2014年1月16日
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『ワイルドカードトーナメント、そして日本選手権へ』
こんにちは!カメラマンの長尾亜紀です。
2014-2015シーズンのトップリーグはセカンドステージを終え、サンゴリアスは残念ながらプレーオフトーナメント進出はなりませんでした。
トップリーグの優勝はなくなりましたが、まだ日本選手権がありますし、暗い話題ばかりではありません。
1月11日のトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦では、ルーキーの中村亮土選手が初スタメンを勝ち取りましたし、1月9日の三菱重工相模原ダイナボアーズとの練習試合では、夏からの長いリハビリを経て、池谷陽輔選手と竹本竜太郎選手が復帰を果たしました。
緊張するタイプではないという中村選手。試合前のウォーミングアップが終わってロッカーに戻る時も、リラックスした表情を見せていました。
「今までずっとリザーブでやってきていた分、試合の雰囲気は分かっていたんですけど・・・。スタメンで出してもらえる位の信頼を得られたことは嬉しいですが、ミスもいくつかあったので嬉しいことだけではなく、ここが良いスタートだと思って、また気を引き締められる機会になりましたね。」
セカンドステージ最終戦のこの試合は、勝ち点5を得ることが必須だったビッグゲームでしたが、
「結果って求められるものですが、最後についてくるものだと思うので、自分のやるべきことをやるだけだと思うんですよね。あまり結果に関しては気にすることなく、自分の全力を出すことだけに集中しました。
(今後は)まずはメンバーに入り続けること。それから自分のパフォーマンスを上げつつも、チームに貢献出来るようにすること。監督やコーチから求められることはシンプルなので、その一つのことを正確に全力でやること。そこはまだまだレベルアップして、試合をするにつれて成長していきたいと思います。」
8月のサニックスブルースとの練習試合以来だった竜太郎選手。
リハビリ中はトップリーグの多くの試合で積極的にゲームメンバーのサポートをしていました。
「やれることはやりたいと思ってサポートしていました。複雑な心境でしたけどね・・・。練習にも12月くらいまで参加できなかったので、復帰した時はみんなが温かく迎えてくれて、本当に今楽しいです。
まだ最大で6試合あるので、週末のNECとの練習試合で勢いをつけて、しっかりチャンスを掴めるようにチャレンジしていこうと思います。」
ちなみに話を聞いた日の夕食はすき焼き。すき焼きの作り方が地方で違うという話からいろいろ飛躍して、竜太郎選手が
「そういえば僕、大学時代に讃岐うどんを食べに四国まで自転車で行ったことあります」
びっくりしてさらに話を聞いてみると、慶應大学ラグビー部の同期3人で、引退してすぐに自転車で出かけたとのこと(3人のうち竜太郎選手以外の2人はなんとママチャリ!)
さすがに一気には行けないので、途中で慶應大学の後輩・仲宗根健太選手のおばあさまのお宅などにお邪魔したりしながら香川県まで向かったそうです。仲宗根選手は
「いきなり僕のおばあちゃんの家で食事している写メが送られてきて、びっくりしました。笑」
香川まで走破した後のママチャリは、ボロボロになってしまっていたそうです・・すごい武勇伝ですね。笑
トップリーグ開幕前、東芝ブレイブルーパスとのプレマッチ以来の試合だった池谷選手は
「いやぁ、長かったですね。復帰できると思って練習していたら、また怪我をしての繰り返しだったんで・・(復帰まで)ここまで長くかかったのは始めてです。
春と夏は調子が良くて、(春のトレーニングの)スタートは若手よりも遅かったですけど、自分で良い調整が出来たんで、調子良いと思っていた所でいきなり怪我をしちゃいました。
これまでの経験上、調子良いと思ったら怪我をしちゃうので、あまり調子が良くても良いって言わないようにしています。笑」
「久々に練習やゲームに出て、改めてラグビーって楽しいと思いましたね。外からみんなの練習を見ていると、やっぱりラグビーをやりたくなるんです。で、実際にやると楽しい!
今回のゲーム(前半の劣勢から、後半我慢しての逆転勝利)は自分自身の課題ももらえたし、若い選手のテーマもよく見えたと思います。
もうこれからは良い意味で切り替えられるので、より目標が明確になったと思うんですよね。一つに絞られて。もう負けられないので、それに向かってチームが一つになるだけです。
アンディも言っていましたが、チームを信じることが出来れば勝てる。一人でも信じられないやつがいれば、それは難しくなるので、一人一人がチームのために信じてやるだけです。」
チーム最年長の池谷選手の、本当に実感のこもった言葉の一つ一つに、とても重みがありました。
これから先は、ワイルドカードトーナメントに進むことになりますが、2連勝すれば日本選手権出場権を得ることができます。
日本選手権で優勝するためには、ワイルドカード1回戦から数えて6週連続でハードな試合を勝ち抜かなければなりません。そして、1つも負けられないという、本当に厳しい戦いになります。
ファンの皆さまのサンゴリアスを信じる力が、きっとチームにとっても大きな後押しになります。
これまで以上の温かいご声援を、よろしくお願いいたします!