実施レポート
心をつなぐキャッチボールプロジェクト 野球教室編 in 豊中市(大阪府)
2025年4月2日(水)、8人のプロ野球OB選手を特別講師に招き、大阪府豊中市の豊中ローズ球場にて「心をつなぐキャッチボールプロジェクト 野球教室編」を開催しました。
2024年8月5日(月)に東京ドームで開催されたプロ野球OB選手による“夢の球宴”「サントリードリームマッチ」のチャリティ活動の一環として実施。今回はサントリーが大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業のプラチナパートナーとして協賛していることもあり、万博開催地大阪府を盛り上げるべく、使用済みペットボトルを原料にして新しいペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定をサントリーと結んでいる豊中市で実施しました。
特別講師として、過去にサントリードリームマッチにご出場いただいた桧山進次郎さん(阪神OB)、高橋由伸さん(巨人OB)、能見篤史さん(阪神、オリックスOB)、内川聖一さん(DeNA、ソフトバンクOB)、荒木大輔さん(ヤクルトOB)、笘篠賢治さん(ヤクルト、広島OB)、⻄⼭秀⼆さん(広島、巨⼈OB)、久保文雄さん(DeNA OB)が参加。子供たちに楽しく丁寧にご指導いただきました。
教室には豊中市内の学童野球チームに所属する28チーム・212名の小学生が集まりました。主に6年生が中心となりました。
時折、雨がパラパラと振る曇天の中、子どもたちは整列して講師の入場を待っていました。
講師入場と同時に拍手と歓声が上がりました。子どもたちの中に講師のみなさんが着席すると記念撮影です。みんな最高の笑顔で撮影できました。
記念撮影が終わると開校式です。豊中市の長内繁樹市長のご挨拶でスタートしました。
講師のみなさんの自己紹介に続き贈呈式に移ります。代表の8人の子供たちが講師のみなさんから軟式球とグリーン ダ・カ・ラを受け取りました。記念撮影にはご協力いただいた野球連合会のみなさんも参加し、たくさんの笑顔が溢れる瞬間となりました。




撮影後は早速、正しいボールの握り方と投げ方を学びます。能見コーチ、荒木コーチからとても丁寧に教えていただきました。そして、コーチ同士のデモンストレーションです。デモンストレーションの後には、コーチと代表の子どもたちがキャッチボールをしてみます。選ばれた子どもは緊張しながらも楽しそうにキャッチボールしていました。教えてもらったことを忘れないうちに自分たちがキャッチボールをやってみます。教わったことを確認しながら丁寧にキャッチボールしました。




キャッチボールが終わると、投手・捕手・内野・外野に分かれて守備の講義です。それぞれのスペシャリストである各コーチから直接ポイントなどを教わりました。




ポジションごとの基礎的な説明の後には、全員でコーチとキャッチボール&ノックに移ります。ポイントを意識しながら時間が来るまでキャッチボールとノックをくり返し体に覚えさせていきました。








休憩後はお待ちかねのバッティングです。桧山コーチ、高橋コーチ、内川コーチからポイントを説明してもらいます。なんとも贅沢な時間でした。
説明に続き、桧山コーチ、高橋コーチ、内川コーチのデモンストレーションです。3人とも大飛球の豪快なバッティングをご披露いただきました。高橋コーチ、内川コーチは柵越えも見せてくれました!子どもたちも大興奮でした!




その興奮冷めやらぬまま、講師のみなさんにトスしてもらって全員でロングティーを行いました。一言ずつアドバイスをもらいながらフルスイング。とても貴重な時間になりました。



練習後にはサントリーが推進しているペットボトル「ボトルtoボトル」水平リサイクルについてお話しました。座学の後には実際にペットボトルの分別体験も実施し「ボトルtoボトル」水平リサイクルの大切さを学んでもらいました。






3時間近い教室の全プログラムが終了した後は修了式です。代表の子からお礼の言葉をいただきました。 「憧れの選手のみなさまと一緒に野球をすることができて一生の宝物となりました。今日学んだことを大切にし、6年生としての最後の一年間、また、これからの野球人生に活かしていきたいと思います。そして、ぼくもみなさんのような選手になれるよう一生懸命がんばります。」
にわか雨が降ったり陽が差したり目まぐるしい天気でしたが、子供たちの最高の笑顔とともに教室が無事終了しました。
