• 開催日時
    2016年11月13日(日) 13:05
  • 会場
    大阪市中央体育館

2016/17 V・プレミアリーグ 大阪ホームゲーム 豊田合成戦

  • サンバーズ

    3

  • 25-15
    25-20
    14-25
    21-25
    15-9
  • 2

酒井 大祐

リザーブメンバー

高橋 賢

13日に行われた大阪ホームゲーム第2戦、現在5位のサンバーズは昨季の優勝チーム、豊田合成トレフェルサと対戦した。
 第1セット序盤、サンバーズは豊田合成のスパイクをブロックのワンタッチとディグで拾い、エスコバルが得点につなげ8-6と先行した。さらに、鈴木のブロックや、山本の好守備で粘って得点につなげ11-6とリードを広げた。中盤、豊田合成のサービスエースで追い上げられるが、柳田のサーブからエスコバル、藤中がカウンターアタックを決め再び点差を広げ、柳田が硬軟織り交ぜたサーブで連続サービスエースを奪い19-11と突き放す。終盤はピンチサーバーで入った米山がきっちりとサーブで崩して得点につなげ、サンバーズが大差でセットを先取した。
 第2セットもサンバーズはサーブを緩めない。エスコバルのノータッチエースやスパイクで3-0と好スタートを切り、柳田もノータッチエースで続き、藤中のスパイクで6-1と点差を広げた。しかし徐々に豊田合成のサーブも走り始める。サンバーズはレセプションを乱され、スパイクミスが出て10-9と追い上げられたが、塩田のブロックで12-9と再びリード。その後も追い上げられるたび、鈴木のブロックや柳田のスパイクなどで引き離し、終盤コートに入った鶴田がサーブで揺さぶって連続得点につなげる。柳田のノータッチエースや、山本の巧みなツーアタックで追い上げを振り切り、サンバーズがセットを連取した。
 ところが第3セットの立ち上がり、豊田合成のイゴール・オムルチェンに2本のサービスエースを奪われるなどサーブに押されて0-4とリードを許す。サンバーズはスパイクが決まらず、豊田合成のブロックやカウンターアタックで2-8と点差を広げられた。コートに入ったキャプテン栗山がスパイク、レセプションで安定したプレーを見せサイドアウトを立て直すが、終盤サンバーズにミスが続きセットを奪われた。
 第4セットも出だしにサービスエースを奪われるが、エスコバルがノータッチエースを奪い返し3-2とすぐさま逆転。その後も互いにサーブで攻め合うが、藤中のブロックやスパイクで8-6と先行した。豊田合成のサービスエースで逆転されても、鈴木のサーブで崩してエスコバルが押し込み12-11と再び逆転。中盤、柳田のサーブで崩して山本のブロックが決まり15-13とした。ところが、サンバーズはミスが出て流れを手放してしまう。16-16と追いつかれると、豊田合成のスパイクやブロックで逆転され、さらに終盤、サンバーズにつなぎのミスが相次ぎ、逆転でセットを奪われフルセットに持ち込まれた。
 仕切り直した第5セット、サンバーズは柳田のサーブで崩し、3枚ブロックで豊田合成のイゴールを止め3-1と好スタートを切る。その後、好守備の応酬となった長いラリーをエスコバルのスパイクで制し5-2とすると、会場は大歓声に包まれた。さらに藤中がコートの隅へ狙いすましたカウンターアタックを決め点差を広げた。終盤には、サーブから入った鶴田が好守備を見せ、エスコバルが得点につなげて10-5とリードを広げる。柳田も強力なサーブを打ち込んで相手のミスを誘い、藤中が確実にサイドアウトを切って15-9でゲームセット。フルセットの試合をものにして2ポイントを上積みし、サンバーズは4位に浮上した。
 接戦を制しての3連勝にも、選手たちは喜びより反省の言葉を口にした。攻守に活躍したルーキーの藤中は、「結果的にフルセットで勝ったのはよかったんですが、個人的には3-0もしくは3-1で勝ち点3を取れていたかなという後悔と反省の方が大きい。4セット目に大事な場面でこちらのミスが何本かあって、リードしていても焦ってミスを出してしまっていたのが印象に残っている。そこをなくせていたら、もっといい結果になったはず」と悔やむ。
 4本のサービスエースを奪った柳田も「昨シーズンは(勝ち点)1ポイントに泣いたので、昨季を経験した身としては1ポイントの重みを感じている。勝ったという結果は大事なのでそこはよかったんですが、3、4セット目の展開は課題がたくさん残るところ。そこはチームとして修正していきたい」と気を引き締めた。
 それでも、昨季の優勝チームをくだしての3連勝は、チームに大きな自信と勢いをもたらすに違いない。
 この日は先発した選手だけでなく、セット後半に出場した鶴田や米山、栗山らがきっちりと役割を果たして勝利につなげた。
 昨季はリベロも務めた鶴田は今季、セット終盤のピンチレシーバーという難しい役割を担っている。酒井が「ブレイク王」と呼ぶように、鶴田が入るとチームは高いブレイク(サーブ権がある時の得点)率を残している。この日も巧みなサーブで相手を揺さぶったり、相手スパイクを反応よく拾ってチャンスを作り、連続得点につなげた。
「サーブだけで崩すというよりは、サーブから相手の攻撃をはめこんでディグを上げるという意識です。正直、ディグを上げてブレイクできたらラッキー、ぐらいの気持ちでいます。それより意識しているのはレセプションを返してサイドアウトをきっちり回すこと。やっぱり僕が入るところは相手サーブが強いところだったりするので。それと、得点が決まったら走り回るとか、チームのギアをもう一段上げるために何かしようと思って入っています」
 その時に備えて体と心の準備を整え、終盤の緊迫した場面で力を発揮する。頼もしいバックアップメンバーも支えるサンバーズは、さらに勝ち星を重ねていく。

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