「体験格差」解消の仕組みづくり
家庭環境や経済状況によって生まれる“体験格差”は、子どもたちの長期的なウェルビーイングに深い影響を及ぼします。子どもたちが「やってみたい」と願ったとき、その一歩をあきらめずに踏み出せる環境をつくっていきます。

“君は未知数”では、「子どもたちが自分の人生に希望を持てる社会をつくる」ことを目標のひとつとして掲げています。
それを達成するためには、「意思を形にできるNPO等が増える」「NPO同士や企業との連携の形をつくる」「NPO等の社会的価値をひろげる」という3点と、これらを通じて「意思あるNPO等を支え、コラボレーションの形を示す」ことが重要だと考えています。
NPO等との協働事業では、上記を具体化し、プロトタイプを生み出すことや、コレクティブインパクトを生み出すべく取り組みをすすめています。
協働事業の実施にあたっては、特に以下を重視しています。
家庭環境や経済状況によって生まれる“体験格差”は、子どもたちの長期的なウェルビーイングに深い影響を及ぼします。子どもたちが「やってみたい」と願ったとき、その一歩をあきらめずに踏み出せる環境をつくっていきます。
家庭環境や経済状況によって生まれる“体験格差”は、子どもたちの長期的なウェルビーイングに深い影響を及ぼします。一つひとつの「あきらめ」が、子どもたちの未来への扉を閉ざしていく。そんな「小さくて見えない痛み」の蓄積は、私たちの社会全体の大きな損失へとつながりかねません。
子どもたちが「やってみたい」と願ったとき、その一歩をあきらめずに踏み出せる環境を目指して。
家庭の経済力や障がいの有無、暮らす地域に左右されず、子どもたちが「未知」と出会い「冒険」する楽しさや挑戦する喜びを存分に味わえる社会へ。
フローレンスとサントリーは、企業が持つリソースを活かしながら、子どもたち自身が、心おどる「冒険」に出会えるプラットフォームの形成に挑んでいます。


こども冒険バンク
https://bokenbank.florence.or.jp/

「自分らしさ」や周囲との関係性に悩む思春期世代には、安心してつながり、挑戦し、助けを求められる居場所が必要です。安心して「未知」と出会える居場所を全国にひろげるため、ユースセンターの質・量の両面での拡大に取り組んでいます。
未来へひろがる無限の可能性の一方で、「自分らしさ」や周囲との関係性に悩む思春期世代。人間の発達にとって大切な時期だからこそ、安心してつながり、挑戦し、助けを求められる場の充実が必要です。
カタリバとサントリーは、可能性と揺らぎを抱えた10代が、安心して「未知」と出会える空間を全国にひろげる観点から、ユースセンターの質・量の両面での拡大に取り組んでいます。



「安心して過ごせる場所」を持てないまま、孤立や困難を抱える子ども・若者たち。
Learning for All とサントリーは、そうした子ども・若者と日常のなかで出会い、見守り、支えていくために、「予防」と「介入」を一体化させた新たなユースセンターのモデル構築と、全国への拡大に向けた政策提案に取り組んでいます。



「こども食堂」の実施や、「就労準備」・「体験の場」として、飲食店の可能性を探索し、こども・若者への支援開発をしていきます。
こども食堂が全国に広がる一方で、歩いて行ける範囲にこども食堂が一つもない地域も数多く残されています。子どもたちに「安心できる食」と「居場所」を届けたいと願っても、場所や設備をゼロから整えるのは大きな負担です。
むすびえとサントリーでは、飲食店を活用したこども食堂の開設を応援するために、運営事例や立ち上げの参考ポイントなどを掲載した「お店でこども食堂スタートブック」を制作しました。飲食店ならではの強みを活かし、無理なく継続しやすいモデルづくりに取り組んでいます。


家庭環境や生活リズム、対人関係のつまずきなどを背景に、公的な制度や一般的な職場のルールになじみにくい若者がいます。「働きたい」と思っても、そもそも「働く入口」に立ちにくい状況に置かれ、十分なサポートにつながれないまま時間が過ぎると、将来の選択肢が狭まっていく可能性があります。
D×Pとサントリーは、大阪・ミナミの繁華街にあるユースセンターを拠点に、安心できる環境の中で“働いてみる”経験を重ねることで、若者自身が自分に合った働き方を探せるモデルづくりを進めています。



子どもたちは先生でも保護者でもない大人との出会いの中で、将来の仕事や生き方を考え、本当に大切にしたいことに気づきます。自分を知り、挑戦するきっかけをつくるために、大人が積極的に子どもと関わって応援することができる機会を増やしていきます。
自分自身にも未来にも希望を持てず、失敗を恐れてチャレンジできないと思い込んでいる子どもたち。誰もが必ず持っている原動力「わくわくエンジン®」を大切にしながら、一歩踏み出す経験をする機会が必要です。
キーパーソン21とサントリーは、公教育でのキャリア教育の枠を超え、子どもたちと地域の多様な大人たちがつながりながら、対話と体験をもって子どもたちを応援していく「対話型地域循環キャリア教育」のモデルづくりに取り組んでいます。
※「わくわくエンジン」はキーパーソン21の登録商標です


殻をやぶれ!わくわくたまごプロジェクト2025
https://wakutama.hp.peraichi.com/

本レポートは、2024年春から始まった次世代エンパワメント活動“君は未知数”について、中間段階における状況を、広くみなさまにお伝えすることを目的としています。
レポートではNPO等との協働事業にフォーカスし、これまでの取り組みで見えてきた成果や課題をまとめました。
また、“君は未知数”基金の2024年度・2025年度採択団体についても紹介しています。
なお、本レポートとは別に、サントリーでは本取り組みの全体像を解説した冊子「次世代エンパワメント実現に向けたTheory of Change」を公開しています。併せてご覧いただければ幸いです。