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2024年公演より |
クリスティアン・ティーレマン |
厚い信頼関係で結ばれるティーレマンとウィーン・フィルによる
“音楽芸術の最高峰”を披露
サントリーホールは「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2025」を11月に開催します。
1842年に創立されたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、名立たる作曲家や演奏家を輩出してきた音楽の都ウィーンで伝統を培い、世界最高峰のオーケストラとして、独特の豊麗な響きで世界の聴衆を魅了しています。1956年の初来日以来、39回のツアーを開催し、今年で40回目の来日公演となります。
サントリーホールは、1999年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を直接招聘し、ウィーン・フィルの演奏を日本で定期的に聴くことができる「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」を開催してきました。直接招聘22回目の今年は、カリスマ性・実力、そして聴衆とウィーン・フィルからの信頼厚い巨匠、クリスティアン・ティーレマンが2019年以来6年ぶりに登場します。プログラムは、ティーレマンとウィーン・フィルの演奏は珠玉とも名高いブルックナーの交響曲第5番、2025年4月の定期演奏会でウィーン地元紙がそろって高い評価をつけたブラームスの交響曲第4番、さらに、今年生誕200年を迎えたヨハン・シュトラウスII世に焦点を当てた東京公演のみの特別プログラムにも注目です。
さらに期間中「音楽文化の実り豊かな発展」というウィーン・フィルとサントリーホール共通の願いのもと、無料公開リハーサル、ウィーン・フィル奏者による公開マスタークラス、青少年プログラムを開催します。また11月15日公演限定で、音楽文化の次代を担う青少年が世界最高峰の演奏に触れていただくことを願い、ユース席(中学生1年から25歳以下を対象)を用意いたします。
日本を定期的に訪れているウィーン・フィルは「日本は私たちのアジアでの故郷」と述べ、東日本大震災に際して「最も大切な日本の友人たちへ、お見舞いの気持ちを伝えたい」と100万ユーロの寄付を申し出ました。サントリーグループも同額を拠出し「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」を設立、東北や熊本の被災地での活動を継続して行い、2024年には能登半島を訪れました。本年も音楽を通じた被災地への支援活動を計画しています。
※公演特集ページはこちらからご覧ください。https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/feature/wphweek2025/
[東京公演 チケットのお申し込み・お問合せ] サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く) [写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ] サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/ |
― 記 ―
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2025
大和ハウス Special
クリスティアン・ティーレマン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
WIENER PHILHARMONIKER WEEK IN JAPAN 2025
Daiwa House Special
CHRISTIAN THIELEMANN Conducts
WIENER PHILHARMONIKER
東京公演
【出演】
指揮:クリスティアン・ティーレマン Christian Thielemann, Conductor
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker
【日時・曲目】
2025年11月11日(火)19:00開演(18:20開場)
Tuesday, November 11, 2025 at 19:00 (Doors Open 18:20)
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB 105 (ノヴァーク版)
Anton Bruckner: Symphony No. 5 in B-flat Major, WAB 105 (ed. Leopold Nowak)
2025年11月12日(水)19:00開演(18:20開場)
Wednesday, November 12, 2025 at 19:00 (Doors Open 18:20)
シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」
Robert Schumann: Symphony No. 3 in E-flat Major, Op. 97, “Rhenish”
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98
Johannes Brahms: Symphony No. 4 in E Minor, Op. 98
2025年11月15日(土)16:00開演(15:20開場)
Saturday, November 15, 2025 at 16:00 (Doors Open 15:20)
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB 105 (ノヴァーク版)
Anton Bruckner: Symphony No. 5 in B-flat Major, WAB 105 (ed. Leopold Nowak)
2025年11月16日(日)16:00開演(15:20開場)
Sunday, November 16, 2025 at 16:00 (Doors Open 15:20)
シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D. 759「未完成」
Franz Schubert: Symphony No. 7 in B Minor, D. 759, “Unfinished”
ヨハン・シュトラウスII世:オペレッタ『ジプシー男爵』序曲
Johann Strauss Jr.: Der Zigeunerbaron, Overture
ヨハン・シュトラウスII世:『ナイチンゲール・ポルカ』作品222
Johann Strauss Jr.: Nachtigall-Polka, Op. 222
ヘルメスベルガーII世:『妖精の踊り』
Joseph Hellmesberger Jr.: Elfenreigen
ヨハン・シュトラウスII世:ワルツ『芸術家の生活』作品316
Johann Strauss Jr.: Künstlerleben Waltz, Op. 316
ヨハン・シュトラウスII世:喜歌劇『騎士パーズマーン』作品441 より チャールダーシュ
Johann Strauss Jr.: Csárdás from Ritter Pásmán, Op. 441
ヨハン・シュトラウスII世:『新ピッツィカート・ポルカ』作品449
Johann Strauss Jr.: Neue-Pizzicato-Polka, Op. 449
ツィーラー:ワルツ『ウィーン市民』作品419
Carl Michael Ziehrer: Wiener Bürger, Op. 419
【会場】サントリーホール 大ホール Suntory Hall, Main Hall
【チケット料金】
S席47,000円 A席42,000円 B席37,000円 C席32,000円 D席27,000円
S ¥47,000 A ¥42,000 B ¥37,000 C ¥32,000 D ¥27,000
ユース席4,700円(要事前申込・抽選制) ■11月15日(土)公演のみ 90枚、お一人様1枚のみ、座席選択不可 ■対象:中学1年生から25歳以下(2026年3月末時点/2000年4月1日~2013年4月1日生まれの方) ■ユース席詳細:https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/wph2025_youthticket_cal.pdf ■申込受付:9月19日(金)~9月29日(月)サントリーホールホームページにて受付いたします。 |
【主催】サントリーホール Presented by Suntory Hall
【特別協賛】大和ハウス工業株式会社 Supported by Daiwa House Industry Co., Ltd.
