• 開催日時
    2019年11月16日(土) 17:00
  • 会場
    カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)

2019-20 V.LEAGUE 仙台HG FC東京戦

  • サンバーズ

    3

  • 28-26
    25-20
    25-17
  • 0

2019/20V.LEAGUE DIVISION1の第7戦。現在4勝2敗で4位のサンバーズは、10位のFC東京を迎え、宮城県のカメイアリーナ仙台で今シーズン初のホームゲームを開催した。
 第1セットはFC東京にサービスエースを奪われ先行されるが、相手のミスで逆転すると、塩田のサーブで崩し、秦のブロックで仕留めたり、小野のクイックで切り返し9-5とリードした。中盤はFC東京にサービスエースを奪われたり、サンバーズのスパイクを粘り強く拾われて長いラリーが続き、徐々に追い上げられる。するとFC東京のブロックやカウンターアタックが決まり、ついに13-14と逆転された。季がサイドライン際にノータッチエースを決めて追いつくが、FC東京のカウンターアタックで再び先行された。
 それでも終盤、大宅のサーブで崩してムセルスキーがカウンターアタックを決め18-18と追いつくと、ムセルスキーの強力なサーブで崩し、相手のミスを誘って22-21と逆転。その後、逆転されるが、途中から入った栗山のサーブから、秦がカウンターアタックを決めて24-23とセットポイントを握った。デュースに持ち込まれ、FC東京のノータッチエースで24-25と逆転されるが、大宅のブロックでピンチをしのぐと、塩田が力強いジャンプサーブを打ち込み、栗山の好守備から、ムセルスキーがバックアタックを決めて26-25と再び逆転。最後は今季初スタメンの秦がブロックで締め、サンバーズが接戦を制し第1セットを奪った。
 第2セットも秦のブロックでスタートするが、FC東京のブロックに捕まったり、カウンターアタックを決められ4-6と先行された。その後、サーブレシーブを崩されスパイクミスが出て7-10と点差を広げられた。サンバーズはサーブで崩せず、FC東京にリズムよくサイドアウトを重ねられる。それでも、秦や栗山の巧みなスパイクでサイドアウトを重ねると、ムセルスキーがカウンターアタックを決め14-14と追いついた。終盤には、ムセルスキーのサーブでプレッシャーをかけてミスを誘い19-18と逆転。さらに、ムセルスキーがエンドライン際にノータッチエースを決めたり、鶴田と栗山が食らいついてつないだボールを、塩田がブロックやクイックで得点につなげて22-18と点差を広げた。塩田の勢いは止まらず、最後も流れるようなクイックを立て続けに決め、サンバーズが苦しみながらもセットを連取した。
 第3セットも塩田がFC東京のクイックをシャットアウトして流れをつかむと、ムセルスキーが3連続で異なるコースにノータッチエースを決めて7-2とリードする。中盤には、秦が立て続けにサーブで崩し、栗山がダイレクトスパイクで連続得点を奪い11-4と点差を広げた。さらに、栗山はカウンターアタック、ブロックも決めて1人で5連続得点を挙げ13-4と大差をつけた。その後、ムセルスキーに代わってコートに入った地元・宮城県出身の松林もスパイクを決める。終盤も栗山の好守備で粘り、松林がブロックで仕留めて流れを渡さない。セット途中からコートに入った新人の佐藤も、サウスポーを活かしたCクイックでVリーグ初得点を挙げた。同じく途中出場のセッター山本も、ツーアタックやサービスエースで得点を奪う。最後は松林がレフトから鋭いストレートスパイクを決めて締めくくり、サンバーズがセットカウント3-0で、ホームゲームを白星で飾った。
 この日は秦が今季初先発。第2セットの途中で一旦ベンチに下がったが、「サーブレシーブやブロックのスタートのポジションがよくなかった。そういう細かい部分をスタッフに指摘してもらったので、そこを改善して次のセットに入りました」。コートに戻った第3セットは安定したプレーと、アグレッシブなサーブでチームに流れを引き寄せた。
 また宮城県出身の松林は、第3セットの途中からコートに入り、地元の「松林コール」を背に力強いスパイクやサーブを披露した。「知り合いの方に大勢来ていただいていたし、(出身校の)東北高校や他の高校生も来ていたので、サンバーズのかっこいいところを見せたいなと思っていた。それを見せられてよかったですし、僕のコールが聞こえたのですごく嬉しかったです」と地元での勝利を喜んだ。
 さらに、この日は東北・青森県出身のルーキー佐藤がVリーグデビューを飾り、得意のCクイックで初得点も記録した。
 Vリーグでの一歩を踏み出したルーキーは、「試合前にいろんな人に連絡をもらったり、知っている人も来ていたので、いいところを見せたいなと正直緊張しました。左利きのミドルブロッカーは少ないので、Cクイックはこれから僕がメインで使っていくことになる攻撃。それで初得点を決められたことは自分にとって大きい。現状はCクイックしか武器がないので、そこは伸ばしつつ、塩田さんや小野さんのように、Bクイックとか、切り込んでフェイクを入れるなど、幅を広げていきたい」とこの先の活躍を誓った。
 この試合は仙台での初のホームゲームということで、「まず仙台の人に、サンバーズはこういうチームだよというのを見せないといけないと、全員が思って試合に臨んだ」と秦は言う。
「普段の会場より赤いスティックバルーンを一生懸命振ってくれて、熱心に応援してくれる人が多いなと感じました。得点を決めた後もワーッと盛り上がってくれて、すごく温かい人たち」と秦は新たなホームの雰囲気を歓迎した。
 松林も、「お客さんも本当に試合を楽しんでくれているなと感じたし、本気で選手を応援してくれているのが伝わって、やっていてすごく楽しかった」。栗山は、「仙台の皆さんは、野球やサッカーもそうだけど、スポーツを見たり応援するのが好きなんだろうなという印象。ビールも結構売れていましたね」と笑った。
 温かく迎えられたホームで連勝を3に伸ばしたサンバーズは、次週もホームゲームが続く。23、24日は、東京都の大田区総合体育館で、東レアローズ、大分三好ヴァイセアドラーと対戦する。

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