試合日程・結果

GAME

2017/18 V・プレミアリーグ 静岡大会 ジェイテクト戦

開催日時
2018年1月20日(土) 15:00
会場
草薙総合運動公園体育館(このはなアリーナ)
サンバーズ
サンバーズ

1

  • 25-14
  • 21-25
  • 19-25
  • 21-25

LOSE

3

ジェイテクトSTINGS

スターティングメンバー

鶴田 大樹

リベロ

リザーブメンバー

  • 高橋 賢

  • 岡本 祥吾

  • 塩田 達也

  • 松林 憲太郎

  • 小川 猛

  • 米山 達也

  • 酒井 大祐

試合経過

2017/18V・プレミアリーグ、レギュラーラウンドは残すところ2週となった。現在5位のサンバーズは、6位のジェイテクトSTINGSと対戦した。

 今季2連敗しているジェイテクトに対し、立ち上がりは星谷、栗山の連続ブロックや、エスコバルのサーブで崩してミスを誘い3-0と好スタートを切った。レセプションが少々乱れても大宅と鈴木の息の合ったコンビでクイックを決め、リズムよくサイドアウトを奪っていく。中盤には栗山のサーブで崩し、大宅のブロックや星谷のクイックで切り返して13-8とリードを広げた。その後もエスコバルのカウンターアタックや鈴木のブロックで18-10と点差を広げる。終盤には、藤中が好守備からそのままバックアタックに入って得点を奪うなど、相手に的を絞らせない攻撃で流れを渡さず、最後は鈴木のブロックで締めくくりセットを先取した。

 第2セット序盤は互いにサイドアウトを取り合う展開。サンバーズはエスコバルや藤中のスパイクを中心に得点を重ねる。すると、大宅の好守備で粘って相手のミスを誘い9-7と抜け出し、中盤、ブロックで粘ってエスコバルがカウンターアタックを決め15-12と点差を広げた。しかしその後、サンバーズのスパイクミスやジェイテクトのカウンターアタックで追いつかれ、サービスエースを奪われて17-18と逆転された。それでも、ピンチサーバーの米山がノータッチエースを奪って21-20と逆転。ところがその後、サンバーズにスパイクミスが出たりサービスエースを奪われて5連続失点し、セットを奪われた。

 第3セットは星谷、鈴木のクイックや栗山、藤中のスパイクでサイドアウトを重ね、藤中のサービスエースで7-4と抜け出した。レセプションを崩されても、栗山が自ら得点を奪って切り抜け、中盤もサンバーズは順調にサイドアウトを重ね、ジェイテクトのミスで12-8と点差を広げた。ところが、サンバーズのスパイクを粘り強く拾われて切り返され15-14と追い上げられる。連続失点は止まらず、3連続スパイクミス、ジェイテクトのブロックも加わり7連続失点して逆転され、一気に15-18と引き離された。終盤にもスパイクミスが出てリードを広げられ、セットを連取された。

 ミスで相手を勢いづけてしまったサンバーズは、第4セットの立ち上がりもジェイテクトのサーブに押されて切り返され0-3と出遅れた。藤中やエスコバルのカウンターアタックで4-3と逆転するが、スパイクミスが出て5-6と逆転を許し、中盤にもスパイクミスで9-11と点差を広げられた。藤中のスパイクでサイドアウトのリズムを立て直すが、ジェイテクトのカウンターアタックで13-16とリードを広げられる。エスコバルのサービスエースで16-17と1点差に迫るが、逆にジェイテクトに連続サービスエースを奪われ再び16-20と引き離された。終盤、ピンチサーバーとして入った小川の思い切りのいいサーブで崩してミスを誘い20-22と追い上げるが、その後またもスパイクミスが出て引き離され、ゲームセット。セットカウント1-3で敗れた。

 これまで1セットも奪えずに2連敗していた相手だけに、綿密な準備をしてこの試合に臨み、「1セット目は完璧だった」と荻野監督が言うように、第1セットはジェイテクトの攻撃をブロックとディグでうまく封じていたが、第2セット以降流れが変わった。

 リベロの鶴田は、「最初は相手のカジースキ(・マテイ)選手をブロックとディグで予定通り抑えられていたけど、2セット目後半から西田(有志)選手が当たり出して、そちらの対応に意識が行ってしまい、その結果、3、4セット目はカジースキ選手にいいように決められてしまった」と振り返った。

 それでも2、3セット目はリードしていたが、痛いスパイクミスから勝機を手放してしまった。第3セットには3連続スパイクミスを含む7連続失点も。荻野監督は、「チームとしてはうまく回っているけれど、最後決める選手がちょっと引いたかなと思う。相手がよく拾うので、一発で決めなければというプレッシャーがあったんじゃないか」と分析する。

 鶴田も、「いいスパイクを打ってもファインプレーで拾われたり、ブロックされたりした時に、(スパイカーが)そういう1本を気にしすぎないように、全員で声かけや雰囲気作りをしていかないと、受け身になって連続失点につながってしまう」と反省した。

 この敗戦の教訓を活かして次戦のFC東京戦に勝利し、ファイナル6進出を一気に引き寄せたいところだ。

2017/18シーズン

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