【後援】オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム東京 Under the Auspices of Austrian Embassy,Austrian Cultural Forum Tokyo
【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売 2025年4月26日(土)10時~5月17日(土)
※お申込みには、メンバーズ・クラブへの事前入会が必要です。
(年会費無料、WEB会員は即日入会可)
※TEL会員は電話にて、WEB会員はWEBにてチケットをお申込みいただけます。
※先行発売期間中、窓口での販売はございません。
※1回のお申込みにつき、1公演・1席種、S~Bは4枚まで、C・Dは2枚までご購入いただけます。
一般発売 2025年5月24日(土)10時~
※1回のお申込みにつき、1公演・1席種、4枚までご購入いただけます。
※先行発売で売切れとなった席種は、一般発売で販売しない場合がございます。
※一般発売初日はサントリーホールチケットセンター(窓口)での受付・販売はございません。
【チケット取り扱い】
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
サントリーホール窓口(10:00~18:00、休館日を除く)
※18時以降開演の公演がある場合は開演時刻まで営業
チケットぴあ https://pia.jp/t/wph/
イープラス https://eplus.jp/wph/
ローソンチケット https://l-tike.com/wph/
他都市公演情報
2025年11月6日(木)名古屋
愛知県芸術劇場コンサートホール
【お問合せ】中京テレビクリエイション 052-588-4477(平日11:00~17:00)
2025年11月7日(金)大阪
フェスティバルホール
【お問合せ】フェスティバルホール 06-6231-2221(10:00~18:00)
2025年11月8日(土)姫路
アクリエひめじ 大ホール
【お問合せ】公益財団法人姫路市文化国際交流財団 079-297-1141(10:00~17:00)
2025年11月10日(月)横浜
横浜みなとみらいホール 大ホール
【お問合せ】横浜みなとみらいホール 045-682-2000(10:00~17:00 休館日・保守点検日を除く)
■ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2025 特別プログラム
無料公開リハーサル
11月11日(火)時間未定 サントリーホール 大ホール
※応募方法などの詳細は8月下旬以降、サントリーホールHPなどでご案内いたします。
ウィーン・フィル奏者による公開マスタークラス 講師:調整中
11月13日(木)19:00開始 サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
※9月発売予定
サントリーホール&ウィーン・フィルの青少年プログラム
11月15日(土)11:00開演予定 サントリーホール 大ホール
中高生を対象とした学校単位でご参加いただく特別プログラム(要事前申込)です。
※残席がある場合、個人(中学1年生~高校3年生)の参加申込を受付いたします。
詳細は9月上旬までに発表いたします。
※一般発売はございません。
【お問合せ】サントリーホール企画制作部 03-3505-1010(平日11:00~18:00)
※内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。最新情報はホームページでお知らせします。suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。
【プロフィール】
■指揮:クリスティアン・ティーレマン Christian Thielemann, Conductor
クリスティアン・ティーレマンは、2024/25シーズンよりベルリン国立歌劇場の音楽総監督を務めている。1988年にニュルンベルク州立劇場の音楽総監督に就任。97年にベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督を、2004年から11年までミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督を務めた。12年から24年まではシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者、さらに13年から22年までは、ザルツブルク・イースター音楽祭の芸術監督を、またバイロイト音楽祭の音楽顧問および音楽監督を務めた。
ティーレマンは、世界の主要なオーケストラや劇場から数多くの依頼を受けている。中でも、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と緊密な関係を築いており、19年と24年にはウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートを指揮した。03年にドイツ連邦共和国功労勲章を受章。23年にはウィーン国立歌劇場の名誉会員に選ばれ名誉の指輪が贈られ、24年にはウィーン・フィルの名誉会員となった。彼の豊富な録音作品も数々の賞を受賞している。
