試合日程・結果

GAME

2023-24 V.LEAGUE 堺ブレイザーズ戦

開催日時
2024年2月18日(日) 12:00
会場
大浜だいしんアリーナ(堺市立大浜体育館)
サンバーズ
サンバーズ

3

  • 25-18
  • 29-27
  • 25-21

WIN

0

日本製鉄堺ブレイザーズ

試合経過

 V.LEAGUE DIVISION1第28戦。現在レギュラーラウンド2位のサンバーズは、5位日本製鉄堺ブレイザーズと対戦した。

 第1セットはアラインがパワーあふれるサーブを打ち込んでチャンスを作ると、ムセルスキーや大宅が得点につなげて連続得点を奪い6-3と先行。中盤にも、鬼木のブロックタッチや大宅の好守備でチャンスを作り、アラインやムセルスキーがブレイクにつなげて13-6と引き離す。その後追い上げられるが、小野寺の強固なブロックで再び流れを引き寄せる。終盤は藤中謙のサーブで揺さぶってブレイクし、大差で第1セットを先取した。堺のオポジット、シャロン・バーノンエバンズの強烈なスパイクを喜入や大宅が好守備で拾って堺の決定率を抑え、それを確実に得点につなげた。

 しかし第2セットは堺のサーブに崩され1-3と出遅れた。アラインのサーブで崩し、大宅のディグから、アラインがツーでバックアタックを決めて4-5と追い上げる。堺のブロックなどで引き離されるが、中盤、リリーフサーバーとして入った甲斐が好サーブで崩し、ムセルスキーが得点につなげて13-14と迫り、ムセルスキーのブロックで16-16と追いついた。終盤、アラインのサーブでプレッシャをかけて相手のミスを誘ったり、ムセルスキーのスパイクでブレイクし21-19とリードした。しかし堺のサーブに崩されてミスが出て21-22と逆転される。

 それでも藤中謙のスパイクなどでサイドアウトを奪いデュースに持ち込むと、アラインが強烈なサーブを打ち込んで崩し、ムセルスキーがカウンターアタックを決めて28-27と逆転。さらに、アラインが渾身のサーブでエースを奪って締め、逆転でセットを連取した。

 第3セットはムセルスキーのサービスエースや小野寺のクイックでブレイクし4-2と先行した。その後はアラインのパワフルなスパイク、ブロックなどで9-6とリードする。中盤ミスが続いて追い上げられ、堺のブロック、サービスエースで14-15と逆転された。それでも、大宅の好守備をムセルスキーが得点につなげて17-16と逆転。堺の好サーブに崩されても、アラインがきっちりとスパイクを決めて相手にブレイクを許さない。逆にサンバーズは好守備をムセルスキーが得点につなげ21-18と点差を広げる。リリーフサーバーとして入った西田がサーブで崩し、鬼木がダイレクトスパイクを叩き込みマッチポイントを握ると、最後は鬼木のブロックで締め、セットカウント3-0で勝利した。

 堺の強力なサーブに攻められながらも、藤中謙、藤中颯、アラインのサーブレシーブ陣が踏ん張り、セッターの大宅とスパイカー陣もカバーして大崩れすることなく試合を進めた。

 堺のバーノンエバンズに対し、ブロックとディグが機能し、強烈なクロススパイクを大宅が拾い、ムセルスキーが得点につなげてブレイクするというシーンが何度も見られた。

 大宅は「ブロックが2枚揃った時に間も空いていなかったし、形もキレイに出ていたので、僕は上から打ち落とされるボールにだけ構えていたら正面に来た。ラッキーポイントです。そこに来るまでのブロックの完成度がすごくよくなっているし、僕だけじゃなく謙也さんや喜入、颯志も上がっている場面が多かった」と組織力を強調した。

 また、この日は前日やや決定率を抑えられたアライン、小野寺が78.3%、80.0%という非常に高いスパイク決定率を残した。

 前日はクイックのコンビが合わない場面もあったが、大宅は「昨日映像を見たら自分のトスが低いことが多かったので、今日はある程度の高さを出すことだけは意識してやっていた」とすぐに修正した。

「ヒットできるポイントに持っていけば2人(小野寺、鬼木)とも決めてくれるので、僕の精度をもっともっと高めていけば、どれだけでも可能性は広がる。今日はレシーバー陣もすごく質のいいパスを返してくれて、トスを上げやすいボールが多かったので感謝しています」

 その一方、小野寺と対角を組む鬼木は「チームとしてはすごくいいバレーができたんですけど、自分としては悔いが残る内容だったので、次は修正して頑張りたい」と語った。

 鬼木は4試合連続で先発出場を続けており、その分、相手も対策を講じてきている。この日はショートサーブで狙われて揺さぶられたり、クイックがブロックにかかる場面も多かった。

「自分のスパイクは入りがちょっと遅いので、リードブロックで対応されてしまっている。逆にブロックに関しては、自分が前衛の時に相手にクイックを多く使われているので、リードブロックでも対応できるようにしないと」

 本人は課題ばかり口にしたが、実戦を重ねるにつれ着実に成長もしている。山村監督はこう語る。

「(佐藤)謙次はサイドアウト型の、攻撃力に特化したミドルで、鬼木はブロックを期待してコートに入れている。その起用の仕方についてはチームみんながわかっていて、今は鬼木をコートに入れた時にどれだけブレイク能力があるのかを我々としては試したい。ファイナルステージに向けたチャレンジ項目として挙げていることの一つで、使い続けることによって徐々によくなっているし、相手に対応されてストレスがかかることで、これから成長するために何が必要なのか、例えば攻撃に入るスピードや、跳んでからの視野の確保など、いろんな課題があがってくるでしょうけど、そういうものをもらえたということが収穫。ストレスがなければ成長はしないので。そういう意味では今は彼を育てる時期かなと思っています」

 レギュラーラウンドは残すところ8試合。チームも選手個々も、目の前の勝利を目指しながら、ファイナルステージでさらに飛躍することを思い描いて戦っている。小野寺も「結果として3-0で勝てましたが、もっともっと1人1人よくできる部分があったと思うので、内容に満足せず、次の試合に向けて課題を持って修正に臨んでいくだけ」と前を向く。

 次週はホーム・おおきにアリーナ舞洲で、上位チームに連勝して勢いに乗る東レアローズと対戦する。

 

2023/24シーズン

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