• 開催日時
    2019年5月 4日(土) 16:00
  • 会場
    丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)

第68回 黒鷲旗大会 準々決勝 FC東京戦

  • サンバーズ

    3

  • 33-31
    31-29
    25-22
  • 0

黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会準々決勝。サンバーズは今季のVリーグ8位のFC東京と対戦した。
 第1セット序盤は一進一退の展開となるが、秦のサーブで崩し、ムセルスキーがカウンターアタックを決め先行する。しかしサンバーズのスパイクがFC東京に粘り強く拾われて決まらず、ブロックなどで11-13とリードされた。それでも、大宅が巧みなフローターサーブで崩し、ムセルスキーのカウンターアタックや藤中のブロックで15-15と追いついた。1本で決まらなくても粘り強く攻めてサイドアウトを重ね、ムセルスキーのカウンターアタックで19-18と逆転した。ところが、スパイクミスが出て逆転され、FC東京のネットインサーブがコートに落ち20-22とリードされた。
 それでも、FC東京のミスで同点とし、大宅のサーブで崩してムセルスキーがダイレクトボールを押し込んで24-23とセットポイントを握る。デュースに持ち込まれ逆転を許すが、ムセルスキーのスパイクでサイドアウトを重ねてしのぐと、大宅のサーブで崩し、ブロックで粘って相手のミスを誘い31-30と逆転。最後は星谷のブロックが決まり、33-31で競り合いをものにし、第1セットを奪った。
 第2セットは、このセットから入ったばかりの小野が勢いよくクイックを打ち込み、秦のブロックで2-0と先行する。FC東京の連続ブロックなどで2-3と逆転されたが、小野が力強いサーブを打ち込み、その小野の好守備をムセルスキーが得点につなげて5-4と逆転。さらに、セット途中から入った喜入が切れのいいパイプ攻撃を決めて6-4と先行した。FC東京のブロックで追いつかれるが、喜入がブロックを決めて10-8と再びリードを奪う。しかしトスやスパイクにミスが出て10-11と逆転された。それでも星谷のサーブで崩し、小野がダイレクトボールを押し込んで17-16と逆転。その後は小野のクイックでサイドアウトを重ねる。FC東京にサービスエースを許し20-21と逆転されたが、セット途中から入った塩田のクイックや小野のブロックでデュースに持ち込む。すると、小野がショートサーブで相手を揺さぶってミスを誘い、27-26と逆転。塩田が相手ブロックを巧みにかわして次々にクイックを決め、最後は小野のブロックが決まり、このセットも31-29でデュースを制しセットを連取した。
 第3セットはムセルスキーや喜入のスパイクでサイドアウトを重ねる。スパイクミスが出て先行されるが、喜入の強力なジャンプサーブでプレッシャーをかけてミスを誘ったり、藤中がカウンターアタックを決めて6-5と逆転。その後は塩田、小野のクイックで得点を重ね、大宅のサービスエースで9-7と先行。スパイクミスが出て追いつかれるが、喜入のスパイクで流れを切り、その喜入がノータッチエースを奪って14-12と再びリードを奪う。終盤は藤中や小野のスパイクでサイドアウトを重ね、ムセルスキーのブロックで20-16とリードを広げた。FC東京のブロックに捕まり追い上げられるが、藤中が巧みにスパイクを決めて流れを取り戻すと、塩田がサービスエースを奪って24-20とマッチポイントを握った。追い上げられても最後は小野がクイックを決めて逃げ切り、サンバーズがセットカウント3-0で勝利し、準決勝進出を決めた。
 この試合はFC東京の粘り強いディグに苦しめられた。第1セットはレフトからのスパイクが決まらず、クイックの打数も少なく、ムセルスキーに攻撃が偏った中でかろうじてものにしたが、第2セット以降入ったミドルブロッカーの小野、塩田がチームを勢いづけるようなクイックを高い確率で決めて攻撃のリズムを変えた。第2セットのスタートで思い切りよくクイックを決めた小野は、「とにかく自分のやるべきことをやろうと思って入りました。まずはサイドアウト。1セット目はクイックでサイドアウトを切ることが少なかったので、まずはサイドアウトを切ることを考えて、1本目を決められたのはよかった」と振り返った。
 また、2人はサーブでも貢献。強力なジャンプサーブを打ち込んで何度もブレイクにつなげた。塩田はリーグ中、なかなか持ち前のサーブ力を発揮できなかったが、今大会はサーブが好調だ。「メンタル的にプラス思考で打てているのがいいんだと思う」と言う。
 小野も、強いサーブだけでなく、レシーバーの前を狙うショートサーブも使い分けて相手を揺さぶることができている。「タイムアウト明けとか、ミスをしたくないところでも、普通に入れにいくんじゃなく、少しでも相手を動かしたほうがいいので、巻いて打つのが有効だなと感じています」と小野は手応えを語る。 
 途中出場の選手が迷いのないプレーで、準決勝に向け、サーブやサイドアウトのいい流れを作った。準決勝の相手は、今季のVリーグ3位の東レアローズ。サンバーズは4年ぶりの決勝進出をかけ、強敵に挑む。

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