THE OOLONG-CHA WORLD HISTORY | ウーロン茶の世界史 〜ウーロン茶は紅茶の母である〜

紅茶って、元々はウーロン茶だったということをご存じでしょうか?その壮大なウーロン茶の世界史を、ここでは順番にお話しします。またクイズにお答え頂き全問正解された方には、全問正解認定書が与えられます。ぜひチャレンジしてください。

発酵茶は、18世紀ヨーロッパ上流階級のシンボル

上流階級から中流階級へ

このように、喫茶は一種のステータスシンボルとして捉えられていたのです。そのため、お茶の飲み方自体も、わざともったいぶって複雑にするという文化もありました。それは、茶碗に入れたお茶を、一旦受け皿に移してから飲むというものです。この受け皿は今日のティーソーサーのような薄いものではなく、やや深みのある形状のものでした。初めは宮廷やコーヒーハウスなどだけで飲まれていたお茶ですが、輸入量が増大すると共に、徐々に上流階級から中流階級の人々へと浸透していきました。

「茶の世界史-緑茶の文化と紅茶の社会-」角山栄/中央公論新社,「紅茶の世界」荒木安正/柴田書店,「紅茶の保険機能と文化」佐野満昭・斉藤由美/アイケイコーポレーション,「紅茶の事典」荒木安正・松田昌夫/柴田書店,「知っておきたい英国紅茶の話」出口保夫/武田ランダムハウスジャパン

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おさらいクイズ

発酵茶は、18世紀ヨーロッパ上流階級のシンボル

当時、お茶を保管した宝石箱のような容器の名前は?

全問正解!全問正解認定書が与えられました。

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