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ニュースリリース
  • No.sh0462(2025/5/12)

サントリーホール オルガン・フェスティバル 2025
2025年8月11日(月・祝)開催

 過去の公演より ©Naoya Ikegami 

サントリーホールのオルガン

ヴァンサン・デュボワ

サントリーホールが贈る夏のオルガンの祭典
多彩な5公演を選んで楽しめる、今までにないオルガン体験

 サントリーホールは、8月11日(月・祝)に「オルガン・フェスティバル 2025を開催します。大ホールの正面に構えるオルガンは、音色を使い分けるストップ数74、パイプの総数5,898本と、世界最大規模の大きさを誇る、まさにサントリーホールの「顔」。「オルガン・フェスティバル」は、そんなオルガンの魅力を余すところなく楽しめる夏のオルガンの祭典です。これまで開催してきた「オルガンZANMAI!」がさらにパワーアップし、多彩な5つの公演をご用意。お好みの公演をお選びいただけます。オルガンを初めて聴く方から、これまで楽しまれていた方まで、これまでに味わったことのないような上質なオルガン体験をお届けします。
 公演1 「オルガンで奏でる名曲たち~英国音楽作品集」(12:00開演/大ホール)では壮大さと多様性が詰まった英国音楽を、オルガンと金管・打楽器アンサンブル、合唱の荘厳なサウンドでお届けします。勝山雅世のオルガンに服部 (打楽器)、佐々木新平(指揮)率いるオルガン・フェスティバル スペシャル・ブラス・アンサンブル、さらに新国立劇場合唱団が加わり、圧巻の音楽が会場を包み込みます。
 公演2 トークイベント「オルガン・ビルダーの世界」(14:00開演/ブルーローズ(小ホール))は、国内に数十人しかいない技術者オルガン・ビルダーに焦点を当てた、フェスティバルならではのスペシャルトーク企画。日本全国でオルガンの設置・保守・改修を手掛け、オルガニストから厚い信頼を集めてきた都留裕幸が、楽器の仕組みや構造の工夫、そしてベールに包まれたその仕事をお話します。前後の公演とあわせて聞けば、オルガンへの理解が一層深まります。
 公演3 「ヴァンサン・デュボワ オルガン・リサイタル 名工カヴァイエ=コルがもたらしたフランスオルガン作品の軌跡」(15:30開演/大ホール)では、ノートルダム大聖堂のオルガニスト ヴァンサン・デュボワがサントリーホールに初登場。19世紀フランスの名工カヴァイエ=コル(1811-1899)をテーマにしたソロ・リサイタルをお届けします。カヴァイエ=コルはフランス国内外で数多のオルガン製作を手掛け、その多大な影響から「シンフォニック・オルガン」という新たなジャンルを生み出しました。彼の発明以降、独自の発展を遂げたフランスオルガン作品の軌跡を辿ります。
 公演4 オルガン・ステージリーディング『モーツァルト!』(18:30開演/大ホール)はステージ・リーディング企画の第4弾で、今年はミュージカル『モーツァルト!』をセレクトします。シルヴェスター・リーヴァイが創り出した名ミュージカルナンバーをオルガンに編曲し、国内外での活躍目覚ましい石川゠マンジョル優歌が演奏。朗読には城田 木下晴香というミュージカル界の人気俳優を迎えてお届けします。さらには城田 優が全体監修も手掛けるなど、全く新しい形のオルガン公演にご期待ください。
 公演5 「松井秀太郎カルテット~ハモンド・オルガンの魅力-ポジティフオルガンの新境地」(20:00開演/ブルーローズ(小ホール))は主にジャズの世界で親しまれている「ハモンド・オルガン」と、サントリーホールの「ポジティフオルガン」(小型オルガン)を駆使したジャズ・ライブ。松井秀太郎カルテットがここでしか聞けないオンリーワンのプログラムで贈る、一夜限りの特別なジャズ・ライブをご堪能ください。

[チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日除く)
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/

― 記 ―

サントリーホール オルガン・フェスティバル 2025
Suntory Hall Organ Festival 2025

■全公演共通■

【日時】2025年8月11日(月・祝)
【会場】サントリーホール 大ホールおよびブルーローズ(小ホール)

