• 開催日時
    2019年11月24日(日) 12:00
  • 会場
    大田区総合体育館

2019-20 V.LEAGUE 東京HG 大分三好戦

  • サンバーズ

    3

  • 25-12
    25-19
    31-29
  • 0

2019/20V.LEAGUE DIVISION1は1レグ最終戦を迎えた。現在6勝2敗で4位のサンバーズは、8位の大分三好ヴァイセアドラーと、ホーム・大田区総合体育館で対戦した。
 第1セットの立ち上がり、セッターの大宅が厳しいコースを狙ったサーブでエースを奪って2-0と先行すると、星谷のサーブで揺さぶり、季がブロックで仕留めて6-2とリード。さらに、サーブとブロックでプレッシャーをかけてミスを誘い8-2と点差を広げた。中盤、追い上げられるが、藤中のブロックや小野のノータッチエースで13-6と再び点差を広げ、ムセルスキー、星谷の連続ブロックで16-7とした。終盤には、ルーキーの鳥飼がコートに入りVリーグデビューを果たす。星谷のブロック、サービスエースなどで20-10と大差をつけ、セット途中から入った加藤のクイック、秦のパイプ攻撃も勢いよく決まって流れを渡さない。最後は鳥飼がレフトからスパイクを決めてVリーグ初得点を挙げて締めくくり、サンバーズがセットを先取した。
 第2セットも、秦のスパイクやムセルスキーのカウンターアタックで2-0と先行し、星谷、ムセルスキーのブロックで点差を広げると、大宅が力強いジャンプサーブでエースを奪い5-1とリードした。中盤は季やムセルスキーのスパイクや星谷、加藤のクイックでサイドアウトを重ね、ムセルスキーのサービスエースで16-11と点差を広げた。さらに、ディグで粘り強くボールをつなぎ、星谷のブロックやムセルスキーのカウンターアタックで20-13と引き離す。終盤には二枚替えでオポジットに入った栗山が得点を重ね、1セット目と同じく、終盤からコートに入った鳥飼のスパイクで締め、セットを連取した。
 第3セットの立ち上がりは大分三好のディグで粘られてミスを出し、0-2とこの試合初めてリードされるが、サンバーズは慌てない。星谷のクイックで流れを切ると、季のスパイクで立て直し、秦が相手のパイプ攻撃をブロックして6-6と追いついた。その後、ムセルスキーのブロックで8-7と逆転。しかし中盤、サンバーズのスパイクを拾われて切り返され、10-12と逆転される。秦のカウンターアタックで追いつくが、大分三好のネットインサーブがコートに落ちて13-15と再び先行された。このセットから入ったリベロ喜入の好守備をムセルスキーが得点につなげて16-16と追いつくが、その後は互いにサイドアウトを奪い合い終盤へ。季が強烈なジャンプサーブで連続エースを奪い22-20と、サンバーズがようやく抜け出した。
 ところが、サーブレシーブを揺さぶられてミスが続き22-23と逆転を許す。加藤のクイックで連続失点を断ち、大分三好のミスでマッチポイントを握るが、デュースに持ち込まれる。サンバーズは強力なサーブを打ち込むが、大分三好は崩れることなくサイドアウトを重ねる。サンバーズも季やムセルスキーのスパイクを中心に得点を重ね、互いにサイドアウトの応酬となるが、最後は主将の星谷が大分三好のレフト攻撃をシャットアウト。接戦を制し、サンバーズがセットカウント3-0で勝利した。
 加藤や秦といった若手選手がコートに入りながら、白熱した競り合いをモノにできたことは大きな収穫だ。
 ミドルブロッカーの加藤は、「ああいうしびれる展開の中で試合に出たのは久しぶり。どれだけ練習をしていても、試合はまた違うものがあるので、こういう経験ができたことに感謝しています。自分としてはもちろん100点ではないですが、慌てることなくできたのはよかった」と納得の表情。今後、レギュラーを勝ち取るために、「僕はまだプレーに個性がないので、それを出していけるよう、練習から常に時間をムダにしないようにしていきたい」と意気込みを語った。
 また、前週デビューを飾った佐藤に続き、この日は新人の鳥飼が初出場。「先週同期が活躍したので、僕も負けていられないなという気持ちだった」という鳥飼の初得点は、第1セットを締めくくる25点目だった。「大学の先輩でもある大宅さんが、『上げるよ』と言ってくれていたので、心の準備はできていました」
 大宅だけではない。鳥飼と同時に入った秦も、「いいパスを返して、最後アトムに決めさせるぞ、という気持ちだった」と言うように、みんなが取らせてあげたいと期待した1点。Vリーガーとしてのスタートを切った鳥飼は、「若手がベテランを脅かすことで、チームもいい方向に行くと思う。僕の強みは高さを活かしたスパイクだと思うので、これから練習を続けて磨いて、ベテラン選手を脅かせるプレーヤーになれるよう頑張りたい」と語った。
 全員が戦力となりながら、連勝を5に伸ばし、1レグを7勝2敗の3位で終えたサンバーズ。この日6本のブロックを決めた主将の星谷は、1レグをこう総括した。
「6戦目でパナソニックにいい形で勝って、『行けるんじゃないか』となったのが1レグの転換点だったんじゃないか。自信をつかめたと思う。うちには世界一の大砲・ムセルスキーがいるので、そこをどれだけ活かせるか。季の調子も上がっている。サーブレシーブが安定しているわけではないけど、少しネットから離れてもミドルの塩田さんや小野が決めてくれるし、そうしてミドルが相手を引き寄せることでサイドも楽になる。そういう形ができてきた。2レグでは、1レグで勝てなかったJTやジェイテクトにどれだけ食らいついていけるか楽しみです」
 次週からは2レグがスタートする。5連勝中のサンバーズは、11月30日、パークアリーナ小牧で首位のパナソニックパンサーズと対戦する。

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