SMILECAFE

スマイルカフェ

初心者も楽しめるラグビーコラム

2017年2月22日

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『JAPAN RUGBY DREAM MATCH』

こんにちは!カメラマンの長尾亜紀です。
 
先週末、北九州で行われた「JAPAN RUGBY DREAM MATCHトップリーグオールスターFOR ALL チャリティーマッチ2017」。サンゴリアスからはサンウルブズとトップリーグオールスターズの両チームから、合わせて6名の選手たちが出場しました。今回のスマイルカフェでは、その日の様子をご紹介します。

この日の会場「ミクニワールドスタジアム北九州」はJR小倉駅から徒歩10分弱の場所にあり、アクセスは最高。ピッチとスタンドの距離も近くスタンドの傾斜も程良いので、観戦された方はとても臨場感を味わえたのではないでしょうか。実際にプレーをした小澤直輝選手は「お客さんがスタンドを埋めてくれている感じがすごくして、プレーしていて楽しかった。日本じゃないみたいでした」と話していましたよ。

スタジアムのコンコースからはフェリーターミナルが見えます。その向こうには工場群も。他に海も山も見えるスタジアムなんて、他にあまり無いのではないでしょうか。

バックスタンドのすぐ裏は海。試合中に一度だけキックしたボールがスタンドを越えて海へ・・・でも、そんな時のために船が待機していて、海に落ちたボールは無事に回収されたそうです(笑)。

試合前には様々なイベントが行われていました。ピッチでのラグビークリニックに参加していたのは竹下祥平選手。子どもたちと笑顔で走り回っていましたよ。

コンコースでは、各チームから集まったウエアーなどのガレージセールやトークショーも。ガレージセールの会場では各チームの主務の方々が、商品整理にお会計に大活躍。我らが野村直矢主務も頑張っていましたよ。トークショーに参加する前の竹下選手と2ショット。

いよいよ選手入場。いつもの公式戦と違って、ピッチに駆け出す石原慎太郎選手の表情も心なしか楽しそうです。

トップリーグオールスターズが着用したジャージの背番号は、選手が好きな番号をつけられる固有の背番号制が試験的に実施されました。いつもはポジションで背番号が決まっているため、なんだか不思議な光景でした。デレック・カーペンター選手の背番号は27番でしたよ。

試合は、サンウルブズのプレシーズンマッチということもあり、随所に激しいプレーが見られました。後半途中からピッチに立った小澤選手は「素晴らしいグラウンドで素晴らしいメンバーと試合をすることができ、とても嬉しく思います。火曜日に集合し土曜日に試合という短い期間でしたが、たくさんの選手とコミュニケーションを取ることが出来て、貴重な経験になりました。自分が感じたことを、また次のシーズンに活かしていきたいです。いよいよ今週末にスーパーラグビーが開幕するので、みんなでサンウルブズを応援しましょう!」と話してくれました。

試合が終わればまさにノーサイド。サンウルブズの中靍隆彰選手と笑顔で握手を交わす流大選手。
 
 
海沿いということもあり風は少し強かったのですが、お天気にも恵まれたこの日。スタジアムの環境や雰囲気そして試合の内容・・・どれをとっても素晴らしく、訪れた多くの人が笑顔になったのではないかと感じた、とても素敵な一日でした。
プレーをしていた選手たちからも、そんな表情が多く感じられました。こんなスタジアムが日本中にもっと増えたらいいのに・・・と心から思いました。
 
ということで、今週からはスーパーラグビーが始まります。
サンウルブズに参加する選手の他にも、レッズにはジョージ・スミス選手にツイヘンドリック選手がいますし、ハイランダーズにはジョー・ウィーラー選手も。国内シーズンはお休み中ですが、さらに楽しみは続きますね。

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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