AVC MEN'S CHAMPIONS LEAGUE JAPAN 2025 準々決勝 5/15(木)
- 開催日時
- 2025年5月15日(木) 19:05
- 会場
- 島津アリーナ京都
3
- 27-25
- 25-20
- 25-9
WIN
0
試合経過

アジアチャンピオンズリーグ・準々決勝、プールAを1位通過したサンバーズは、プールD2位のバーレーン代表ムハッラク・クラブと対戦した。
第1セット序盤は先行されるが、大宅の好守備で粘り、髙橋藍のブロックでラリーを制し6-5と逆転。ムセルスキーのスパイクや髙橋藍のパイプ攻撃、小野寺のクイックなどでサイドアウトを重ねていく。中盤には、今大会特に効果を発揮している髙橋藍のショートサーブでエースを奪い16-12とリードした。しかし終盤、ムハッラクのサーブに崩されたり、ブロックに捕まり追いつかれる。
大宅や髙橋藍、喜入が再三ボールに食らいついて繋ぐが、ブレイクできず、デュースに。それでも小野寺のクイックでサイドアウトを重ねると、最後は小野寺が鋭いサーブで崩し、髙橋藍がブロックアウトを奪って27-25で競り合いを制した。
第2セットは佐藤のクイックや髙橋藍、シリフカのパイプ攻撃で得点を重ねてリード。大宅のサーブで揺さぶり、佐藤のクイックで切り返したり、ムセルスキーのブロック、スパイクでブレイクし12-7と引き離した。終盤相手のサーブに押されて追い上げられるが、シリフカの好守備をムセルスキーが得点に繋げ23-19と再び点差を広げる。最後はシリフカのブロックで締め、セットを連取した。
第1セットはなかなか相手の攻撃を阻むことができずサイドアウトを重ねられたが、第2セットから徐々にブロックディフェンスが機能し始め、サンバーズの展開に。
小野寺は「最初はいいサーブを打ってもなかなかブロックやディフェンスに繋がらなかったんですが、2セット目からは(スタートのローテーションを回したことで)当たりも変わったので、一旦切り替えて。大宅のブロックの前から攻められていたのはデータに出ていたので、そこを重点的に守っていきました」と振り返る。
第3セットはさらにサーブとブロックがハマった。大宅のサーブで崩し、ムセルスキー、髙橋藍の連続ブロック、髙橋藍の巧みなフェイントで4-0と好スタートを切ると、小野寺のブロックやムセルスキーのサービスエースなどで11-3と一気に引き離した。攻め手を緩めることなく小野寺も鋭いサーブでエースを奪い14-5と大差をつける。髙橋藍が躍動感あふれるパイプ攻撃を立て続けに打ち込み、流れを渡さない。終盤コートに入った甲斐も勢いよくスパイクを決めて締め25-9と圧倒。セットカウント3-0で勝利し、準決勝進出を決めた。
「1、2セット目は内容があまりよくなかったんですけど、それでも最低限のレベルは崩さずにできたと思うし、3セット目はサーブが機能し始めた。3セット目のような展開を、準決勝では1セット目から作れれば」と小野寺。
小野寺自身も今大会はサーブが好調。ここまでの3試合で4本のエースを奪ったほか、第1セットのデュースを制する起点となるなど、多くのブレイクに繋げている。サーブが好調な理由をこう明かした。
「今まではどうしてもミスをイメージしすぎていた。『ミスしてしまったら......』というネガティブなイメージが強かったので、改善していかないとなと思っていました。でも今大会に関しては、そうやって迷ってる場合じゃないというか。大宅(真樹)とかは今大会で退団するということで、最後だなという思いがあるので、やっぱり試合を楽しむことがベースになっていて、ミスにあまりとらわれなくなったことが、いい結果につながっているのかなと思います。僕が移籍してきた理由は、大宅と一緒にやるためと言っても過言じゃないので、その選手がいなくなってしまうのは寂しいですけど、プロの世界ではこういうことはもちろんあると思う。まずは今この大会を、このメンバーでできることを楽しみたいというのがあります」
アジアの頂点を目指しながら、1人1人、思いを胸に秘めながら戦っている。
今大会限りで退団するシリフカも同じだ。
「本当にサンバーズに来てよかったと感じています。パリ五輪後の怪我からのリカバリーをサポートしてくれたチームに非常に感謝していますし、サンバーズをホームのように感じていました。日本で、これまでとは違うスタイルのバレーを経験し、特にディフェンスやパス(サーブレシーブ)のスキルが高いので学ぶことが多かった。スピードがあり、技術の高い選手が多いので、慣れるまで少し時間がかかりましたが、結果的にSVリーグで優勝できてよかった。 このチームの選手たちがすごく好きだし、自分の他にも今季で契約が終わる選手がいるので、そういうことも含めて、残りの時間をしっかり楽しみながらみんなとプレーしたい。今大会でも優勝し、三冠で終えることを目指します」
決勝進出をかけて、準決勝で対戦するカタール代表のアル・ラーヤンは、今季SVリーグのウルフドッグス名古屋でプレーしたニミル・アブデルアジズやティネ・ウルナウト、さらに、規格外の身体能力を持ちイタリア・セリエAでベストスコアラーとベストスパイカーに輝いたマリ出身のノーモリー・ケイタを補強した非常に危険なチームだ。
イタリアでケイタと対戦した経験がある髙橋藍は、「非常によく跳ぶし、能力が高い選手。高さの部分で本当にトップレベルだと思いますし、ケイタ選手が乗ってくるとチームも乗る。そういう力を持っている選手」と警戒する。
準決勝に勝てば、世界クラブ選手権(今年12月開催予定)の出場権を獲得できる重要な試合。サンバーズの集大成を、ここにぶつける。








