研究開発者からのメッセージ 健康科学 担当 お客様が健康な毎日を送るその側に、サントリーが存在するということを実現したいです。

現在の担当している仕事は何ですか?

私の所属する健康科学研究所は、「老化を、科学する」をミッションに、科学的根拠に基づいた健康食品の研究・開発を行っています。日本は現在65歳以上の高齢者人口の占める割合が21%を超える超高齢社会を迎えており、加齢に伴う身体機能の低下、いわゆる「老化現象」が社会問題となっています。その中で私は、ひざ関節の痛みや筋肉の減少といった、お客様からも多くの不安のお声がある「脚の老化」に着目し、加齢によるひざ関節痛の緩和、運動機能の改善を実現する研究などを行っています。脚の老化を予防する為に、ひざ関節や筋肉の健康に役立つ成分の有効性・安全性を評価し、科学的根拠に基づいた健康食品の商品開発に向けて日々研究を重ねています。

今までのキャリアを教えてください。

入社時より健康科学研究所に所属し、数年間、伊右衛門特茶など体脂肪を減らす作用を持つ特定保健用食品を開発するための有効性評価を行っていました。その後、さらに研究領域を拡げ、現在はグルコサミンなど脚の老化を予防する成分の有効性評価を行っています。

仕事をする上で大切にしていることはありますか?

健康食品は、何らかの悩みをお持ちのお客様が購入される場合が多いので、お客様からいただく様々なお声を肌で感じ取り、研究に活かすことを意識しています。一人でも多くのお客様の悩みを解決し、たくさんの方に「ウエルネス」を実現いただけるようにしたいと考えています。

仕事で印象に残っていること(成功・失敗など)を教えてください。

入社して間もない頃、特定保健用食品を開発する際の、有効性評価試験で思うような結果がなかなか得られず、どのような評価体系がいいのか何度も何度も検討し、何十回と試験を繰り返して試行錯誤を重ねました。もどかしい思いで一杯になりました。
ただ、その後のひざ関節痛に関する研究において、グルコサミンを含む成分の組み合わせで行った有効性評価試験で非常に良好な結果が得られ、台湾で開催された国際学会で発表したところ、優秀研究報告賞(Poster Award)を受賞することができました。学術的に、世界でも認められる仕事ができたことに大変感動を覚えました。

今後、サントリーで実現したい夢は何ですか?

私は学生時代にフィギュアスケート界の第一線で戦ってきており、常に運動をする環境にありました。運動をすることで体に必要な筋肉をつけたり、適正な体重を保てたり、何よりも汗をかいて爽快な気分になり、辛い練習もありましたが、健康で心身ともに充実した日々を過ごすことができました。
この経験から、加齢に伴う身体機能の低下を予防し、生涯に渡って健康を維持するためには、老若男女問わず「運動をすること」が重要だと感じており、これまでにはない、誰もが思わず運動をしたくなるようなモノ・コトを開発したいと考えています。そのモノ・コトが世界中の人に運動をすることを促し、お客様が健康な毎日を送るその側に、サントリーが存在する、ということを実現したいです。

TOP