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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2008年1月22日

「少年サンゴリアス」 Vol.2 小野澤 宏時
『やる時はやってやる』

少年サンゴリアス 小野澤宏時写真1

うち、かあちゃんが恐かったんです。塾とか、凄く多かったし、習い事も多かった。そういう中で、僕はあまり目立たず生きて来ましたけれど(笑)。 通っていたのは水泳、習字、エレクトーン、それと塾。

僕は人見知りが強くて、そこが社会に馴染めないところだと思うんですが(笑)。それはともかくとしてとにかく塾は、住んでいたところが凄い田舎だったので、冬休みを利用して冬期講習を受けに静岡市内の塾に行きました。

人見知りの僕は、その新しい環境が嫌でした。静岡までは新幹線1駅分、40km以上あります。うちのかあちゃんからすれば、それだけ離れているから置いてきてしまえばお金も持っていないし、帰る術もないだろうと考えていたと思います。だからとにかく送って行って、終わった頃に迎えに来てあげればいいだろう、ぐらいに考えていたと思います。

ところが僕はとにかく本当に嫌で、国道1号線を西に向かって歩き出したんです(笑)。2時間ぐらい歩いたのかなぁ?藤枝市に入るという辺りまで歩いた時に、うちのかあちゃんが車で国道1号線沿いに迎えに来たんですね。

その日は「そんなに嫌だったら、歩いて帰りなさい!」と言って車から僕を降ろしていったので、僕は「じゃあ帰るよ!」って思って歩いて帰りだしたんです。だからかあちゃんも「もしかしたら」と考えていたのだと思います。

かあちゃんは実際にそれをやったらもう怒らずに、「あぁ、そんなに嫌なんだ」という僕の強い意思表示を受け入れてくれました。そして僕は「やる時はやってやるよ」っていうメッセージを残せたので、次の日から逆にしっかり塾に行ったんですよ(笑)。

小学校5年か6年の頃だったと思います。そこで得た教訓の様なものはありませんが、言いたかったことは「最後は自分が決める」ということでしょうか。それは今も変わりません。

少年サンゴリアス 小野澤宏時写真2 少年サンゴリアス 小野澤宏時写真3

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