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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2014年4月10日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #150『ギャップ』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 
 
「ギャップ」(解説:塚本 健太)
 
 
“ディフェンスの空いているところ”です。なぜ空くかといえば、チームの規律を守れずに、自分勝手なディフェンスをしたりすると、ギャップが出来てしまいます。もちろん規律どおりにやっていても、ギャップが出来てしまうこともあります。疲れてきた時に、どれだけ規律の部分を意識出来るかということもポイントだと思います。
 
攻める時は相手のディフェンスにギャップがあれば、声を出してそこにボールを呼びます。それは常に、みんなが見て探しているところだと思います。例えばラインで防御している時に、1人が前に出ているところがあれば、そこがギャップになる訳です。良い感覚で一列にラインとして並んでいる場合は、ギャップがありません。
 
ディフェンスで、相手を抑えられる、と思ったら1人で飛び出していくこともあり、そこにギャップが出来る訳ですが、その時は絶対に相手を止めないといけない場面ですね。後ろから「こっちは自分が見ることが出来る」という意味の声を出してもらえれば、飛び出していきやすいということもあります。そういうコミュニケーションも重要です。

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