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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2017年10月13日

ジャパンラグビートップリーグ2017-2018第8節 vsトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の見どころ!

いつもサンゴリアスへの暖かいご声援ありがとうございます。

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開幕7連勝を収めた第7節の宗像サニックスブルース戦。試合開始前まで降っていた雨の影響でスリッピーなグラウンドコンディションの中始まったこの試合。序盤からボールをつないでアタックするサントリーでしたが、ハンドリングエラーなどが目立ち、思うようにスコアをあげていくことが出来ないフラストレーションの溜まるゲーム展開となりました。しかしながらディフェンスでは相手をシャットダウンするなど良い面も見られ、最終的には45-0で勝利を収めました。

この試合、復帰後2戦連続のスタメン出場となった飯野晃司。攻守にわたってブレイクダウンに顔を出し、ワークレートの高さでチームの勝利に貢献する活躍を見せました。また、この試合でトップリーグ通算100キャップ出場となった真壁伸弥も、途中交替するまで身体を張り続けるプレーで勝利に貢献。自身の100キャップ出場記念試合を勝利で飾ることが出来ました。

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MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いた松井千士もキックオフ48時間前のメンバー発表時点ではメンバー登録から外れましたが、急遽リザーブ登録となると、途中出場のチャンスをつかみ、後半の要所で2トライをマークしチームの勝利に貢献。自身初のMOMに輝きました。

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■ジャパンラグビートップリーグ2017-2018 第8節
 「サントリーサンゴリアスvsトヨタ自動車ヴェルブリッツ」
試合登録メンバー23名が発表されました。

 ・試合登録メンバー

今週末のゲームは同じレッドカンファレンスのトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦します。第7節終了時点でレッドカンファレンスの順位は勝ち点34で首位のサントリーに対し、2位(勝ち点28)神戸製鋼、3位(勝ち点23)トヨタ自動車、4位(勝ち点18)リコー。上位2チームが進出する日本選手権大会を兼ねた上位トーナメントに進出するためにも、今週のゲームは同カンファレンス上位チームとの直接対決とあり、絶対に負けられない試合となります。

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ここまで5勝2敗で3位のトヨタ自動車。ブレイクダウンやセットプレーの局面での「重さ」を武器に、激しいプレーでゲインしてくるスタイルが特長のチーム。そういった相手が得意とするプレーを許すと、自陣に追い込まれ苦しい試合展開に持ち込まれる可能性があります。サントリーとしては、セットプレーやブレイクダウンで常に圧力をかけ、相手に意図するプレーをさせず、アタックではボールを大きく動かしサントリーのゲームインテンシティーでゲームをコントロール出来るかがポイントになりそうです。

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トヨタ自動車の重量級フォワードに対し、サントリーのフロントローはPR#1石原慎太郎、HO#2中村駿太、PR#3須藤元樹が対峙。ロックはLO#4ジョー・ウィーラーと、ここまで7戦中6戦で先発出場の真壁伸弥に代わってLO#5ジョーダン・スマイラーが先発。バックローはFL#6ツイヘンドリック、FL#7西川征克、NO.8ジョージ・スミスとなりました。フォワードのワークレート、ブレイクダウンでの攻防が試合の流れを大きく左右する試合展開が予想されます。

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ハーフバックスはSH#9流大、SO#10小野晃征のコンビが先発、リザーブSH#21日和佐篤の組み合わせとなりました。ゲームの流れを読みながら、どう試合をコントロールするか、勝負どころの見極めや1プレー1プレーの的確な判断が求められます。

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バックスリーではマット・ギタウに代わって先週はアウトサイドセンターで先発したCTB#12中村亮土がインサイドセンターで先発。アウトサイドにはCTB#13村田大志が戻ってきました。リザーブのRE#22デレック・カーペンターを含め、パワフルなトヨタ自動車に対し、攻守の両局面で力強いプレーで対抗できるかがポイントになってきます。

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ウイングにはWTB#14松井千士が先発出場。前節急遽リザーブから出場ながらMOM獲得の活躍でこの大一番で先発に抜擢されました。持ち味のスピードあるプレーに力強さが徐々に加わり成長の加速度を増しているルーキー。今週も得意とするランニングプレーやディフェンスで身体を張るプレーでチームの勝利に貢献する活躍が求められます。大型の外国人選手を多く並べるトヨタ自動車バックスに対し、サントリーバックスは先発全員が日本人選手と言うこともあり、密なコミュニケーションをとって連動したアタック、ディフェンスでトヨタ自動車に対抗したいところです。


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ベテラン勢はHO#16青木佑輔、プロップPR#18畠山健介がリザーブに登録。運動量の落ちてくる後半から出場機会がめぐってくれば、チームにエナジーを与える活躍が期待されます。これまで2戦連続スタメンで良いプレーを見せていたルーキーRE#19飯野晃司も3週連続のメンバー入り。今週はリザーブでの登録となりました。同じくルーキーのRE#20桶谷宗汰も第5節以来のメンバー入り。重量級フォワード擁するトヨタ自動車に対し、真っ向勝負で身体を張るプレーを見せてほしいところです。

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そして、ベテランRE#23長友泰憲が今シーズン初のメンバー入りとなりました。若手ウイングの活躍を外から見る期間が続きましたが、いよいよ今シーズンデザインを一新した新しいファーストジャージに袖を通す時がやってきました。ゲーム終盤、拮抗した試合展開となっていれば、要所でビックタックルを見せるなど攻守で貢献するプレーを見せてくれることと思います。

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ウインドウマンスまで残り2試合。来週のパナソニックへのチャレンジを前に、まずは1つ目の大きなチャレンジとなります。しっかりとサントリーが意図するゲーム展開、ゲームテンポに持ち込み、良い試合内容で勝利を掴み、来週のビッグゲームを良い状態で迎えられるよう、チーム一丸となって勝利を掴み取りたいと思います。ご声援よろしくお願い致します。

■ジャパンラグビートップリーグ2017-2018 第8節

サントリーサンゴリス vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ
2017年10月15日(日) 14:00キックオフ
京都府・西京極総合運動公園陸上競技場
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