【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売:2025年5月18日(日)10時~24日(土)
一般発売:2025年5月25日(日)10時~

【チケット取り扱い】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ WEB suntoryhall.pia.jp
 ※サントリーホール・メンバーズ・クラブは要事前登録(会費無料・WEB 会員は即日入会可)
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
サントリーホール窓口(10:00~18:00、休館日を除く)
 ※18時以降開演の公演がある場合は開演時刻まで営業
 ※先行期間中は窓口での販売は致しません。
チケットぴあ t.pia.jp
イープラス eplus.jp
ローソンチケット l-tike.com

【主催】サントリーホール
【協力】ヤマハ株式会社

※サントリーホールのホームページに「オルガン・フェスティバル 2025」の特集ページを開設し、最新情報を随時更新しています。 https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/article/detail/001707.html

公演1 オルガンで奏でる名曲たち~英国音楽作品集
【日時】2025年8月11日(月・祝)12:00開演(11:30開場/13:10終演予定)
【会場】大ホール 

【出演】
オルガン:勝山雅世 Masayo Katsuyama, Organ
指揮・ナビゲーター:佐々木新平 Shimpei Sasaki, Condutor and Navigator
打楽器:服部 恵 Megumi Hattori, Percussion
金管・打楽器:オルガン・フェスティバル スペシャル・ブラス・アンサンブル
Organ Festival Special Brass Ensemble
 トランペット:本間千也、ガルシア安藤真美子、奥山泰三、清川大介
 トロンボーン:中川亜美、石村源海、鈴木崇弘
 テューバ:池田侑太
 ティンパニ:坂本雄希
 打楽器:和田光世、服部 恵
合唱:新国立劇場合唱団 New National Theatre Chorus

プロフィールはこちら

【曲目】
イギリス国歌(勝山雅世 編曲):「国王陛下万歳」
コープ/ルーファー(勝山雅世 編曲):『ハイランド・カテドラル』
坂本日菜:『終わらない夜』(2024年度愛知県芸術劇場委嘱作品)より
ウィーラン(勝山雅世 編曲):『リバーダンス』より「ファイヤーダンス」
アイルランド民謡(近藤 岳 編曲):「ロンドンデリーの歌」
トッド:「コール・オブ・ウィスダム」
ラター:『グローリア』混声合唱、金管、打楽器、オルガンのための 

【チケット料金(全席指定)】S席4,500円 A席3,500円

公演2 トークイベント「オルガン・ビルダーの世界」
【日時】2025年8月11日(月・祝)14:00開始(13:30開場/14:45終了予定)
【会場】ブルーローズ(小ホール) 

【出演】オルガン・ビルダー:都留裕幸 ほか Hiroyuki Tsuru, Organ Builder

プロフィールはこちら

【チケット料金】自由席1,000円

公演3 ヴァンサン・デュボワ オルガン・リサイタル
名工カヴァイエ=コルがもたらしたフランスオルガン作品の軌跡
【日時】2025年8月11日(月・祝)15:30開演(15:00開場/16:40終演予定)
【会場】大ホール 

【出演】オルガン:ヴァンサン・デュボワ Vincent Dubois, Organ

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【曲目】
ヴィドール:オルガン交響曲第5番 ヘ短調 作品42-1 より 第1楽章
フランク:『3つの小品』より 第2曲「カンタービレ」
ヴィエルヌ:オルガン交響曲第6番 ロ短調 作品59 より 第5楽章
サン=サーンス(ルメア 編曲):『死の舞踏』作品40
ラヴェル(デュボワ 編曲):『クープランの墓』より「リゴードン」「メヌエット」「トッカータ」
デュプレ:『エヴォカシオン』作品37 より 第3楽章
ヴァンサン・デュボワ:即興演奏「サルヴェ・レジーナ」 

【チケット料金(全席指定)】S席4,500円 A席3,500円

公演4 オルガン・ステージリーディング『モーツァルト!』
【日時】2025年8月11日(月・祝)18:30開演(18:00開場/19:40終演予定)
【会場】大ホール

