊本の最南端「人吉球磨」で造られる本格焼酎、全27蔵元の銘柄を1杯100円から“ためし酒”できるスポット。

試飲カップを手に、自販機へ。100円を入れてポチッとボタンを押せば、程よい量の焼酎が楽しめます。

その場にいた皆さんと、かんぱーい!見知らぬ人との、フレンドリーなひととき。あぁ、屋台村、最高。
そして、お待ちかねタイムへ。

すっかり愛着の湧いた路地を、さらに奥へ。
店員さんもお客さんも、若者から先輩方まで、本当にいろんな個性が混ざって、楽しい村の空気をつくっている。いいなー、いいなー。ここ、いいなー。

そんなことを思いながら探訪していると・・・
あれ、あの笑顔、どこかで見たことあるような・・・

知り合い、いたっけ?熊本に?

おっ?

あっ!!

昨日の、サントリーの、工場の!
たしか、泉さん!

「こんばんわー!」と、屋台村のフレンドリーな空気もあいまって、つい声をかけてしまいました。
多少びっくりされましたが、どうやら泉さんも覚えてくれていたらしく。
席もちょうどよく空いていたので、するっとご一緒させていただくことに。再会を祝して、かんぱー・・・

「スコール!」
さすがの泉さん、サントリー流の乾杯だ!

泉さんもこの屋台村がお気に入りのようで、たまに来られるのだとか。

乾杯のあとは、この日の屋台村の同じ村民として、ただただ楽しい時間を過ごさせていただきました。(泉さんはどうやら猫好きらしいです)

その土地その土地で、素敵な出会いを楽しむ。この醍醐味は普通の旅でもファクトリップでも同じ。ただ、工場でこだわりを知ってから、街で再会するザ・プレミアム・モルツは、なんというか新鮮で、とても嬉しい美味しさでした。(まさか、最後に工場の人との嬉しい再会も待っているとは思いませんでしたが。)
これにて熊本ファクトリップ、おしまい!

工場で会う君と街で会う君とはまた別の素敵さ!