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初心者も楽しめるラグビーコラム

2015年11月24日

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『2015-2016ジャパンラグビートップリーグいよいよ開幕!』

こんにちは!カメラマンの長尾亜紀です。
 
ラグビー選手をテレビで見ない日は無いほど、これまでになくラグビーが注目を集める中、トップリーグがいよいよ開幕しましたね。
 
今シーズンからの新たな試みである、サンゴリアス公式フェイスブックでの「試合メンバー発表ムービー」は、皆さんご覧になりましたか?
 
須藤惇アナリストの力作でもあるこのムービー、かっこいい!となかなかの評判のようですね。開幕直前のある日、このムービー用に新しいジャージを着た選手の写真撮影を行いました。
 
メンバー発表用ということで、選手へのリクエストは「試合に挑むイメージなので真剣な顔で!」・・・だったのですが、ただでは済ませない選手が多いのもサンゴリアスのいい所です(笑)。
 

いきなり変顔の阪本圭輔選手。でもこの後はきっちり決めてくれました!

「イキりすぎてるのも撮ってください。笑」と自ら申し出た畠山健介選手。やりすぎで顔が見えません。笑

1人3、4枚づつ撮影したのですが、間にちょいちょいこういう顔を挟むので(笑)、どうしても撮影枚数が倍以上になった垣永真之介選手。

イケメン塚本健太選手もなぜかこの顔。笑

真剣な顔をしようとしても、どうしてもニヤニヤしまう長友泰憲選手。撮影枚数は最多でした。笑
 
でも、仕上がりを見ればお分かりのように、最後はきっちりと決めてくれましたよ。
 
ということで、11月13日に開幕戦を迎えたサンゴリアス。結果は残念ながら王者・パナソニックワイルドナイツを相手に完敗・・・。多くの若手もメンバーに名を連ねたこの試合は、彼らにとってとても大きな経験になったと思います。

新人ながら開幕戦の先発を任された流大選手は
「いろんな巡り合わせやチャンスをもらって出場することになったので、あまり気負うことは無く、でもチームの一員として責任を持ってプレーすることを心がけました。前日は少し緊張しましたが、当日は良い感じの楽しみと緊張感があって臨めたのですが、試合は僕にとって経験になった73分でしたし、王者パナソニックの強さをすごく感じたので、もっともっとレベルアップが必要だと思った試合でした。アタックしていても完璧に(相手ディフェンスを)崩してトライを取れるイメージがなかなか湧かなかったですね。開幕戦は残念な結果になりましたが下を向かずに前を向いて、次のクボタ戦から1つ1つしっかり勝ってタイトルを取れるように頑張っていきます」

同じく新人でスタメン出場の森川由起乙選手は
「開幕戦で(背番号)1番をいただけたことは素直に嬉しくて、しっかりその責任に対して今まで以上に1つ上のレベルでプレーすることを心がけて臨みました。(実際試合をしてみて)最初の20分で支配された感じがあって、自分がチームに何が出来たかというと何も出来なくて、パナソニックの流れに対して受け身になった状態が続いてしまいました。そんな中でも落ち着いて、自分自身何かチームに対してフィットできることを、これからの試合で経験を積みながら自分のものにしていきたいと思います。プレシーズンリーグとは全く雰囲気も違いますし、ムードというか相手チームからも目に見えないオーラのようなものを感じました。(今後は)まずは試合に出続けること。そのために第一に怪我をしないこと。自分に求められているのはスクラムと、まだまだ若手なのでアグレッシブなフィールドワークを求められているので、その辺を試合に出ながら成長できればいいと思います」
 
ちなみに森川選手、竹本隼太郎選手からは「すでに新人に見えないな」と言われていました。笑

青木佑輔選手に変わって出場したこちらもルーキー・北出卓也選手は
「やるしかないなと思って入りました。(佐々木)隆道さんからシーズンが始まる前に『プレシーズンとは全くレベルが違う』と言われていたのを体感しました。1つ1つの個人のプレーの精度やコンタクトレベル、技術においてワンランク上がった気がしました。初戦で各国代表を要するチームに対して結果は残念でしたけど、負けたことは良い経験と捉えて、初戦でそれを経験できたのは逆に良かったと受け止めて、僕らはもうレベルアップしていくしかないので、切り替えて1年目らしくやっていきたいと思います。」

そして入社2年目にして開幕初スタメンを勝ち取った、プレシーズンリーグでも大活躍だった江見翔太選手は
「選ばれて嬉しかったです。実際グラウンドに立ってみると相手がパナソニックということもあって緊張しちゃったんですけど・・・。でもプレシーズンの決勝の方が緊張しました。そういう意味では会場(秩父宮)に免疫がついてきたのかなと(Day373参照)。 (実際試合をしてみて)課題が多いなというのが正直なところですね。要所要所で通用する所もあったんですけど、トータルでみるとコミュニケーションで補う所とか、改善する部分はたくさんあるので、良い意味でまだ始まったばかりですし、成長し続けていければいいと思います。」
 
 
先週末行われた第2節クボタスピアーズ戦では、初スタメンに選ばれた北出選手が躍動し、江見選手が先制トライを決め、森川選手も豪快な突破で存在感を表し、流選手は後半交代早々トライを決める活躍を見せました。でも、もちろん彼らだけではありません。若手選手全体の成長も、今期のサンゴリアスの楽しみのひとつです。ぜひ毎試合どんな選手が輝いているか・・・チェックしてみてくださいね。

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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