試合日程・結果

GAME

2023-24 V.LEAGUE ジェイテクトSTINGS戦

開催日時
2024年2月10日(土) 14:00
会場
Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
サンバーズ
サンバーズ

3

  • 25-20
  • 21-25
  • 25-21
  • 25-21

WIN

1

ジェイテクトSTINGS

試合経過

 V.LEAGUE DIVISION1第25戦。現在2位のサンバーズは、8位ジェイテクトSTINGSと対戦した。

 今週のホームゲームはバレンタイン特別企画として初めてピンクのユニフォームで試合に臨んだサンバーズ。第1セット序盤は互いにサイドアウトを取り合う展開。サンバーズはアラインのスパイクや小野寺のクイックなどでサイドアウトを重ね、ムセルスキーのブロックで8-6と抜け出すと、中盤、藤中颯の好守備を大宅が猛ダッシュでつなぎ、小野寺のブロックでラリーを制し13-10。さらに、ムセルスキーのカウンターアタックやアラインの強烈なサービスエース、小野寺のブロックなどで5連続ブレイクを奪い17-11と一気に引き離した。その後追い上げられるが、内定選手の甲斐がリリーフサーバーとして初めてコートに入ると、サウスポーから強力なジャンプサーブを打ち込んで崩し、アラインのスパイクでブレイクして再び点差を広げ、セットを先取した。

 サンバーズデビューを飾った甲斐は、「1本目はすごく緊張しましたが、喜入さんや西田さんから『思い切り行けよ!』と言ってもらいました。入れにいくサーブは絶対に打たないという意識で打ちました。ブレイクできたことがすごく嬉しかった」と振り返った。

 サンバーズは第2セットも安定したサーブレシーブからアライン、藤中謙のスパイクや鬼木のクイックなど的を絞らせない攻撃でリズムよくサイドアウトを重ねていく。中盤、ブロックと藤中颯の好守備から、ムセルスキーのスパイクで切り返し14-11とリードした。ところがその後、スパイクやサーブレシーブにミスが続き4連続失点して15-16と逆転される。ムセルスキーの巧みなスパイクで流れを切り、サイドアウトを重ねてついていくが、終盤、サーブレシーブを崩されたり、ジェイテクトの堅い守備に粘られて切り返され、セットを奪われた。

 ミスから流れを失い痛いセットを落としたが、第3セットはムセルスキーのサービスエースで先行。その後、サーブレシーブを崩され、切り返されて6-9とリードされるが、鬼木の好守備をアラインが得点につなげて追い上げ開始。ムセルスキーの強烈なサーブで崩し、アラインのスパイクでブレイクし11-11と追いついた。その後、ジェイテクトのミスで逆転すると、このセットもリリーフサーバーとして登場した甲斐が強烈なサーブで崩し、ムセルスキーがブロックで仕留めて18-16と抜け出す。終盤には藤中颯の好守備から、大宅が巧みにつないでムセルスキーが高速でバックアタックを叩き込み20-17とリードを広げる。大宅、ムセルスキーの連続ブロックで引き離し、セットを奪った。

 第4セットは鬼木のクイックなどで得点を重ね、ムセルスキーのサービスエースで5-2と好スタートを切ると、小野寺がジェイテクトのクイックをシャットアウトし7-3と点差を広げた。ジェイテクトのブロックと好守備から切り返されて7-6と迫られたが、ムセルスキーのバックアタックなどでブレイクし10-6と再び引き離す。ジェイテクトのサービスエースなどで追い上げられるが、終盤、鬼木が相手のクイックをブロックして22-18と再び点差を広げ、ゲームセット。セットカウント3-1で勝利した。

「第2セットはミスから集中力を欠いて取られてしまった」と鬼木が反省したように、一度は流れを相手に渡したが、第3セットからしっかりと立て直した。

 山村監督は、「先週パナソニックさんにストレートで連敗してから、今週もう一度、優勝するために何が必要かを考えて取り組み、選手たちは非常に気合いの入った練習をして臨んでくれた」と評価する。

 小野寺もチームの変化をこう語る。

「先週悔しい負け方をした後、今週はとてもハードに内容の濃い練習ができた。1人1人先週の敗戦で課題が見えて、僕で言えばクイックの決定率。大宅とトスが合わなくて決めきれない部分があったので、そこを重点的に、練習の中で会話をし、練習後もトスを合わせる時間を多く作りました」

 その小野寺は63.6%という高いスパイク決定率を残し、3本のブロックポイントも挙げて貢献。また小野寺の対角で先発した鬼木も8本中7本のスパイクを決め攻撃のリズムを作った。

 鬼木は、「自分に対する相手ブロックのマークが薄かったので高い決定率を残せた。ラッキーでした」と謙遜したが、「でも『ラッキー』と言っていたら、アータイ(兪)に『実力だよ』と言ってもらえたので、自信にはなりました」と照れ笑い。

「ただ、僕はブロックのほうを求められている。そこが今日は全然対応できていなくて、特にクイックに対してやられ過ぎていた」と反省も忘れない。そのブロックについても、試合中に小野寺が位置取りなどのアドバイスを送ると、第4セットには相手クイックをシャットアウト。経験を重ねるごとに確実に成長している。

 そして、この日は内定選手の甲斐が強心臓ぶりを印象づけた。第1セット終盤にリリーフサーバーでデビューすると、第2セット以降も毎回好サーブを打ち込んでチャンスにつなげた。

「1回目はすごく緊張したんですけど、2回目からはあまり緊張しなかった。自分は(相手の)ライト側に打つのが得意なので、ブレイクするために、セッターが上げづらくなるようなサーブを意識して打っています」

 小野寺は「甲斐だったり鬼木だったり、今まであまり出ていなかった選手がこうして今日活躍してくれたことが勝因の一つ。他の選手も含めてサンバーズ一丸となってこれからも戦うことが優勝に向けて大事なので、1人1人のパフォーマンスはもちろん、それにプラス、チームとして戦うという意識を今日改めて持てたかなと思います」と手応えをにじませた。

 苦い連敗を経て、"チャレンジャー精神"と"チーム一丸"の原点に立ち返ったサンバーズ。明日もホーム・Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で連勝を目指す。

2023/24シーズン

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