サントリー美術館

美しく飾られた箱は「玉手箱」と呼ばれました。貴人愛玩の器物としてだけではなく、神々への奉納物として特別に仕立てられ、それらの中には今も神宝として伝わるものも少なくありません。本展は修理後初公開となる国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》を起点に現存する手箱の名品を集め、名だたる神社に伝えられた様々な神宝類とともに展示します。金や螺鈿きらめく漆芸の結晶美を中心に、贅を尽くして作られた華やかな工芸の品々をご覧いただきます。

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六本木開館10周年記念展
国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》修理後初公開
神の宝の玉手箱

2017年5月31日(水)~7月17日(月・祝)

※作品保護のため、会期中展示替をおこないます。

今も昔も、きらびやかで美しい箱は、人々を惹きつけてやみません。内容品が大切であればあるほど、また、所有する者の身分が貴いほど、箱は美しく仕立てられ、“玉なる箱”として愛でられてきました。「手箱」はその代表格で、もともと貴人の手回り品を入れるためのものが、蒔絵や螺鈿といった当時最高の装飾技法によって飾られ、神々のお使いになる具として奉納されるようにもなります。特に中世の手箱は、漆芸技法の結晶美ともいえるほど技術の粋が凝縮され、「神宝」として、あるいは一部の特権階級の所有として伝わるにふさわしいものばかりです。
本展は、このたび約50年ぶりに修理を行った国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱(ふせんりょうらでんまきえてばこ)》(サントリー美術館蔵)を修理後初公開することを基点に、人々が生活の中で用いてきた手箱の姿を織り交ぜつつ、特別に仕立てられた手箱についてその魅力を特集するものです。特に、名だたる神社に伝わった手箱を、表着(うわぎ)、沓(くつ)、檜扇(ひおうぎ)などの服飾から、鏡、鏡台、硯箱などの調度(ちょうど)にわたる様々な神宝類と合わせて展示します。
また、このたびの修理等を通して知られた、名品手箱の手間を惜しまない複雑な技法の工程と高度な技をご紹介しつつ、近現代の名工が手がけたそれら手箱の模造を通して、輝きに満ちた制作当初の姿をご覧いただきます。
金や螺鈿きらめく玉なる手箱―“玉手箱”。各時代で人々を魅了し、時に神様に捧げられた技と美をご堪能ください。

会期

2017年5月31日(水)~7月17日(月・祝)

※作品保護のため、会期中展示替をおこないます。

開館時間

10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)

※7月16日(日)は20時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※shop×cafeは会期中無休

休館日

火曜日

※7月11日は開館

入館料
一般 当日 ¥1,300 前売 ¥1,100
大学・高校生 当日 ¥1,000 前売 ¥800

※中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料
[チケット販売場所]
サントリー美術館(火曜日、展示替え期間中を除く)
チケットぴあ:Pコード 768-142(前売・当日券共通)
ローソンチケット:Lコード 32333(前売・当日券共通)
セブンイレブン:051-476(前売・当日券共通)
イープラスにて取扱い
※プレイガイドでの販売は一般券のみ
※前売期間は2017年3月29日(水)から5月30日(火)まで
※サントリー美術館受付での前売券販売は5月14日(日)まで

割引

◇100円割引
・きものでのご来館
・ホームページ限定割引券提示
・携帯/スマートフォンサイトの割引券画面提示
・あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示
・20名様以上の団体

※他の割引との併用はできません

音声ガイド

¥500 (英語版もございます)

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