最高気温3度、最低気温マイナス2度の旭川。
駅前はヴォレアスとイルミネーションに染まる中でのアウェイゲーム。

第１セットのスタートは、オポジットにムセルスキー、セッター関田、アウトサイドヒッターに藍とクリュカ、ミドルブロッカーに小野寺と鬼木、そしてリベロに小川。ここ最近はスタメンが固まってきている。序盤はクリュカ・ディマ中心にサイドアウトを奪取し5-5。その後は関田のサービスエースを含む3連続ブレイク獲得し、相手を突き放す。中盤も小野寺のブロック・クイックでリズムを作り得点を重ね、鬼木・ディマのスパイクで常に試合を優位に進める。ヴォレアスもタイムアウトをとり、リズムを取り戻そうとするが、ディマの好サーブから小野寺・クリュカのスパイクで連続ブレイク。さらに終盤は藍のスパイクで23-17とリードを広げ、最後は相手のサーブミス25-18で第１セットを先取。

第２セットの序盤は相手のブロック・サーブに苦しみ1-5とリードをされサンバーズがタイムアウト。その後は小野寺のブロック・クリュカのサーブで追い上げ6-7となったところでヴォレアスのタイムアウト。その後さらに藍・クリュカのスパイクで連続ブレイク。10-9と逆転。さらにも藍のバックアタックを効果的に使い14-12。ディマのサービスエースから連続ブレイク。リズムを戻したサンバーズは小野寺・藍のスパイクで点差を広げるが、ヴォレアスが終盤に２本のサービスエースを与え21-20と追い上げられるも、リリーフサーバーで入った髙橋塁のサービスエースからの、連続ブレイク獲得で24-20、最後は相手のスパイクをクリュカがブロックで止めて2セットを連取した。

セットカウント2-0で第３セット。序盤は相手のブロックに連続で捕まりリードを許す展開。小野寺・関田・藍3本のブロックで下がれを引き戻すと、、鬼木のクイックも決まり逆転。藍・ディマ・クリュカのスパイクでリードをキープ。中盤、クリュカの好サーブが続き3連続ブレイク獲得で相手を突き放し17-12。一度奪った流れは離さず、最後はクリュカのスパイクが決まり25-21、セットカウント3-0で勝利となり、8連勝となった。

POMにはアタック決定率80%、ブロック3本、サービスエース1本の小野寺が選ばれ、『北海道の皆さんはとても暖かい。自分の調子も良くてよかった。明日も油断せずに連勝を伸ばしたい』と話した。オリビエHCは試合後の会見で、『試合が進む中、相手チームではなく、自分たちのメンタルをしっかり持って試合に入るようにと伝えた』と語った。チーム状況は非常に明るく、いい雰囲気だ。明日も勝って連勝を伸ばし、北の大地からホームの大阪に帰る。