• 開催日時
    2019年11月10日(日) 15:00
  • 会場
    墨田区総合体育館

2019-20 V.LEAGUE 東京大会 パナソニック戦

  • サンバーズ

    3

  • 25-18
    25-23
    26-28
    25-18
  • 1

2019-20V.LEAGUE DIVISION1の第6戦。現在3勝2敗で4位のサンバーズは、2位のパナソニックパンサーズと対戦した。
 開幕からの2週は土曜日に勝って日曜日に敗れ、まだ連勝がないサンバーズは、「今日こそは2連勝を!」と意気込んで臨んだ。
 試合の立ち上がりは、小野が勢いよくBクイックを決めると、ムセルスキーが相手のフェイントを倒れこみながら拾い、藤中がパイプ攻撃で得点につなげ2-0と好スタートを切る。季の強力なサーブで崩し、藤中が得点につなげ6-2とリードした。その後も小野のブロックやクイック、季のブロックで11-6と点差を広げた。パナソニックのサーブにおされて13-12と追い上げられたが、季が再び力強いサーブを打ち込み、好守備からチャンスを作ると、ムセルスキーがカウンターアタックを決めて15-12と再び引き離す。終盤、塩田がフェンスに激突しながらつないだボールを、ムセルスキーが相手コートの奥にたたき込み、18-13と点差を広げた。最後はムセルスキーがノータッチエースを決め、サンバーズがセットを先取した。
 この日、「アグレッシブなサーブ」をテーマに掲げたサンバーズは、第2セットもサーブで相手にプレッシャーをかける。小野が力強いサーブを打ち込み、藤中がパイプ攻撃で得点につなげて先行。ミスが出て追いつかれるが、塩田が強力なサーブを打ち込み、季やムセルスキーがカウンターアタックを決めて8-5とリードした。しかし中盤、サンバーズのスパイクミスやパナソニックのブロックなどで11-12と逆転される。しかしサンバーズは好守備で粘り、藤中がコートの外からトスを上げると、塩田がレフトから迷わず踏み込みブロックを弾き飛ばしてスパイクを決め、14-13と逆転した。
「昔はサイドをやっていたので、状況によっては(助走のために)さがる癖がまだ残っている。ああいう状況になった時に、相手にチャンスボールを返すんじゃなく、しっかり得点を奪ったり、相手を崩すというのはいつも意識しているので、それがうまく行った」と塩田。
 相手に傾きかけた流れを、塩田と藤中が機転の効いたプレーで再び引き寄せた。その後もサンバーズは堅い守備を見せパナソニックのスパイクを1本では決めさせない。パナソニックの強烈なサーブも季がしっかりと返すと、小野がクイックで確実にサイドアウトを取る。終盤も季や小野のスパイクなどでサイドアウトを重ねて逃げ切り、サンバーズが2セットを連取した。
 第3セットは鶴田の好守備で粘り、塩田のキレのあるクイックで切り返して2-0と先行する。その後、パナソニックのサービスエースなどで逆転されるが、サンバーズはブロックとディグがしっかりと噛み合い、ムセルスキーや季のバックアタックで切り返して5連続得点で7-3とリードを広げた。しかし、パナソニックのサーブにおされて切り返され、15-15と追いつかれる。終盤、つなぎのミスが出て逆転されると、トスミスで21-23とリードされた。ムセルスキーのスパイクで切り返して23-23と追いつきデュースに持ち込むが、最後はパナソニックのブロックに捕まり、セットを奪われた。
 第4セットに入る前、ムセルスキーが「切り替えて、もっとアグレッシブに行こう」と声をかけると、第4セットは藤中のサーブで崩し、粘り強いラリーをムセルスキーや小野のスパイクで制し3-1と先行。大宅のブロックやムセルスキーのカウンターアタックで8-4とリードした。中盤にも、堅い守備から小野の勢いのいいクイックやムセルスキーの高さのあるスパイクで次々に切り返し、13-6と点差を広げた。その後、パナソニックの強力なジャンプサーブに崩され、ブロックに捕まったりミスが出て14-11と追い上げられる。それでも、高い決定率を誇る小野のクイックで流れを断ち切ると、藤中のパイプ攻撃やムセルスキーのブロックで17-11と再び引き離す。さらに、ムセルスキーが好守備を見せ、自らカウンターアタックを決めて19-12とした。最後は、このセット途中から入った栗山が連続ブロックを決めて締めくくり、サンバーズがセットカウント3-1で勝利した。
 この日はアグレッシブなサーブを起点に、ブロックとディグが機能し、そうして作ったチャンスを、ムセルスキーを中心にしっかりと得点につなげられた。
 前日、復調への手応えを語っていたムセルスキーが、この日はさらに調子を上げ、57.1%という高い決定率を残した。「高い位置でセットアップすること」を意識したセッター大宅とのコンビもしっかりとはまり、今後さらなる爆発が期待できる。
 また、荻野監督が、「ラリー中に大宅がパイプを使ったり、小野がいいところで決めたり、今日はセンターラインが良かった」と話したように、小野が11本中9本決定、塩田も8本中6本決定と、ミドルブロッカーの2人が高い決定率で存在感を発揮した。小野は4本のブロックも決め、ムセルスキーに次ぐ13得点を挙げる大活躍。藤中、季のパイプ攻撃の打数、決定率も高く、真ん中からの攻撃が非常に機能している。
「ディマ(ムセルスキー)を軸にしながら、今日は季や小野をうまく使えた。パイプ攻撃は練習で強化してきたので、意識して上げるというより、しみついている。後衛の選手も常に(パイプに)入ってくれるので、上げやすくなっています。あとは塩田さんの本数をもっと増やせたら」と大宅は手応えを漂わせた。
 昨季の王者を相手に攻守が噛み合い、今シーズン初の連勝を収めたサンバーズ。次週は今シーズン初のホームゲーム。カメイアリーナ仙台にFC東京を迎え、今季初の3連勝を狙う。

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