サントリーグループは、「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとともに福島の子どもをサポートしているNPO団体に対して助成を行っています。2013年～2015年の3年間で、のべ57団体へ総額約2億円の助成しました。

7月5日・6日、福島市内にて「助成先・学びあいフォーラム2015」を開催し、助成団体19団体32名が参加しました。このフォーラムは、各団体が将来を見据えて助成金を有効的に活用し、助成終了後も自立して活動を継続できるよう、NPO運営の知識習得や活動計画の見直しの機会として毎年実施しているものです。今回は、活動継続に不可欠な「資金調達」の具体策となる「行政との連携」「活動資金集め（クラウドファンディング）」、および「放射能リテラシー」に関する講義とワークショップを実施しました。参加者たちは、真剣な眼差しで、他団体との情報交換や話し合いを行っていました。

終了後、参加者からは、｢助成金に頼らない体制づくりを改めて急がねばならないと感じた」「震災後の各団体の成長と課題が分かり、貴重な機会だった」といった感想が寄せられました。