• 開催日時
    2020年1月11日(土) 13:00
  • 会場
    熊本県立総合体育館

2019-20 V.LEAGUE 熊本HG 大分三好戦

  • サンバーズ

    3

  • 25-23
    25-17
    25-17
  • 0

2019-20V.LEAGUE DIVISION1が、年末年始の2週間の中断を挟んで再開した。サンバーズの2020年最初の試合は、熊本ホームゲーム。年内の試合を11勝5敗の4位で終えたサンバーズは、9位の大分三好ヴァイセアドラーと対戦した。
 第1セットの立ち上がりは互いにサイドアウトを奪い合う。サンバーズは藤中やムセルスキーのスパイクでサイドアウトを重ねるが、スパイクミスが出て4-6と先行される。その後、サンバーズのクイックを拾われて切り返され6-9と点差を広げられた。それでも、小野が相手のクイックをシャットアウトしたり、ムセルスキーのカウンターアタック、藤中のサービスエースなどで5連続得点を奪い11-9と一気に逆転した。その後は小野、塩田のクイックでサイドアウトのリズムを作り、ムセルスキーの鋭いサービスエースで14-11とリードを広げた。サーブレシーブにミスが出て追いつかれ、大分三好のブロックで17-18と逆転されたが、サンバーズはブロックのワンタッチから、ムセルスキーのスパイクで切り返して19-18とすぐさま逆転。好守備をムセルスキーが得点につなげて21-19とする。その後、追いつかれるが、ムセルスキーのこのセット2本目のサービスエースで23-21と再び抜け出し、サンバーズがセットを先取した。
 第2セットの立ち上がりはスパイクミスが続くが、藤中が勢いよくパイプ攻撃を決めてリズムを立て直す。大分三好のブロックやサービスエースで5-7と先行されるが、サンバーズは大宅のジャンプサーブで崩してムセルスキーがカウンターアタックを決め7-7の同点に。さらに、小野のジャンプサーブで崩してムセルスキーが得点につなげ10-9と逆転。中盤にはムセルスキーのサーブで崩して連続得点を挙げ13-10と点差を広げた。その後、大分三好のサービスエースで追い上げられるが、長いラリーを好守備で粘り、最後はムセルスキーのスパイクで制して16-13と再びリードした。塩田のサービスエースで点差を広げると、終盤、大宅が鋭いジャンプサーブで2本のサービスエースを奪い21-15と引き離した。そこで、地元・熊本出身の内定セッター・西田が初めてコートに入った。その西田の最初のトスは、ラリーの中で使った藤中のパイプ攻撃。藤中がそれに応えて決めると、サンバーズのコート、ベンチ、そして会場も盛り上がり、サンバーズが最高の雰囲気でセットを連取した。
 第3セットは藤中のパイプ攻撃やブロックで5-3と先行し、塩田の好守備をムセルスキーが得点につなげて7-4とリードした。その後も守備からチャンスを作って得点につなげ、10-5と点差を広げた。中盤も、喜入の好守備をムセルスキーが得点につなげるなど、攻守が噛み合ったサンバーズは隙を見せず17-11とリードを広げていく。大分三好の追い上げも藤中のブロックで食い止め、終盤、西田と小川がコートに入ると、オポジットの小川が勢いよくバックアタックやサービスエースで連続得点を奪って試合を締めくくった。サンバーズがセットカウント3-0で、2020年の初戦を勝利で飾った。
 この日はサーブレシーブが安定し、サイドアウトは真ん中のゾーンを中心とした攻撃で奪い、ディフェンスからの切り返しはサイドから着実に得点を重ね、61.5%という高いスパイク決定率を残した。時間を追うごとにディフェンスが機能し、大分三好のスパイク決定率を39.1%に抑えた。
 再三、好守備を見せたリベロの喜入は、「今日は相手のライト攻撃のストレートのコースを、自分たちリベロが上げることになっていた。練習通りに動けていて、僕も(鶴田)大樹さんも上がるようになっていた。ただ、それをもっと点数にしやすいように、上げる場所とかにもこだわっていきたいし、外から中に打たれるボールに対しても反応できるようにしていきたい」と語った。
 また第2セット終盤には、内定セッターの西田がVリーグデビューを果たした。試合後は、「めちゃくちゃ緊張しました」と初々しく振り返ったが、ラリーの中で上げたVリーグ1本目のトスが藤中のパイプ攻撃で、「サイドに上げることもできたんですけど、それまでラリー中のパイプ攻撃が少なかったので、思い切って使いました」と堂々としたもの。
 藤中は、「上がってくるとは思わなかったですけど、ラリー中の1本目でパイプに上げられるというのはすごく強気でいいこと。しっかり打たされました」と笑った。
 西田は第3セット終盤にも出場し、一緒に出たオポジット小川の力強いスパイクを引き出した。
 荻野監督は西田について、「ハートがいい。一生懸命やろうというのが見えるし、誰が決めても思い切り喜ぶ。そういう部分はずっと忘れずにやり続けてほしい」と期待を寄せる。
 西田は、「地元の皆さんが観客席に集まってくださった中で、熊本でデビューさせていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ未熟な選手ですけど、これからしっかり練習を重ねて、『外せないな』という存在になりたい」と抱負を語った。
 新年早々、楽しみな新戦力がチームに勢いをもたらし、2020年は好スタートを切った。次戦12日は2レグ最後の試合。サンバーズは熊本ホームゲームで、VC長野トライデンツと対戦する。

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