【出演】
オルガン:石川゠マンジョル優歌 Yuka Ishikawa-Mangeol, Organ
朗読:城田 優、木下晴香 Yu Shirota / Haruka Kinoshita, Narrator
原作:ミヒャエル・クンツェ Michael Kunze, Book and Lyrics
音楽・オーケストレーション:シルヴェスター・リーヴァイ Sylvester Levay, Music and Orchestrations
監修:城田 優 Yu Shirota, Stage Reading Advisor
オルガン編曲:坂本日菜 Hina Sakamoto, Arrangement for Organ
朗読台本:田中麻衣子 Maiko Tanaka, Script for Stage Reading
オリジナル・プロダクション:ウィーン劇場協会 Original Production by Vereinigte Bühnen Wien 

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【制作】サントリーホール Presented by Suntory Hall
【協力】東宝株式会社 Supported by TOHO Co., Ltd. 

【曲目】
リーヴァイ(坂本日菜 編曲):ミュージカル『モーツァルト!』より
「僕こそ音楽(ミュージック)」「ダンスはやめられない」「星から降る金」 ほか 

【チケット料金(全席指定)】S席7,500円 A席5,500円

公演5 松井秀太郎カルテット~ハモンド・オルガンの魅力-ポジティフオルガンの新境地
【日時】2025年8月11日(月・祝)20:00開演(19:00開場/21:10終演予定)
【会場】ブルーローズ(小ホール) 

【出演】松井秀太郎カルテット SHUTARO MATSUI QUARTET
 トランペット:松井秀太郎 Shutaro Matsui, Trumpet
 ハモンド・オルガン/ポジティフオルガン:壷阪健登 Kento Tsubosaka, Hammond Organ / Positiv Organ
 ギター:浅利史花  Fumika Asari, Guitar
 ドラム:きたいくにと Kunito Kitai, Drum 

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【制作協力】エイベックス・クラシックス

【曲目】
ピーターソン:「自由への賛歌」
松井秀太郎:サントリーウイスキー『響』をモチーフにした新作(世界初演)
松井秀太郎:『Blue Rose』
ほか 

【チケット料金(全席指定)】指定席7,000円 サイドビュー席5,000円

※内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。公演の最新情報はホームページにて発表いたします。suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。

 

【プロフィール】
■オルガン:勝山雅世 Masayo Katsuyama, Organ
大阪府出身。東京藝術大学卒業、同大学院修了。アカンサス音楽賞受賞。バーゼル・スコラ・カントルムに留学。2003年オランダのアルクマール・シュニットガー国際オルガンコンクール第3位入賞。07年からヘンデル・フェスティバル・ジャパンで通奏低音を担当。08年から21年まで、サントリーホール主催「それいけ!オルガン探検隊」で演奏、企画に携わる。N響第九Special Concertの前公演に多数出演。22年、彩の国さいたま芸術劇場の「キミとの遭遇~地上の音楽と踊りをめぐる旅~」で、演奏と音楽制作を担当。近年、特に子供のためのコンサートに力を注ぎ、小学館の図鑑NEOシリーズの音楽版で、録画演奏を行っている。また趣味の「観る将」(将棋を観て楽しむ)を通じて、将棋とコラボレーションした演奏会を企画し好評を得る。日本オルガニスト協会会員。
https://www.youtube.com/@masayo.katsuyama.organcafe

■打楽器:服部 恵 Megumi Hattori, Percussion
福岡県太宰府市出身。東京藝術大学音楽学部打楽器専攻卒業。2007年ブルガリア打楽器国際コンクール二重奏部門において1位なしの第2位受賞。12年イタリア国際打楽器コンクールのヴィブラフォン部門にて第1位受賞。CM、映画音楽など数々のレコーディングに参加。布施明コンサートツアーバンドメンバーとして全国ツアー参加中。ミュージカルのオーケストラメンバーやフリーパーカッショニストとしてジャンルを問わず活動中。ヤマハアーティスト。
http://percussion-meg.jimdo.com/

