試合日程・結果

GAME

2019-20 V.LEAGUE 三島大会 FC東京戦

開催日時
2019年12月21日(土) 16:00
会場
三島市民体育館
サンバーズ
サンバーズ

3

  • 25-20
  • 28-26
  • 25-20

WIN

0

FC東京

スターティングメンバー

鶴田 大樹

リベロ

リザーブメンバー

試合経過

2019-20V.LEAGUE DIVISION1は、年内最後の2連戦を迎えた。現在9勝5敗で4位のサンバーズは、8位のFC東京と対戦した。
 前週はジェイテクトSTINGS、JTサンダーズ広島に2連敗したが、「連敗を引きずらないようにすること。1人1人が与えられた役割をしっかり果たし、やるべきことをやれば勝てる」と今週に向けて準備してきたと塩田は言う。
 第1セットはまずムセルスキーがショートサーブでエースを奪い先行する。スパイクミスが出て逆転されるが、小野のブロックで7-6と逆転。現在サーブレシーブ返球率1位のリベロ鶴田が、広い範囲をカバーしながら正確にサーブレシーブを返してサイドアウトを楽にし、サンバーズは得点を重ねていく。中盤にはムセルスキー、秦にブロックが出て14-10とリードした。その後、追い上げられるが、終盤、リリーフサーバーとして入った佐藤のサーブで揺さぶり、相手のミスや秦のブロックで連続得点を奪い21-16と再び引き離す。その後もムセルスキーのサーブで崩して秦がカウンターアタックを決めるなど、流れを渡さない。1人1人がしっかりと役割を果たしたサンバーズがセットを先取した。
 しかし第2セットはFC東京が強力なサーブで攻め込む。サービスエースを奪われ0-2と先行されると、サンバーズのクイックがブロックに捕まったり、サーブレシーブを崩されて3-7とリードされた。それでも中盤、FC東京のミスや、ムセルスキーのサービスエースで11-13と追い上げる。さらに、ムセルスキーのカウンターアタックで15-16と迫ると、栗山が強烈なサーブを打ち込んで崩し、ムセルスキーのカウンターアタックや、このセット途中から入った星谷のブロックで18-17と逆転。その後もブロックでプレッシャーをかけて相手のミスを誘い、リードを広げた。しかし終盤、再びFC東京の強力なサーブに崩され、互いに好守備でつなげたラリーをFC東京が立て続けに制し19-21と逆転された。それでも、秦のスパイクや塩田のクイックでサイドアウトを重ね、相手のセットポイントから、佐藤がサーブで揺さぶってミスを誘い、デュースに持ち込む。ブロックとディグが噛み合ったサンバーズは好守備からムセルスキーがカウンターアタックを決めてデュースを制し、セットを連取した。
 第3セットは、ムセルスキーが相手が一歩も動けないノータッチエースを決めて3-1と好スタートを切り、FC東京のミスで5-2とリードした。FC東京のブロックで8-7と追い上げられるが、中盤、星谷のブロックやムセルスキーのカウンターアタックで11-7と再び引き離す。その後も追い上げられるたび、秦のカウンターアタックやムセルスキーのブロックでリードを広げた。終盤にも1点差に迫られるが、ムセルスキーのサーブで崩し、秦がFC東京のオポジット、プレモビッチ・ピーターをブロックして22-19と抜け出すと、ムセルスキーが連続サービスエースを奪って一気に24-19とマッチポイントを握り、最後は秦のスパイクで締めて、サンバーズがセットカウント3-0で勝利した。
 この日はムセルスキーが要所で5本のサービスエースを奪い、流れを引き寄せた。また、ブロックが機能し、相手のスパイクを簡単には決めさせなかった。第2セット途中から入った主将の星谷が3本のブロックを決め、荻野監督は「しっかりワンタッチも取ってくれたし、起用に応えてくれた」と讃えた。
 秦もFC東京のオポジット、プレモビッチのスパイクにしっかりと対応してシャットアウトしたり、ワンタッチを取り、相手のエースを勢いに乗せなかったことが大きかった。
「スパイクコースの特長が出ている選手だったので。ただ最初は早く跳びすぎて、落ち際に上から打たれてしまっていたので、タイミングを少し遅らせてギリギリまで手を出さないように修正したら、うまく行くようになりました」と秦。
 前週から2試合連続の先発出場となった秦はしっかりと勝利に貢献したが、「スタメンにまだ慣れきれていない。ブロックを早く跳びすぎたのもそうですが、試合の立ち上がりに『やったるぞ』と気持ちがはやりすぎて空回りしている部分がある」と反省した。
 次戦は2019年の最終戦。5位の東レアローズと、東レのホーム・三島市民体育館で対戦する。この試合に勝てば今季の11勝目。秦は「2019年を(背番号と同じ)11勝で締めくくりたい」と意気込んだ。

2019/20シーズン

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