ここで育まれるおいしくて、清らかな水。
それは「サントリープロダクツ(株)木曽川工場」でつくる清涼飲料にとって欠かすことのできない大切な水です。
協定開始:2010年
面積:約631ha
エリア対象の工場:
サントリープロダクツ(株)木曽川工場
森ととことん向き合うと、
予想もしなかった問題に直面します。
前例がないものや、まだ解決策が見出せていないもの、など難しい問題もあります。
それでも、サントリーはくじけません。水と生命(いのち)にとっての理想の森にするために。
理想の森は、さまざまな種類の植物や動物が生きる森。ヒノキだけが植えられた林は、樹種はもちろん昆虫や動物の種類も少なく、多様性に乏しいという問題を抱えている。
森の調査結果やヒノキの生産量などを考慮し、ヒノキの強度伐採や広葉樹の植樹を実施。多様性のある、豊かな森を目指す。
徐々に広葉樹が成長し、多様な植物が育つ森になっている。このエリアが他の人工林のモデルとなるように、森林整備を続けている。
木材生産を最優先したため、渓流沿いにもスギやヒノキが植えられた。スギはともかく、この湿潤な環境はヒノキには適さない。渓畔本来の多様性も損なわれている。
綿密な調査の下、スギやヒノキを伐採し、すでに生えている広葉樹の成長を促したり、周囲から飛んできた種での再生をめざした。
広葉樹の樹高はまだ低いものの、多様性のある豊かな渓畔林として再生しつつある。
おいしい水を育む森づくりを、
次の世代に受け継ぐために。
森の近くで育つ子どもたちと、
森と水について考える時間をつくっています。
東白川中学校の生徒と、森や水について学ぶ課外学習を実施。
実際に森にも入り、森と触れ合いながら、森が育む水のことや良いヒノキの育て方などを学ぶ。
サントリーお台場オフィスにある「サントリー大学」の机は、東白川村のヒノキで作られている。東白川中学校の生徒たちに来てもらい、自分たちが住む村でできたヒノキが、遠い東京でも使われているという「つながり」を体感してもらった。
所在地 | 岐阜県加茂郡東白川村越原越原国有林 |
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面積 | 約381ha |
協定年月 | 2010年12月 |
協定期間 | 5年(数十年にわたって更新予定) |
林野庁の「社会貢献の森」協定制度を利用。
所在地 | 岐阜県加茂郡東白川村 ①神土 新巣村有林 ②越原 曲坂村有林 |
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面積 | 約250ha |
協定年月 | ①2012年3月 ②2015年12月 |
協定期間 | 30年 |
①「岐阜県企業の森」事業へ参画し、東白川村および岐阜県と森林整備に関する協定を締結。
②東白川村と独自の森林整備に関する協定を締結。