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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2013年2月15日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #032 『ハカ』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 

 
「ハカ」(解説:辻本 雄起)
 
ハカとは、ニュージーランド伝統のマオリ族が戦いの前に踊る踊りです。それをニュージーランド代表オールブラックスは、試合前に必ずやります。時間にすると1分ぐらいだと思います。ニュージーランド以外にもトンガやサモアにもハカがあります。
 
ニュージーランドのハカは2種類あって、カマテとカパオパンゴと言います。詳しくは分からないですが、カパオパンゴは特に大事な試合の前に踊ると言われています。ワールドカップの準決勝、決勝とか、相手がライバル国のオーストラリアだったりする時にはカパオパンゴをやって、その他はカマテを踊ることが多いです。テストマッチを見ていると、先導するのはマオリの血をひいた選手です。
 

僕はカマテの方は踊ることが出来ますが、僕はマオリの民族ではないので、やっていて気持ちが高揚してくるというようなことはありません(笑)。学生代表の試合などで踊りを目の前にしたことがありますが、「凄いなぁ」とすごく気迫を感じました。見せられているこちらは、こっちも何かやり返してやろう、という感じになって気合いが入ってくると思います。
 
僕は小さい頃からオールブラックスをテレビで見ていて、ただもう見様見真似で覚えてやっているだけです(笑)。子ども心に、「ラグビーをやっていて踊れるのはカッコいい」という憧れの気持ちから、ずっとですね。
 
僕がやる時は、もちろん本当の試合では出来ないですから、自分でやっていて楽しさを感じることはないですけれど、チームのイベントの時などでリクエストがあればやるという感じでしょうか。やるというより、やらされていますけど(笑)。

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