■管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker, Orchestra
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほど、西洋音楽の歴史と伝統に深く関わっているオーケストラはないだろう。1842年の創設以来ウィーン・フィルは世界中の著名な音楽家や聴衆を魅了し続けてきた。その魅力は、世代から世代へと受け継がれる均質な音楽スタイルの意識的な維持、および独特な歴史と組織形態に基づいている。今日でも変わらぬ「ウィーン・フィルの理念」の支柱は、芸術的・組織的な意思決定の過程すべてをオーケストラのメンバー自身の手に委ねる民主的な組織であること、そしてウィーン国立歌劇場管弦楽団との密な共生である。ウィーン・フィルは、音楽の人道的なメッセージを聴衆の日常生活や意識の中に浸透させることを使命としている。日本では2011年の東日本大震災を受け、「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」が設立された。日本や日本の聴衆との関係は非常に密接で、パンデミックが起こった20、21年でさえ、大規模なセキュリティ対策とツアー期間中の検疫を実施した上で日本公演が行われた。毎年ウィーンで40を超えるコンサートを行い、中でもニューイヤー・コンサートとシェーンブルン宮殿での夏の夜のコンサートは、世界各国で放送されている。また、毎年ザルツブルク音楽祭に出演し、年間50以上の海外公演も行っている。これらはウィーン・フィルが世界最高峰のオーケストラであることの証左である。
<参考> ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演一覧 (来日年月/指揮者)
第1回 | 1956年4月 | パウル・ヒンデミット |
第2回 | 1959年10-11月 | ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィリー・ボスコフスキー |
第3回 | 1969年2-3月 | ゲオルク・ショルティ/ウィリー・ボスコフスキー |
第4回 | 1973年3-4月 | クラウディオ・アバド |
第5回 | 1975年3-4月 | カール・ベーム/リッカルド・ムーティ |
第6回 | 1977年2-3月 | クリストフ・フォン・ドホナーニ/カール・ベーム |
第7回 | 1980年10-11月 | カール・ベーム/ロリン・マゼール |
第8回 | 1983年4月 | ロリン・マゼール |
第9回 | 1986年4月 | ロリン・マゼール |
第10回 | 1987年3月 | クラウディオ・アバド |
第11回 | 1989年10-11月 | クラウディオ・アバド |
第12回 | 1991年3月 | アンドレ・プレヴィン/レオポルト・ハーガー |
第13回 | 1992年3月 | ジュゼッペ・シノーポリ |
第14回 | 1993年11月 | 小澤征爾 |
第15回 | 1994年10月 | ゲオルク・ショルティ |
第16回 | 1995年11月 | ジェイムズ・レヴァイン |
第17回 | 1996年9-10月 | ズービン・メータ/小澤征爾 |
第18回 | 1997年10月 | ベルナルト・ハイティンク |
*1999年以降は、サントリーホールの直接招聘により「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」を実施 | ||
第19回 | 1999年3月 | リッカルド・ムーティ |
第20回 | 2000年11月 | 小澤征爾 |
第21回 | 2001年10月 | サイモン・ラトル |
第22回 | 2003年11月 | クリスティアン・ティーレマン |
第23回 | 2004年11月 | ワレリー・ゲルギエフ |
第24回 | 2005年10月 | リッカルド・ムーティ |
第25回 | 2006年11月 | ニコラウス・アーノンクール |
第26回 | 2008年9月 | リッカルド・ムーティ |
第27回 | 2009年9月 | ズービン・メータ |
第28回 | 2010年11月 | アンドリス・ネルソンス/フランツ・ウェルザー゠メスト/ジョルジュ・プレートル |
第29回 | 2011年10月 | クリストフ・エッシェンバッハ |
第30回 | 2013年11月 | クリスティアン・ティーレマン/ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ&指揮) |
第31回 | 2014年9月 | グスターボ・ドゥダメル |
第32回 | 2015年10月 | クリストフ・エッシェンバッハ(指揮&ピアノ) |
第33回 | 2016年10月 | ズービン・メータ/小澤征爾 |
第34回 | 2018年11月 | フランツ・ウェルザー゠メスト |
第35回 | 2019年11月 | クリスティアン・ティーレマン/アンドレス・オロスコ゠エストラーダ |
第36回 | 2020年11月 | ワレリー・ゲルギエフ |
第37回 | 2021年11月 | リッカルド・ムーティ |
第38回 | 2023年11月 | トゥガン・ソヒエフ |
第39回 | 2024年11月 | アンドリス・ネルソンス |
以上