• 開催日時
    2020年2月 8日(土) 15:00
  • 会場
    堺市金岡公園体育館

2019-20 V.LEAGUE 金岡大会 大分三好戦

  • サンバーズ

    1

  • 25-21
    23-25
    19-25
    23-25
  • 3

2019-20V.LEAGUE DIVISION1レギュラーラウンドは残すところ2週となった。現在4位のサンバーズは、10位の大分三好ヴァイセアドラーと対戦した。
 第1セットの立ち上がり、サンバーズは好守備から塩田のクイックで切り返して2-0と先行する。その後、スパイクを拾われたり、ブロックに捕まり7-8と逆転されたが、栗山が力強いサーブを打ち込み、季が巧みなスパイクで得点につなげて9-8と逆転すると、大宅のブロック、栗山のサービスエースで11-8と引き離した。中盤、クイックをブロックされて追い上げられるが、季が高い打点からパイプ攻撃を決めてすぐに流れを断つと、この日オポジットに入った栗山のスパイクでリズムよくサイドアウトを重ねていく。終盤、ブロックでプレッシャーをかけてミスを誘ったり、季のカウンターアタックで19-15とリードを広げた。スパイクミスが出て追い上げられるが、リリーフサーバーとして入った喜入が強烈なジャンプサーブでエースを奪って引き離し、サンバーズがセットを先取した。
 第2セットは大分三好のブロックで1-3と先行されるが、小野のブロックで追いつくと、大分三好にミスが出て6-5と逆転。ブロックで逆転されても、栗山がサービスエースを奪って9-8と再び逆転し、相手のミスで11-9とリードした。しかし、引き離すたびに、大分三好にカウンターアタックやブロックなどで追いつかれ、一進一退の展開が続く。終盤も、栗山のブロックで18-16と先行するが、サンバーズにスパイクミスが続き20-21と逆転されてしまう。その後は藤中や栗山のスパイクでサイドアウトを重ねるが、ブレイクすることができず、セットを奪われた。
 勢いに乗る大分三好はサーブが走り出し、第3セットはヤカン・グマに連続サービスエースを決められて2-4と先行される。藤中のカウンターアタックで追いつくが、その後も強力なジャンプサーブに押されてカウンターアタックを決められたり、エースを奪われ4-7と再びリードされた。中盤もクイックを止められるなど大分三好のブロックに苦しみ9-14と引き離される。サンバーズのスパイクはなかなか決まらず、その後も大分三好に拾われて切り返され13-19と点差を広げられた。終盤、季が強烈なサーブでエースを奪ったり、塩田が力強いサーブを打ち込み小野がダイレクトボールをたたき込んで追い上げるが届かず、セットを連取された。
 3位浮上に向け負けられないサンバーズは、第4セット、季がオポジットに入り、代わって秦がアウトサイドに入る布陣でスタート。サーブレシーブを崩されて連続失点し0-3と出遅れるが、ブロックや季のサービスエースで3-3とすぐに追いつくと、秦のブロックで8-7と逆転。その後、サービスエースを奪われて逆転されるが、小野のクイックや季のバックアタックでサイドアウトのリズムを作ると、小野の強力なサーブで崩し、大宅のブロックで仕留めて13-12と逆転。さらに、藤中のブロックで15-13とリードした。ところが終盤、サンバーズにスパイクミスが続き19-20と逆転される。季のバックアタックや塩田のクイックでサイドアウトを重ねるが、ブレイクを奪うことができず、最後は季のスパイクがブロックに捕まって23-25。接戦をものにできず、サンバーズはセットカウント1-3で敗れた。
 季は、「1セット目を取って、大丈夫だろうと思ってしまったところがあったと思う。それから自分たちのプレーがうまくできなかった。相手に強いサーブを打たれてサーブレシーブが崩れ、逆に自分はサーブミスが出てしまったのがよくなかった」と悔やむ。
 荻野監督は、「2セット目以降、相手のディグによく拾われて、逆にこちらは相手の切り返しのスパイクを止められず苦しくなった。こちらのサイドはブロックが1枚になっていても決めきれなかったり、ミスしてはいけないところでミスが出てしまった」と敗因を挙げた。
 この日は攻撃の柱であるムセルスキーが腰の違和感のため大事をとってベンチを外れ、栗山がオポジットで先発。途中からは小川、季がオポジットを務めたが、大分三好のブロックとディグがよく、サンバーズのスパイク決定率は抑えられ、相手を下回った。
 栗山は、「大分三好のブロッカーはジャンプ力があって手がすごく前に出てきていたし、それを抜けてもすごくディフェンスが良かったので簡単には決まらなかった。そこで我慢が必要なんですが、ムキになって力が入り、ミスが出たりしていた」と悔やむ。
 ムセルスキーがいなかったから負けたとは言わせたくない。得点力は及ばなかったとしても、メンバーや布陣が変われば、それに合った戦い方、勝ち方がある。栗山はこう語る。
「ディマ(ムセルスキー)のような得点力は出せないにしても、もう少し僕が得点を取れていたら、別の展開になったんじゃないかと思う。それプラス、全員が、今までよりももう少し精度を上げて戦わないと厳しい。僕がオポジットに入れば、サーブレシーブに僕を含めた4人で入ったり、季を外して僕が入る3枚の形にしたり、オプションがたくさんあるんですけど、今日はそういうものを全然仕掛けられなかったので、次はそういうところを出していきたい。ディマの代わりに誰が入るにしても、ディマのようには決められないと思うので、分散して、ディマの穴をみんなで埋めていくことが大事」
 荻野監督は、「ムセルスキーがいなくても、みんな練習を積んできたんだから、選手たちにはすごく期待している。今日も全部が悪かったわけじゃなく、4セット目から入った秦がしっかり仕事をしてくれたり、いい部分もあった。この敗戦は痛いけれど、まだ3位に上がる可能性があるので、最後までそこを目標にやっていく」と前を向く。
 ファイナルステージに向けて、サンバーズに与えられた試練。これを乗り越えることで、また強くなれるはずだ。

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