試合日程・結果

GAME

2021-22 V.LEAGUE JTサンダーズ広島戦

開催日時
2021年10月23日(土) 14:00
会場
維新大晃アリーナ(維新百年記念公園スポーツ文化センター)
サンバーズ
サンバーズ

3

  • 25-22
  • 25-22
  • 23-25
  • 30-28

WIN

1

JTサンダーズ広島

試合経過

<Vリーグ JT広島戦 2021/10/23>

 2021-22V.LEAGUE DIVISION1第2週。前週2連勝スタートを飾ったサンバーズは、JTサンダーズ広島のホーム、山口県維新大晃アリーナで3連勝を目指した。

 第1セット序盤、サンバーズはスパイクミスなどで2-4と先行されるが、柳田の強力なサーブで崩し、柳田の好守備を藤中が得点につなげて追い上げ、7-7と追いついた。さらに、大宅が力強いジャンプサーブでエースを奪い9-8と逆転すると、好守備から藤中がカウンターアタックを決めたり、柳田がツーでバックアタックを叩き込み、4連続得点で11-8とリードした。その後は加藤のクイックでサイドアウトを重ねていく。サーブレシーブを崩されて追い上げられるが、加藤のクイックや藤中のパイプ攻撃で再び流れを引き寄せると、柳田がコートの角にノータッチエースを決めて22-19と再び引き離し、サンバーズがセットを先取した。

 第2セットもサンバーズのサーブが機能する。立ち上がりは先行されるが、小野の強烈なサーブで崩し、柳田がダイレクトスパイクを叩き込んだり、柳田のサーブで崩し、相手のミスを誘い5-5と追いついた。その後、引き離されるが、中盤、小野の力強いサーブでプレッシャーをかけてミスを誘い10-10と追いつく。そして小野が今度は巧みなショートサーブでノータッチエースを奪い逆転。さらに、大宅の好守備をアラインが得点につなげて12-10と先行した。JT広島も強いサーブを打ち込んでくるが、サンバーズは攻守とも粘り強くプレーし1点ずつ積み重ねていく。大宅の強力なサーブで攻め、リベロ喜入や藤中の好守備が得点につながり18-14とリードを広げた。追い上げられても、アライン、柳田がカウンターアタックを決めて22-17と引き離す。JT広島のサーブに押されて追い上げられるが、柳田の強烈なスパイクで流れを切り、サンバーズがセットを連取した。

 第3セットは、ブロックに捕まったり、サービスエースを奪われ3-6と出遅れた。それでも柳田が強烈なサーブを打ち込み、藤中や大宅が得点につなげて6-6とする。しかしコンビミスや、クイックがブロックに捕まり11-9とリードされる。アラインのスパイクやブロックで同点とするが、JT広島の強力なサーブに立て続けに崩され13-16と再びリードされ、カウンターアタックを決められ点差を広げられる。それでも終盤、大宅が強力なサーブを打ち込んで立て続けにチャンスを作ると、粘り強く守備で粘ってアラインのスパイクでラリーを制する。さらに、小野、藤中がカウンターアタックを決めたり、アラインのブロックで5連続得点を奪い20-19と一気に逆転した。しかしJT広島のブロックで逆転されると、カウンターアタックを決められて引き離され、セットを奪われた。

 第4セットはアラインのスパイクでサイドアウトを奪い、大宅の好守備から、柳田がブロックを巧みに利用してカウンターアタックを決め好スタートを切る。柳田の強力なサーブでプレッシャーをかけてミスを誘い7-5と先行したが、サービスエースを奪われ7-7と追いつかれ、その後クイックにミスが出て逆転された。中盤、サンバーズは好守備でブレイクのチャンスを何度も作るが、つなぎのミスなどが続き好機をものにできない。すると、JT広島の強力なサーブに崩されて連続失点し、12-16とリードされた。
 それでも終盤、大宅、小野のサーブで攻めて19-21と反撃開始。柳田の強烈なサーブで崩し、藤中がカウンターアタックを決め1点差に迫ると、今度は柳田がサイドラインギリギリに強烈なサーブを叩き込み、23-23と追いついた。藤中のスパイクでデュースに持ち込むと、互いにサイドアウトを奪い合う白熱の展開が続く。サンバーズは小野のクイックなどでJT広島のセットポイントを5度しのぐと、アラインが豪快なサーブでレシーバーを吹き飛ばしてエースを奪い29-28と逆転し、マッチポイントを握る。最後は、アラインが再び強烈なサーブを打ち込み、柳田がダイレクトスパイクを叩き込み、30-28でゲームセット。セットカウント3-1でサンバーズが勝利した。

 相手の強力なサーブに耐え、逆にサーブで攻め続けて勝負どころで強さを発揮し、接戦をものにしたが、山村監督は「内容としてはあまりよくなかった。特にうちがしっかりやっていかなければいけない、つなぎや1本目の精度が低かった。すぐに修正できるポイントなので、明日までに修正して戦いたい」と気を引き締めた。
 この日はリベロの鶴田に代わり、喜入が久しぶりにフル出場。JT広島の強力なサーブに攻められながらも、大崩れすることなく踏ん張り、逆転につなげた。
「自分のプレーはもちろんですけど、やっぱりチームが勝たなければ意味がないと思っていたので、結果的に勝てて一安心しました。相手のサーブは終盤、こちらの嫌なところに落としてきたり、揺さぶりが増えてきた。終盤になるとみんな疲労がたまってきますし、特に(藤中)謙也さんはサーブレシーブもしてスパイクも打って負担が大きいので、自分がしっかり足を動かして取りにいこうと思いました」と安堵の表情で語った。
 山村監督は、「喜入はよく我慢して高い返球率を残してくれた」と及第点を与えながらも、「決して満足して欲しくない。Vリーグのリベロをやっていくのであれば、今日のパフォーマンスを最低限のラインだと思ってやってほしい」とさらに高いパフォーマンスを期待する。
 この日の試合前には、地元・山口県出身の藤中が、宇部商高の後輩から花束を渡された。藤中自身も高校生の時、山口大会の会場で当時のVリーガーに花束を渡したことがあったという。「今度は自分がもらう立場になって、感慨深いものがありました」
 山口のバレーボールを盛り上げたいと常々話している藤中は、今週末の試合にかける思いもひとしおだ。
「僕がVリーグに入ってから初めての山口でのプレーなので、試合前は自分でも『空回りしないかな?』と心配になるぐらい気合いが入っていました」と苦笑したが、その好影響か、この日は69.6%という非常に高いスパイク決定率を残し、苦しい場面でスパイクを決めてチームを牽引した。
 明日も同会場でJT広島と対戦する。藤中は、「今日は初めて見にきてくださった方が多いと聞いて、すごく嬉しかった。僕らにとってはアウェイなんですけど、応援してもらっていると思って、どれだけいいパフォーマンスができるかと考えて試合に臨んでいます。高校生も見にきてくれていたので、バレーボールをやっている人たちに、こういう舞台を目指したいと思ってもらえるようなプレーが今週はできたらと思っています」
 静かに燃える藤中が、明日も故郷で熱いプレーを見せてくれるはずだ。

2021/22シーズン

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