■指揮・ナビゲーター:佐々木新平 Shimpei Sasaki, Condutor and Navigator
秋田県出身。東京学芸大学を経て桐朋学園大学にて指揮を専攻。飯守泰次郎、秋山和慶、小泉ひろしに師事。その後ヨーロッパ各地の国際指揮マスタークラスに選抜されJ. パヌラら巨匠たちの薫陶を受ける。2013年よりドイツ・ミュンヘンへ留学し各地でさらなる研鑽を積んだ。12年の第9回、17年の第10回フィテルベルク国際指揮者コンクールにおいてディプロマ、15年ブザンソン国際指揮者コンクールにおいては本選最終の8人に選出。これまで国内主要楽団に客演。15~19年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団アソシエイト・コンダクター。21~24年ヤマハ吹奏楽団常任指揮者を経て現在名誉指揮者。24年11月東京吹奏楽団正指揮者に就任。あきた芸術劇場ミルハスでは22年のオープン以来音楽部門アドバイザーを務める。現在オーケストラを中心に吹奏楽、合唱、オペラ、バレエなどあらゆるシーンで才能を発揮。多彩な演奏活動に加え、テレビ、ラジオ、映画へ出演するなど多方面に活動の幅を広げている。しなやかな足取りで、ひたむきに遥かなる高みに向かう若き指揮者。

■合唱:新国立劇場合唱団 New National Theatre Chorus
1997年10月に開場した新国立劇場のオペラ公演の核を担う合唱団として、98年4月から活動を開始。メンバーは100名を超え、新国立劇場で上演されるシーズン公演の出演に加え、2007年からは劇場外からの出演依頼の声に応えて外部公演への出演を開始した。個々のメンバーは高水準の歌唱力と演技力を有しており、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は高い評価を得ている。近年では国内主要のオーケストラのほか、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、マリインスキー歌劇場管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など国外オーケストラとの共演も広がりつつある。

■オルガン・ビルダー:都留裕幸 Hiroyuki Tsuru, Organ Builder
1961年大阪府豊中市生まれ。関西学院大学経済学部在学中、チャペルオルガニストとして礼拝奏楽に従事。卒業後、日本ハモンド株式会社に勤務。その後、オルガン建造の道に進むため木工訓練所および国内オルガン・ビルダーでの修業を経て88年ヤマハ株式会社に入社。同年~89年にかけてフランス・アルザス地方のアルフレッド・ケルン社、92~94年には南仏のパスカル・コワラン社において歴史楽器修復および建造・整音技術を学んだ。欧州各地(フランス、ドイツ、オランダ、イギリス、ベルギー、スイス、スペイン)の数々の歴史的オルガンとオルガン・ビルダーの名工たちを訪ね、オルガン建造技法の知見を広げた。92年フランス教育文化省認定のオルガン建造者職業資格ならびに93年アルザス商工会議所認定のオルガン建造者職人資格を取得。95~96年にはオルガン建造/整音の師であるパスカル・コワランからの招聘によりフランス・ボルドー市の歴史的オルガンであるドン・ベドスオルガン修復作業(フランス教育文化省事業)にも従事。日本国内においてはオルガン計画・設置・保守・オーバーホール・移設事業にも多く携わり現在に至る。日本キリスト教団神戸栄光教会々員。

■オルガン:ヴァンサン・デュボワ Vincent Dubois, Organ
フランス・パリのノートルダム大聖堂のオルガニスト、ヴァンサン・デュボアは、現在世界最高のオルガニストの一人と称賛されている。2002年、カルガリー国際オルガンコンクール、トゥールーズ国際コンクールという2つの主要なオルガンコンクールで優勝、以後世界の舞台で活躍。世界の一流オーケストラとの共演も数多く、ベルリンをはじめ、ウィーン、パリ、モントリオール、フィラデルフィア、モスクワなど世界の主要なコンサートホールにて演奏している。CDもさまざまなレーベルでレコーディングしており、特に25年にはパリ・ノートルダム大聖堂の再開を記念し、EratoとWarner Classicsのエクスクルーシブ・アーティストとして大聖堂にて収録。また彼の演奏は、ラジオ・フランスほか、世界中で放送されている。12年から22年までフランスのストラスブール地方音楽院のディレクターを務めた後、22年にドイツのザール音楽大学のオルガン科教授に就任、さらに世界で最も権威のある大学や音楽院でマスタークラスを受け持つ。

