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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2015年2月24日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #207 “特別編”『ラック その4』

サンゴリアスラグビー大辞典“特別編”として、試合の日に起こるシーンやシチュエーションを選手が紹介します。試合前後を含めた場面場面を、選手たちならではの経験と感覚をもとに解説していきます。
 
 
「ラック・シチュエーション」その4(解説:西川 征克)
 
 
良い時は1人目がしっかりゲインラインを切れている時です。そのゲインラインが切れなければ、みんな後ろに下がってから後ろから入らなくてはなりません。それが前で出来ていれば、前にそのままの勢いで入れますから、その方が速いですし圧力も出てきます。
 
ダメな時は後手後手にまわって、ラックで時間がかかって、全てが繋がっていない時ですね。修正するためにはみんなで話し合って、「1人目が確実にゲインラインを越えて行こう!」などと、もう一度意識づけをするところからになります。
 
1人目がゲインラインを切るか切らないかで、全然違ってきますので、その練習は、結構やります。ボールの上をきっちり越えて、そこへ速くサポートに行くこと。そして1人1人がきっちり仕事が出来るようにということです。
 

 
とは言っても、ラックはラグビーの一部なので、ラックの善し悪しに関係なく、チームが勝てば良いと思います。しかし、ラックで負けていて試合に勝つのは難しいですね。ラックというのは相対的に見てパスの次に多いシチュエーションだと思うので、そこで勝たないと試合にも勝つことも難しくなって来ると思います。
 
結果的にラックで勝てば、勝利はついてくると思っています。ですから少なくとも5割以上は取らないと試合に勝てないと思います。
 
ラックに入っていて自分がめくられて、ボールを取られたということがありました。そこで何がいけなかったか?自分の重心が高くて相手に下に入られてめくられたので、自分の重心を低くして、前をチェックして入られないようにと意識するということを考え、反省しました。それが僕の印象に残るラックです。
 
<了>

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