• 開催日時
    2019年3月 9日(土) 13:00
  • 会場
    草薙総合運動公園体育館

2018/19 Vリーグ ファイナル6 静岡大会 

  • サンバーズ

    3

  • 25-27
    25-21
    25-19
    25-20
  • 1

2018/19Vリーグは、V・ファイナルステージ・ファイナル6が開幕した。レギュラーラウンドを2位で通過したサンバーズは、ファイナル6初戦で6位の堺ブレイザーズと対戦した。
 第1セットの立ち上がり、サンバーズは鶴田の好守備で相手のクイックを拾い、ムセルスキーのカウンターアタックで3-1と先行し、栗山のブロックで6-3とリードした。中盤、堺の好守備から切り返されたり、クイックがブロックに捕まり10-10と追いつかれ、サービスエースを奪われ逆転される。大宅のツーアタックで逆転するが、クイックのコンビが合わず再び14-15とされた。それでも終盤、ムセルスキーのサーブでプレッシャーをかけ、怪我でベンチを外れた藤中に代わり先発出場した秦がブロックで仕留め、20-19と逆転。さらにムセルスキーのサーブで崩して塩田が押し込み21-19とリードした。しかし、堺の好守備に粘られ、ネット際のボールを押し込まれて23-23と追いつかれる。次のラリーもネット際の攻防に敗れて23-24とセットポイントを握られた。星谷のクイックでデュースに持ち込むが、最後はサービスエースを決められ、第1セットを落とした。
 第2セットは栗山のサービスエースで好スタートを切り、秦のブロックで3-2と先行する。しかしサンバーズはつなぎにミスが出たり、ブロックフォローの動きが悪く、なかなか流れをつかめない。その後、サーブレシーブを崩されて切り返され8-9と逆転された。それでも、秦に代わって入った米山が流れを変える。ブロックのワンタッチから米山が勢いよくカウンターアタックを決めて11-10と逆転。さらに、大宅のディグで粘り、ネットに当たったボールを塩田が巧みにつないで最後は米山のブロックで仕留め13-10とリードした。堺の粘り強い守備から切り返され19-17と追い上げられるが、ムセルスキーがサーブで崩し、栗山や大宅らがボールに食らいついて拾い、最後は米山のブロックで22-18と再びリードを広げた。懸命にボールに食らいついたサンバーズが粘り勝ち、セットを取り返した。
 第3セットもサンバーズは守備が機能する。堺のフェイントを塩田がきっちりとフォローしてチャンスを作り、米山が得点につなげて4-2と先行。米山、栗山がリズム良くサイドアウトを切り、ムセルスキーのカウンターアタックで8-5とリードを広げた。しかし中盤、サンバーズのスパイクを堺に粘り強く拾われて切り返され、サンバーズにミスも出て連続失点し12-13と逆転された。それでも、大宅の守備で粘り、栗山のブロックで得点につなげ15-14と逆転。さらに、ムセルスキーのカウンターアタックで17-15とリードした。その後も堺のミスや星谷のクイックで5連続得点とし20-15と点差を広げた。最後は2枚替えで入った松林がライトからスパイクを決めて締め、サンバーズがセットを連取した。
 第4セットはスパイクミスで0-2と先行されるが、栗山のディグから大宅がスパイクを決めて3-3と追いつく。サーブレシーブが崩れても大宅がツーアタックでカバーしてサイドアウトを奪うと、大宅の好守備をムセルスキーが得点につなげて7-6と逆転。中盤には、塩田の好守備をムセルスキーが巧みにつなぎ、最後はムセルスキーのブロックで11-8とした。さらに、ムセルスキーのサーブで崩して塩田がブロックで仕留め13-9とリードを広げる。ピンチも米山のブロックでしのぎ、塩田のクイックやムセルスキーのスパイクでサイドアウトを重ね、栗山のカウンターアタックで17-12と引き離した。終盤には栗山のパイプ攻撃も決まり、ムセルスキーのサービスエースで22-16と点差を広げる。最後はまたも松林が締めて、セットカウント3-1でサンバーズが勝利した。
 ファイナル6初戦ということで最初は硬さが目立った。足が動かず、フェイントが拾えなかったり、つなぎにもミスが出たが、第2セット途中に米山が入り、周囲の選手たちの動きが変わった。
「米さんは昨季キャプテンをされていたこともあって、1人1人に声をかけてくれるし、笑顔で『大丈夫だよ』と言ってくれたので、自分はすごく緊張してたんですけど、そういう言葉一つですごくプレーが変わりました」と大宅は言う。
 以降は全員がボールに食らいついて落とさず、守備のいい堺を相手にブロックとディグで粘り負けしなかったことが勝因だった。
 大宅は堺のオポジット、ジョルジェフ・ニコラの強烈なライトスパイクを何度もディグで上げ、チャンスを作った。
「昨日の夜、(山本)湧さんが先発した2レグの堺戦の映像を見て、ディグを上げていた湧さんの位置取りとかを何度も確認して今日の試合に臨みました。1セット目はうまくいかなかったけど、いろんな人にアドバイスしてもらって1本上がってからは、イメージ通りに上がるようになりました」と大宅。
 またミドルブロッカーの塩田が、4本のブロックポイントを挙げただけでなく、ブロックフォローや相手のフェイントを身を投げ出して拾い、ネットに当たって跳ね返ったボールを巧みに処理するなど、荻野監督も「ミラクルでしたね」と評するプレーで、守備やつなぎでも大きく貢献した。
 塩田は、「今日は僕にボールがよく飛んでくる当たり日でしたね(笑)。位置取りなど、ミーティングでやったことがうまくはまったし、これまで練習してきたことをある程度出せました」と話した。
 激しいファイナル6進出争いを勝ち抜いて波に乗っていた堺の勢いを止め、全員でボールに食らいついてもぎとったこの逆転勝利は大きい。次戦からも、今季のスローガン"つなぐ"を体現するプレーで、ファイナル進出に向け勝ち星を積み重ねていく。

このページの先頭へ