■オルガン:石川゠マンジョル優歌 Yuka Ishikawa-Mangeol, Organ
都立芸術高校音楽科楽理専攻、東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻および同大学院修士課程修了。修了時に大学院アカンサス賞受賞。フランス・トゥールーズ音楽院オルガン科、クラヴサン科、ピアノ伴奏科、エクリチュール科修了。2016年度藝大モーニングコンサートに選出。横浜みなとみらいホール・ホールオルガニスト・インターンシップ・プログラム第15期生。18年ピエール・ド・マンシクール国際オルガンコンクール セミファイナリスト。NTT docomo VOLTE HD + ラジオCM「聞こえない音楽」篇、ゲーム原神ミュージックビデオ「終末の赦祷式 アルレッキーノ」篇(ソニー・ミュージックパブリッシング)など出演。現在、ガルニエオルガヌム・パイプオルガン教室講師。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。

■朗読・公演4『モーツァルト!』監修:城田 優 Yu Shirota, Narrator and Stage Reading Advisor
2003年に俳優デビュー以降、ドラマ、映画、舞台、音楽など幅広いジャンルで活躍。近年の主な出演作に、ドラマ「エンジェルフライト~国際霊柩送還士~」(NHK/Amazon Prime)、「いきなり婚」(NTV)、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」語り手(NHK)、映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』などがある。舞台ではミュージカル『エリザベート』で第65回文化庁芸術祭演劇部門新人賞、18年ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』で第43回菊田一夫演劇賞、21年ミュージカル『NINE』で第28回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞するなど数々の賞を受賞。16年に『アップル・ツリー』で演出家デビュー。演出・出演作品にミュージカル『ファントム』『カーテンズ』がある。プロデュース・演出・出演作品『TOKYO~the city of music and love~』で初の海外公演を果たす。音楽では、Billboard classics×SNOOPYコンサート「Magical Christmas Night」で演出を手がけ、このコンサートから生まれた楽曲『夢の種~I’ll be by your side』がデジタル配信中。中森明菜トリビュートアルバム『明響』(5月1日リリース)に「少女A」で参加し話題に。5月開幕のミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』は、6月愛知/御園座、7月大阪/梅田芸術劇場メインホール、福岡/博多座にて上演。26年1月開幕の『PRETTY WOMAN The Musical』への出演が決定している。

■朗読:木下晴香 Haruka Kinoshita, Narrator
1999年2月5日生まれ。2017年にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役でデビュー。以降ミュージカルを中心に活躍する中、19年には映画『アラジン』でプレミアム吹き替え版のヒロインのジャスミン役を演じ好評を博した。主な出演作品に、ミュージカル『モーツァルト!』『銀河鉄道999 さよならメーテル~僕の永遠』『ファントム』『アナスタシア』(主演)、『王家の紋章』『プロデューサーズ』『ザ・ビューティフル・ゲーム』『ベートーヴェン』『ファンレター』、25年6月までミュージカル『レ・ミゼラブル』のファンテーヌ役を演じている。21年には舞台『彼女を笑う人がいても』にてストレートプレイに出演。21年第11回岩谷時子賞・奨励賞、22年第47回菊田一夫演劇賞を受賞。またNHK BS時代劇「雲霧仁左衛門6」「雲霧仁左衛門ファイナル」の亀菊役としてレギュラー出演するなど、映像作品にも活躍の場を広げている。 

■オルガン編曲:坂本日菜 Hina Sakamoto, Arrangement for Organ
桐朋学園大学にて作曲を三善晃に師事。300を超えるオルガン作編曲は礼拝音楽からミュージカルまで幅広く、国内外・欧米各地で演奏出版されている。近年は米シアトルにて『マリンバとオルガンのための“玉響”(2022)』、廃品打楽器とオーケストラによる未来奇譚『埖の星から来た男(23)』、ロブ・ゴンサルヴェスの絵画16点に寄せるオルガン組曲『終わらない夜(24)』の初演が続く。25年秋には小泉八雲『露のひとしずく』による組曲、また伊勢山皇大神宮奉納のための『瑞穂の源郷』を初演予定。立教大学辻荘一・三浦アンナ記念学術奨励金、奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第3位ほか、受賞多数。石丸由佳『死の舞踏~悪魔のオルガン』ほか、CDへのオルガン作品提供多数。日本聖公会横浜聖アンデレ教会オルガニスト。 

