2023.02.15

先輩インタビューVol.5 人生のターニングポイント~"スキルアップ"編~

先輩インタビューVol.5 人生のターニングポイント~

CASE1

うっしー

うっしー先輩

2013年(新卒)入社

生産・研究・製造

くすぶる中で、自分の強み再発見。

入社3年目の異動。それが自分のターニングポイントでした。

就職活動時の第一希望通りに配属された最初の部署。喜びもつかの間、3年目には焦燥感に駆られるように。というのも大きな結果を残すこともできず、現在の部署に異動を命じられたからです。

「このままでは周りから得意技も光るものも持っていないと思われてしまう」
そんなふうに自分にレッテルを貼り、気持ちが上滑りする日々を過ごしていました。

この部署で何か役に立てるスキルはないだろうか……落ち着いてそう考え直した時、大学院と初期配属部署で習得した機器分析技術を現在の仕事にも活かせることに気がつきました。

私にとっては暗闇の中に差した一筋の光。
藁にもすがる思いでスキルアップに努め、数年経った今では機器分析を自分の強みにすることができました。

本来、周りからどう思われるかなんてことは仕事の本質からはズレているのでしょうが、私の場合はそう意識したことで「何か役に立ちたい」「得意分野を持ちたい」と強く感じることができました。だから、自分が変わるきっかけなんて、何でもいいのだと思います。

くすぶっていた中で自分自身の再発見。それが私にとってのターニングポイントになりました。

CASE2

しの

しの先輩

1997年(新卒)入社

マーケティング

救えなかった、お得意様の危機

私のターニングポイントは、苦い経験から始まりました。それは、かつて担当していたお取引業者さんの経営が厳しくなってしまった時のことです。

競合激化によって窮地に立たされた得意先の社長さんから、話があると呼び出されました。そこで私に財務諸表を見せられ、アドバイスを求められたのですが、当時の私は何も知識がなく、期待に応えることができませんでした。

まだ若く経験の浅かった私に、会社の大切な財務記録を見せるなんて、かなり切羽詰まった状況だったに違いありません。藁にもすがる思いで助けを求めてきた社長さんの気持ちに応えることができず、私は自分の不甲斐なさに悔しさでいっぱいになりました。

同時に自社製品のシェアアップだけを考え営業してきた自分が恥ずかしくなり、その後、経済や経営などについて必死に勉強するようになりました。

今もあの時の悔しさを忘れずに、商売の本質を考え、自分の研鑽に励むことができています。もう二度と同じ失敗をくり返さないように、困った人がいればいつでも手を差し伸べられるように。

いつかの危機を乗り越えられる力を、しっかりと身につけたい。そんな思いで日々自己研鑽を重ねています。

CASE3

のっきー

のっきー先輩

2017年(新卒)入社

マーケティング

コロナ禍のピンチを、自分のチャンスに。

人生のターニングポイントが訪れたのは、入社4年目の冬。まさに新型コロナウイルス感染症が流行り始めた頃で、私の担当していた業務は次々と中止になっていきました。

ぽっかりと時間が空いてしまい、「何もやることがない。どうしよう……」と私は途方に暮れていました。でも心も体も、時間も持て余しては意味がない。一歩でも前に進むために何かをしなくてはという思いに駆られ、こう思い立ったのです。

「この時間を自己成長のチャンスに変えよう!」

前例のないピンチに何かできることがないか探していたところ、さすがは我らがサントリー、社員向けの多様な教育プログラムが用意されているではありませんか!

自己啓発やキャリア開発、グローバル研修などなど、「やってみなはれ」のオンパレード。このチャンスを逃さない手はない!と、社内の公募型の研修に思い切って応募したのです。

半年間みっちりの大変な研修でしたが、これを通じて、かけがえのない経験と仲間を得ることができました。その時学んだ経験が、今の仕事にもとても活きています。

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