昨日のストレート勝ちの勢いのまま、連勝を伸ばしたいサンバーズは1戦目とスタメンを変えて2戦目を迎えた。

第１セット、スタメンはオポジットにムセルスキー、セッターは関田、アウトサイドヒッターに藍と前日からクリュカに変えてアライン、ミドルブロッカーには小野寺と鬼木、そしてリベロの小川でスタート。序盤は関田と小野寺のコンビがうまくクイックを繋いながら得点を重ね、その後は藍にボールを集め9-5とリードを広げる。中盤以降はアライン・藍を中心に攻撃を仕掛けて、鬼木のブロック17-9でヴォレアスが2度目のタイムアウト。しかしその後も流れを渡すことなく、ブレイクも最後は鬼木のクイックで25-16とし第1セットを先取した。

第２セットの序盤はアラインの好サーブから3連続ブレイクなどで9-4とリードを広げるものの、中盤は相手に2本のサービスエースを与え10-8と追い上げられ、その後もディマが連続でブロックに捕まり15-14となったところでサンバーズがタイムアウト。両チームサイドアウトを取り合い、こう着状態が続くもディマの連続のサービスエースで連続ブレイクし21-18と優位な試合運びに持っていく。23-21となったところでリリーフサーバーの塁の好サーブでリードを広げ、最後はディマのスパイクでセット連取。セットカウント2-0でハーフタイムに入る。

第３セットの序盤は藍の2本のブロックと小野寺のサーブでブレイクを重ね6-3とリードし、ヴォレアスのタイムアウト。しかし中盤で追い上げされ、13-11から連続ブレイクで13-14と逆転を許し、サンバーズのタイムアウト。落ち着きを取り戻したサンバーズは、関田の好サーブから藍・ディマのスパイクがよく決まり、ディマに連続でボールを集め19-17とリードを奪い返す。その後はアラインのサーブ・小野寺のブロックで更に連続ブレイクし23-18。最後はしっかり寄り切り25-20で３セット連取。昨日に引き続きセットカウント3-0のストレート勝利となった。

この日のPOMは髙橋藍。『北海道は外は寒いですが、会場内のお客さんは非常に熱くて、アウェイですがいい雰囲気でバレーボールができました。SVリーグ連覇に向かって連勝を伸ばしていきたい』と暖かく迎えていたファンへの感謝と今後の意気込みを話した。