■朗読台本:田中麻衣子 Maiko Tanaka, Script for Stage Reading
兵庫県宝塚市出身。脚本、演出家。日本大学芸術学部演劇学科演出コース卒業。Théâtre MUIBO主宰。日本の近代戯曲から、ギリシャ悲劇やシェイクスピアなどの海外古典、新作ミュージカルなど多岐にわたり演出を手がける。最近の演出作品に『Shakespeare’s R&J』(2019年、23年)『ライカムで待っとく』(22年、24年)『ローズのジレンマ』(23年、25年)『燃ゆる暗闇にて』(24年)などがある。本年は7月のシアタートラム公演『キャプテン・アメイジング』の演出を予定している。22年に演出した『ライカムで待っとく』が、第30回読売演劇大賞作品賞を受賞。 

■トランペット:松井秀太郎 Shutaro Matsui, Trumpet
1999年東京都国立市出身。国立音楽大学ジャズ専修首席卒業。2023年『STEPS OF THE BLUE』でメジャー・デビュー。24年にはセカンド・アルバム『DANSE MACABRE』をリリースし、全国ツアーを敢行。自身の公演のほかに、「小曽根真 No Name Horses」への参加やアーティストサポート、スタジオミュージシャンとしても幅広く活動。また、オーケストラとクラシックの協奏曲での共演を重ねるなど、ジャンルを超えたマルチな才能で注目を集めている。これまで、テレビ朝日「題名のない音楽会」やMBS/TBS「情熱大陸」などメディアでも取り上げられ話題となっている。

■ハモンド・オルガン/ポジティフオルガン:壷阪健登 Kento Tsubosaka, Hammond Organ / Positiv Organ
1994年神奈川県横浜市出身。バークリー音楽院を首席で卒業。2022年より小曽根真が主宰するプロジェクト「From OZONE till Dawn」に参加。24年にソロ・ピアノとしてのデビュー・アルバム『When I Sing』をユニバーサル・ミュージック(Verve)よりリリース。24年『ラプソディ・イン・ブルー』を東京フィルハーモニー交響楽団と共演、25年にはフランスのナントにて開催されたラ・フォル・ジュルネに出演した。石川紅奈とのユニット「soraya」ではFUJI ROCK FESTIVAL ’24にも出演するなど、ジャンルを超えた多彩な才能で、次世代を担う逸材と注目を集めている。

■ギター:浅利史花 Fumika Asari, Guitar
福島県福島市出身。高校在学時より部活動(ジャズ研究部)でギターを始める。2012年、大学進学に伴い上京。在学時より演奏活動を始め、15年、ギブソン・ジャズ・ギター・コンテスト決勝進出。20年、待望の1stアルバム『Introducin’』をリリース。Amazonジャズチャートデイリーで連日1位を獲得し多方面から注目される。23年、2ndアルバム『Thanks For Emily』をリリース。国内女性ギタリストのトップランナーとしての新たな立ち位置を確立すべく、これまで以上にジャズライブシーンでの活躍が期待されている。 

■ドラム:きたいくにと Kunito Kitai, Drum
1995年奈良県天理市出身。2017年国立音楽大学ジャズ専修を卒業。神保彰に師事し、同学在学中にプロデビュー。増尾好秋「MAGATAMA」、鈴木勲「OMA SOUND」のレギュラーメンバーを務め、エリック・ミヤシロバンドなどへも参加。ジャズ界に身を置きながら、エンタメ・ジャズバンド「Calmera」のメンバーとして、全国の大型ロックフェスにも出演。角松敏生や佐藤竹善などのバックバンドにも参加するなど、様々なライブやレコーディングなどでジャンルを超えて活躍。24年小曽根真とトリオ「TRiNFiNiTY」を結成、国内外で活動。

以上

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