CLUB HOUSE

クラブハウス

サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2016年12月15日

ジャパンラグビートップリーグ 第12節 vsトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の見どころ!

いつもサンゴリアスへの温かいご声援ありがとうございます。
 

 
ウインドウマンス明け2戦目となった先週の第11節もコカ・コーラレッドスパークスに勝利し、開幕から負けなしの11連勝中のサンゴリアス。しかし、依然として同じく全勝中の首位ヤマハ発動機(勝ち点53)を勝ち点1差で追いかける2位の位置は変わらず、負けられない戦いが続きます。リーグ戦残り4試合、年内は残り2試合とシーズン佳境に入る中、今週末は第12節、アウェーの豊田スタジアムにて、現在5位のトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦します。
 

 
■第11節終了時点ランキング
1位:ヤマハ発動機 (11勝0敗)勝ち点53
2位:サントリー (11勝0敗)勝ち点52
3位:パナソニック (9勝2敗)勝ち点43
4位:神戸製鋼 (9勝2敗)勝ち点42
5位:トヨタ自動車 (7勝4敗)勝ち点34
6位:NTTコム (6勝5敗)勝ち点26
7位:サニックス (6勝5敗)勝ち点25
8位:リコー (5勝6敗)勝ち点25
9位:東芝 (4勝7敗)勝ち点23
10位:キヤノン (4勝7敗)勝ち点20
11位:NEC (4勝1分6敗)勝ち点20
12位:クボタ (4勝1分6敗)勝ち点19
13位:近鉄 (2勝9敗)勝ち点14
14位:コカ・コーラ (2勝9敗)勝ち点12
15位:豊田自動織機 (2勝9敗)勝ち点10
16位:ホンダ (1勝10敗)勝ち点6

 
 
先週行われた第11節。サンゴリアスにとっては今シーズンのトップリーグでの最後の秩父宮でのゲームとなったこの試合。キックオフの瞬間からサンゴリアスはアタックを仕掛け、開始早々敵陣中央で村田大志がラインブレイクし、そのままインゴールにグラウンディング。幸先の良いスタートでその後のトライラッシュが期待されましたが、ゴールキックを蹴る前にトライ前のシーンがTMOにかかり、審議の結果オブストラクションが認められノートライの判定。ゲームは仕切りなおしとなりました。
 

不運な立ち上がりにリズムを失ったサンゴリアスは、その後自陣でのディフェンスの時間帯が続き、我慢強くディフェンスをしますが、左サイドを破られ先制トライを奪われると、同じようなシチュエーションで再び左サイドを破られ0-12とリードを拡げられます。このままズルズルといきたくないサントリーは相手ゴールキックの間に円陣でチームとしてフォーカスすることを再確認。気持ちを切り替えて、再びキックオフからアタックを仕掛けます。

先制パンチを喰らいようやく目を覚ましたサンゴリアスは22分。敵陣ゴール前のラインアウトからフォワードが一体となってモールを押し込みトライを奪うと、25分に村田大志、34分に小野晃征がトライし逆転。さらに40分には敵陣ゴール前スクラムを押し込むとコカ・コーラにペナルティーがあり認定トライ。26-12のリードでハーフタイムを迎えました。

後半に入っても試合の主導権はサントリーが握りつづけ4トライを奪取。守っては相手にスコアを与えることなくリードを拡げ、48-12でノーサイド。ボーナスポイントを獲得し、勝ち点52に伸ばしました。首位のヤマハ発動機も勝利とともにボーナスポイントを獲得したため勝ち点差は縮まらずサンゴリアスは2位のまま。来週12月24日、第13節でのヤマハとの直接対決に向けて、今週も勝ち点5の獲得が必須となります。
 

依然負けられない状況が続く中で迎える今週末の一戦。ジャパンラグビートップリーグ2016-2017第12節のサンゴリアスの登録メンバー23名が発表されました。
 
 
フロントローの先発はPR#1石原慎太郎、HO#2青木佑輔、PR#3畠山健介。リザーブにHO#16中村駿太、PR#17森川由起乙、PR18須藤元樹となりました。身体の大きな選手が多くいるトヨタ自動車相手に、まずはスクラムでどこまで優位に立てるか、ファーストスクラムからお互いの駆け引きがゲームの流れを左右するかもしれません。フォワード一丸となってスクラムにこだわる姿勢を見せてもらいたいところです。

ロック陣の先発は変更なくLO#4ジョー・ウィーラーとLO#5真壁伸弥のコンビ。バックローもFL#6ツイヘンドリック、FL#7ジョージ・スミス、NO.8竹本隼太郎と前節と同じ布陣となります。スクラム同様にラインアウトからのアタックでテンポを生み出すとともに、フィジカルなプレーが強いトヨタ自動車フォワード陣に対し、フィジカルな部分で負けないプレーが求められます。リザーブにはLO#19篠塚公史とFL/No.8#20小澤直輝がラインアップ。前節途中出場ながら、身体を張って前に出続けるプレーを見せた小澤直輝はインパクトプレーヤーとして注目です。出場機会がめぐってくれば、身体を張ってチームに貢献してくれることと思います。

 
ハーフバックスは今週もSH#9流大、SO#10小野晃征のコンビが先発。リザーブにSH#21日和佐篤が待ち構える布陣です。シーズン終盤に入り残り4試合、強豪相手の試合が続きます。1つ1つ勝ち星を重ねながらも、1試合1試合レベルアップを続け、最終的にシーズンタイトルを掴み獲る上でも、ハーフ団の彼らの活躍は必要不可欠です。

スリークウォーターバックスはWTB#11江見翔太、CTB#12中村亮土、CTB#13ナイジェル・アーウォン、WTB#中靍隆彰、FB#15松島幸太朗が先発。リザーブにCTB#22スティーブン・ドナルド、FB#23村田大志がメンバー入りとなりました。先発はリーグ前半戦で定着しつつあった布陣を敷く中、前節が今シーズン初出場となったスティーブン・ドナルドと村田大志がリザーブで登録。今回メンバー登録から外れた選手も含め、ポジション争いが熾烈なバックス陣の代表として、チームの責任を背負ってプレーしてくれることと思います。

フィジカルで大きな選手の多いトヨタ自動車を相手に、サンゴリアスのラグビーを思う存分発揮し、必ず12勝目を掴まなければなりません。この試合も選手1人1人が身体を張ってチームの代表として戦います。アウェーでのゲームとなりますが、ぜひ多くの皆様にご来場頂き、大きな声援でチームの背中を押していただくよう宜しくお願いします!
 
 

 
■ジャパンラグビートップリーグ2016-2017 第12節
トヨタ自動車ヴェルブリッツ vs サントリーサンゴリアス
2016年12月17日(土) 14:00キックオフ
愛知県・豊田スタジアム
 
※サンゴリアスのファンサービス情報はこちら

一覧へ