Liqueur&Cocktail
 

プルシアについてもっと知りたい

vol.3 ルイ・ロワイエ社 ジュール・ブレマン 〜プルシアの故郷(2) プルシア誕生の地〜

プルシアを開発し、生産しているのは、フランスのコニャック地方にあるルイ・ロワイエ社のリキュール部門「ジュール・ブレマン」。プルシアを生み出した会社の魅力をお伝えします!

ゆったりと流れるシャラント川

ルイ・ロワイエ社の目の前に流れるシャラント川では、朝は霧が立ち昇る幻想的な風景、そして日中は白鳥や鴨の親子が戯れる様子が楽しめます。また夏場は、自家用の船でバカンスを楽しむ家族で賑わいます。その緩やかな流れ、そしてキラキラ輝く川面を眺めていると、まるで時間が止まったような、静かでゆったりした気分に浸ることができます。

ルイ・ロワイエ社は、1853年に創業したコニャックの名門。コニャックとは、コニャック地方で作られるブランデーを指します。ただ、フランス政府は原産地呼称統制法(A.O.C.)によって、コニャックの品質を厳しく管理しており、コニャック地方でつくられたからと言って、すべてがコニャックと認められるわけではありません。使用してよいぶどうの品種、栽培地域、蒸溜器の形と大きさ、蒸溜法、蒸溜期間、貯蔵法や貯蔵期間など、厳密に規定しています。すべての条件をみたし、さらに規定検査に合格したものだけに、コニャックの称号が与えられるのです。

ロワイエ社の近くに広がるぶどう畑

ロワイエ家が代々住み続けてきた家

オフィスの入り口には蜜蜂が

同社の創業者であるルイ・ロワイエは、もともとは他のコニャックメーカーのチーフブレンダーでしたが、1853年にコニャックメーカーをつくることを決意しました。彼の趣味は養蜂だったことから、会社の紋章には蜜蜂が使われています。ルイ・ロワイエ社のコニャックは、フランスだけではなく、アメリカ、中国など、様々な国で親しまれています。1990年代以降はサントリーと共同で、本格的にリキュールの開発・生産も行ってきました。プルシアのように、ブランデーとリキュールの技術を融合した商品も生まれたのです。150年以上に渡って受け継がれてきた、お酒づくりの技術と情熱がプルシアを生み出しました。これからも、より魅力的なお酒を世界に届けるため、ルイ・ロワイエ社の挑戦は続きます。

ルイ・ロワイエ社は、フランスのコニャック地方、ジャルナック市にあります。パリかTGVで約2時間半。そこから車で更に一時間ほど、ぶどう畑の風景を抜けていくと、ルイ・ロワイエ社に到着します。

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