試合日程・結果

GAME

2020-21 V.LEAGUE 箕面HG 東レ戦

開催日時
2021年2月13日(土) 13:00
会場
サントリー箕面トレーニングセンター
サンバーズ
サンバーズ

3

  • 20-25
  • 25-20
  • 25-21
  • 25-16

WIN

1

東レアローズ

試合経過

2020-21V.LEAGUE DIVISION1レギュラーラウンド第21戦。現在18勝2敗で首位に立っているサンバーズは、ホームの箕面トレーニングセンター体育館で7位東レアローズと対戦した。
 第1セットの立ち上がり、サンバーズはいきなりサービスエースを奪われ先行されるが、藤中のサーブで崩し、ムセルスキーがカウンターアタックを決めて3-3と追いつく。その後、再び先行されても、ムセルスキーのサーブで崩し、塩田がクイックで切り返して6-6と追いついた。その後も、引き離されては追いつく展開が続く。東レは強力なサーブで攻め、堅いブロックとディグで拾い切り返してくる。サンバーズも粘り負けせず1点ずつ得点を重ねていき、柳田のパイプ攻撃で16-16とまたも追いついた。しかしその後、東レのサービスエースやカウンターアタックで16-19とリードされた。終盤にも東レのサービスエースやブロックで引き離される。終始東レのサーブに押され、サンバーズがセットを先取された。
 第2セットは、返球が乱れてもセッターの大宅がカバーし、ムセルスキーが得点につなげ5-3と先行。藤中のサーブで揺さぶり、ムセルスキーのブロックで仕留めて8-4とリードした。ブロックとディグが機能し始めたサンバーズは、それをムセルスキーが得点につなげ10-5とリードを広げた。ところが、サンバーズのクイックが東レのブロックに捕まったり、サービスエースを奪われるなど5連続失点し10-10と一気に追いつかれた。それでも塩田のサーブで崩しブロックで仕留めたり、相手のミスを誘い15-12と再び引き離す。終盤には、ムセルスキーが東レのクイックをブロックするなど19-14とリードを広げた。その後は塩田のクイックなどで得点を重ね、サンバーズがセットを取り返した。
 第3セットは藤中が巧みなショートサーブでエースを奪い2-0と先行。逆転されるが、柳田のサーブで崩し、柳田が自らパイプ攻撃を決めて逆転すると、その後サービスエースを奪い8-5とリードした。中盤にも、大宅が鋭いコースにサーブを打ち込んで崩し、11-7と点差を広げる。その後はムセルスキーのスパイクを中心にサイドアウトを重ね、ムセルスキー、柳田のカウンターアタックで20-13と大差をつけた。終盤、東レの強力なサーブで崩されて切り返され、点差を詰められるが、ムセルスキーのスパイクで流れを切り、サンバーズがセットを連取した。
 第4セットは、小野のサーブがチームを勢いに乗せた。立て続けに強力なジャンプサーブを打ち込み、それをムセルスキーが得点につなげて先行すると、今度はサイドラインぎわに鮮やかなノータッチエースを決め4-0とスタートダッシュに成功。ムセルスキーも強烈なサーブでノータッチエースを奪い7-1と引き離す。その後も柳田のサーブでプレッシャーをかけ、塩田がブロックや、巧みにつないだボールを自ら点につなげて連続得点を奪う。さらに柳田のサーブは威力を増し、2本のサービスエースや藤中のダイレクトスパイクで6連続得点とし13-2と大差をつけた。終盤には藤中、小野の3連続ブロックで19-5とさらに点差を広げる。ところが、23-8とし勝利まであと2点というところから、サンバーズにコンビミスが出て追い上げられると、マッチポイントからも東レの強力なサーブに押されて連続失点し24-16とされた。それでも最後はムセルスキーがバックアタックを決めてそれ以上の追い上げは許さず、ゲームセット。第1セットを取られてからの逆転勝利で、連勝を11に伸ばした。
 サンバーズは19勝2敗で首位をキープ。勝率は9割となった。
 高勝率の1つの要因に、得点源であるムセルスキーの安定した働きが挙げられる。この日も60.4%という高いスパイク決定率で、ブロック、サーブと合わせて32得点を挙げた。
「東レは守備力があり、ブロックとディグの関係もいいので、特にハイボールを打つ時に厳しい状況になることがある。今日の試合に向けてはしっかりと心の準備をしないといけないと思っていました。勝つことができて嬉しい」とムセルスキーは試合後語った。
 セッターの大宅は、「今シーズンはどのチームも、ディマ(ムセルスキー)が前衛の時は決められてもしょうがない、みたいな感じで割り切ってくることが多いので、それだったらディマの本数を増やして、点数を取れるところは簡単に取っていこうという気持ちの変化があって、ディマを軸にしました」と振り返る。
 サンバーズに加入して3年目の今季、ムセルスキーは高いトスだけでなく、やや低めのスピードがあるトスを、相手のブロックが整う前に打つ場面も増えている。
 大宅は、「ディマが好きなトスというのを、3年かかりましたけど、ある程度わかってきた。去年までに比べたら、Dクイックみたいなトスの精度も上がってきているし、もともとミドルブロッカーだった選手なので、そういうトスのほうがたぶん好きだし、打ちやすいのかなと。チャンスの時にディマのほうから(速いトスを呼ぶ)コールをしてくれて、僕も上げやすい。楽に決まるコンビが1個増えました」と明かす。
 また、主将としてもセッターとしても背負いこみがちな大宅は、メンタル面でもムセルスキーに助けられていると言う。
「今季はチームの流れが悪くなったりすると、ディマが真っ先に、『笑顔少ないよ』と言って気持ちを和らげてくれて、そこで自分もまたいつも通りのプレーに戻ることができる。僕のテンションやモチベーションを上げてくれる存在です」
 そのムセルスキーは、3年目のサンバーズについて、「スキルの向上はもちろん、よりプロフェッショナルな部分が出てきているように感じる」と成長を語ったあと、こう続けた。
「ただ、1番目指しているところは優勝。その目標はまだ果たせていないので、今後もそこに向けてチャレンジし続けたい」
 どれだけ勝ち続けても、"優勝"をつかみ取るまでは誰も満足しない。その日見えた課題を1つ1つ潰しながら、サンバーズはまだまだ高みへと昇っていく。

2020/21シーズン

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