大同生命SV. LEAGUE 2025年10月24日（第１節GAME１）

2連覇（前身のVリーグからは3連覇）を目指す船出は、今年の4月に開業したばかりのGLION ARENA KOBEでアウェー、大阪ブルテオン戦。

緒戦のスターティングメンバーはオポジットにムセルスキー、セッター関田、アウトサイドヒッターは髙橋藍・アライン、ミドルブロッカーに小野寺・柏田、そしてリベロは小川でスタート。

第１セットの序盤は柏田の2本のブロックで勢いに乗り4-3、しかしサーブミスでリズムに乗れずサイドアウトを奪えずに7-10でリードを与える。さらに中盤は、相手に１ブレイク与え11-15でとリードを許し、1回目のタイムアウト。しかしタイムアウト後は髙橋藍・ムセルスキーのスパイクで3ブレイク獲得し16-16の同点と流れを引き寄せる。そして追いついてからはセッターの関田が柏田・小野寺のクイックを上手く使うと、甲斐の好サーブからもブレイクを奪い、一進一退の攻防もセット終盤は押し切り25-23で第１セットを先取。

第2セットは、第１セットを先取した勢いに乗りたいところだったが、大阪ブルテオンのサーブに崩され2-4とリードを許す展開に。その後も相手の好ディフェンスからブレイクを与え5-9でサンバーズがタイムアウトを取り、立て直しを図る。そしてタイムアウト後、髙橋藍・ムセルスキーを中心にサイドアウトを確実に取り11-14、さらに連続でブレイク。13-15と追い上げて相手のタイムアウト。中盤以降は互いにクイックを多用しサイドアウト16-19、その後は小野寺のブロックでブレイクし19-21で2点差に迫ったものの、21-25で第２セットは落とし、セットカウント1-1で第3セットへ。

第３セットはアライン・ムセルスキーを中心に攻撃するも7-9と追い上げる展開に。途中、ミドルブロッカーを柏田から鬼木に交代。その鬼木の好ディグからムセルスキーが決め11-12となったところでブルテオンのタイムアウト。双方ともに点を取りあい、16-17でブルテオンが2回目のタイムアウト。髙橋藍のサーブで追い付き20-20、さらに相手スパイクミスで逆転し23-22。その後24-24からミスが出て、24-26と連続得点を許しセットカウント1-2とリードを奪われる。

第４セットは髙橋藍とムセルスキーを中心にサイドアウトを取り合うも、連続ブレイクを許し6-9、サンバーズが1回目のタイムアウト。中盤、アラインに代えてクリュカを投入し流れを変え、さらに小野寺のクイックを連続で使い11-14と追い上げる。以降はクリュカとムセルスキーのスパイクで応酬も点差は縮まらず15-19から17-21。終盤は粘りを見せ髙橋藍・ムセルスキーのスパイクで追い上げ20-23と点差を縮めるも20-25。セットカウント1-3で開幕戦は白星とならなかった。

試合後の会見では、髙橋藍・関田は何度も『今後の課題と伸び代』を口にした。ここからどんなチームになっていくのか成長の期待が高まる開幕戦となった。