試合日程・結果

GAME

AVC MEN'S CHAMPIONS LEAGUE JAPAN 2025 グループステージ 5/13(火)

開催日時
2025年5月13日(火) 19:05
会場
パナソニックアリーナ
サントリーサンバーズ大阪
サントリーサンバーズ大阪

3

  • 25-14
  • 25-16
  • 25-19

WIN

0

アクトべ

リザーブメンバー

試合経過

 アジアチャンピオンズリーグ・グループステージ第2戦、日本代表として出場しているサンバーズは、カザフスタン代表のアクトべと対戦した。

 第1セットは出だしからサンバーズのサーブとブロックディフェンスがはまる。大宅がサーブで揺さぶり、ムセルスキーのブロックで仕留めたり、大宅、喜入の好守備で粘り、ムセルスキーや髙橋藍が得点に繋げ4-0とスタートダッシュに成功した。ムセルスキーがブロックの上から豪快なスパイクを打ち込んで相手を圧倒し、大宅はクイックやパイプ攻撃を巧みに絡めてリズムを作る。髙橋藍がブロック、スパイクで得点を重ね点差を広げると、終盤はアラインが強烈なサーブで崩して連続ブレイクに繋げ22-12と大差をつける。最後は小野寺のサービスエースで締め、セットを先取した。

 アクトべは控えメンバーをスタメンに揃える予想外の展開だったが、それでもデータのない選手のスパイクをサンバーズはきっちりと拾ってブレイクに繋げた。リベロの喜入は守備が機能した理由を、「相手選手のデータがないからこそ、ブロッカーといつも以上にコミュニケーションを取り、『こう動くから、ここ頼むよ』といった会話をコート内で活発にできていたのがよかった」と振り返る。

 第2セットはアクトべがベストメンバーを揃えてきたが、サンバーズは流れを渡さない。髙橋藍のサーブで揺さぶり、ムセルスキーがブレイクに繋げたり、佐藤のサービスエースで4-2と先行。相手の高いブロックとディグから切り返され追い上げられるが、SVリーグのセミファイナル以降、何かを起こす佐藤のサーブで崩し、佐藤の守備を髙橋藍が正確に繋ぎ、ムセルスキーが得点に繋げて再び点差を広げる。終盤もムセルスキーやアラインのサーブで圧倒し、小野寺のブロックで仕留めたり、髙橋藍の好守備からアラインのパイプ攻撃などでブレイクし、このセットも大差をつけて奪った。

 第3セットは髙橋藍に代わり、シリフカがコートへ。序盤は先行されるが、アラインが緩急をつけたサーブで連続エースを奪い8-6とリード。佐藤が相手のクイックを、シリフカが相手のライト攻撃を連続でブロックし13-8と引き離す。中盤もシリフカのサーブで揺さぶり、ムセルスキーのブロックやアラインのスパイクなどでブレイクを重ね17-9と大きくリード。相手のサービスエースなどで追い上げられるが、シリフカの豪快なサービスエースでマッチポイントを握り、最後は佐藤の強烈なCクイックで締めてゲームセット。

 サンバーズはグループステージで1セットも落とすことなく2連勝し、プールAの1位で準々決勝に進出した。

 この日もまずサーブで主導権を握り、堅いブロック&ディグからブレイクを重ねて試合を優位に進めた。特に今大会は前後に揺さぶるサーブが有効。得意のショートサーブを駆使し、初戦は3本のエースを奪い、この日も何度もブレイクに繋げた髙橋藍はこう語る。

「相手が慣れていないなと感じます。海外の選手は高さがありますが、足元のボールに弱かったりする。イタリアリーグもそうでしたけど、やっぱり(レシーバーの足元に落ちる)ショートサーブは海外の選手に有効だなと今大会で再認識できた。SVリーグではショートサーブは拾われるケースが多かったですけど、この大会は強弱をつけて戦っていくのが適しているなと思い出した感じです」

 この日はセッター大宅との息のあった攻撃でも躍動し66.7%という高いアタック決定率を残した。第1セット中盤には、オーバーハンドでディグを上げ、のけぞった体勢から素早く大宅の後ろ側(ライト側)に走り込み、ノーマークで勢いよくパイプ攻撃を叩き込んだ

「ああいう時はスパイカーが(欲しいトスを)コールしています。あの時は自分のパスが少しレフト側に流れたので、後ろに入るのが効果的だし、大宅選手も自分が欲しいタイミングをすごくわかってくれているので、あそこは『バック!』と呼んで、後ろに入りました」

 この日が今大会初出場だったセッターの大宅は、パイプ攻撃やクイックを大胆に使い、相手に的を絞らせないトスワークで攻撃をコントロール。しかし試合後は「いろんな思いが強すぎて、試合に集中しきれていなかった」と反省を口にした。今季限りで退団する大宅にとっては、今大会がサンバーズでの最後の大会となる。

「このチームでできる試合が、1試合ずつ減ってきているので。退団が発表されてから、たくさんのファンの方のメッセージを読んだりするうちに、本当に終わるんだなと実感して。それがいい方向に行けばよかったんですけど、トスにブレが出たところが今日は多く、スパイカーに迷惑をかけてしまった。まずはチームが勝つことにフォーカスしなきゃいけないなと感じました。初めての感情なので、どう切り替えればいいのかわからないんですけど、『最後』というのは考えないようにしないといけないなと。決勝トーナメントからはしっかり切り替えて、自分の今までの集大成を、自然に出せればなと思います」

 大宅と同期入団の喜入は、「練習中から、1本1本噛み締めてやってるな、というのは見ていて感じていました。1つ1つの出来事が、このチームでの最後になるので。本人の中で『これが最後や』と思いながら、『わー!』っと空元気を出しながら、楽しもうとしているのかなと。でも、一緒にできるのは最後なんですけど、それで『ハイお別れ』というわけではないので。最後という思いは持っていますけど、やることは変わらない。いつも通りという思いでやっています」と語る。

 残すところ3試合。全員が1試合1試合を噛み締めながら、サンバーズは今季最後の大会を勝ち進んでいく。

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