サントリー美術館

鈴木其一(すずききいつ・1796~1858)は、琳派様式を江戸で再興した酒井抱一(さかいほういつ・1761~1828)の最も優れた弟子として知られます。その画風は琳派の華麗な伝統を継承しながらも、鮮やかな色彩対比や、ゆたかなデザイン性など、現代にも通じる斬新さにあふれており、近年、とくに注目を集めている存在です。本展は国内外から、其一の代表作品を一堂に集める待望の展覧会であり、その知られざる画業の全貌に迫ります。

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鈴木其一 江戸琳派の旗手

2016年9月10日(土)~10月30日(日)

※作品保護のため、会期中展示替を行ないます。
※各作品の出品期間は、出品作品リスト(PDF)をご参照ください。
※本展覧会は、姫路市立美術館(2016年11月12日~12月25日)、細見美術館(2017年1月3日~2月19日)に巡回します。

鈴木其一(すずききいつ・1796~1858)は江戸時代後期に、江戸琳派の優美な画風を基盤にしながら、斬新で独創的な作品を描いた画家として近年大きな注目を集めています。その其一の画業の全容を捉え、豊穣な魅力を伝える初の大回顧展を開催します。
江戸時代初期の京都で俵屋宗達(たわらやそうたつ・17世紀前期に活躍)が創始した琳派は、尾形光琳(おがたこうりん・1658~1716)により、さまざまな流派が活躍した江戸時代絵画の中で最も華麗な装飾様式として確立されました。光琳が活躍した時期の約100年後に、江戸の地で琳派の再興を図ったのが酒井抱一(さかいほういつ・1761~1828)です。抱一は京都の琳派様式からさらに写実的で洗練された画風を描くようになり、その新様式はのちに、京都に対して「江戸琳派」と呼ばれています。
そのような江戸琳派の祖・抱一の一番弟子が其一です。其一は寛政8年(1796)、江戸中橋に誕生しました。文化10年(1813)、数え年18歳で抱一に入門。4年後に兄弟子で姫路藩酒井家家臣の鈴木蠣潭(すずきれいたん・1792~1817)の急死を受け、養子に入り鈴木家の家督を継ぎました。
文政11年(1828)、其一33歳の時に抱一が没して以降は、一門の中でも圧倒的な存在感を示し、その作風は次第に師風を超え、幕末期にかけて大きく変容を遂げます。とくに30代半ばから40代半ばにかけてはダイナミックな構成や明快な色彩を多用し、新たな其一様式が築かれました。さらに晩年にはより挑戦的で自由な作風を開き、近代を予告するような清新な作品も少なくありません。
このように、抱一の実質的な後継者としての自負、光琳に連なる琳派画家としての誇り、さらに酒井家家臣という立場が上質で機智に富む画風を育み、多くの其一画が大名家や豪商の厚い支持を得ました。
本展では抱一画風を習得する門弟時代、躍動感溢れる作風を次々と手掛けた壮年期、息子・守一(しゅいつ)に家督を譲った晩年と、其一の生涯と画風の変遷を丁寧に追います。また其一は多くの弟子を育成して江戸琳派の存続に大きく貢献しており、近代まで続くその系譜も辿ります。まさに「江戸琳派の旗手」として目覚ましい活躍をみせた其一。広く知られた其一の名品や新出作品など、国内外からかつてない規模で作品が一堂に揃うこの展覧会は、江戸の画壇を豊かに彩った其一画の魅力とその展開を、存分に堪能していただける貴重な機会となります。

会期

2016年9月10日(土)~10月30日(日)

※作品保護のため、会期中展示替を行ないます。
※各作品の出品期間は、出品作品リスト(PDF)をご参照ください。
※本展覧会は、姫路市立美術館(2016年11月12日~12月25日)、細見美術館(2017年1月3日~2月19日)に巡回します。

開館時間

10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00)

※9月18日(日)、21日(水)、10月9日(日)は20時まで、10月22日(土)は「六本木アートナイト」のため22時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※shop×cafeは会期中無休

休館日

火曜

入館料
一般 当日 ¥1300 前売 ¥1100
大学・高校生 当日 ¥1000 前売 ¥800

※中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料
※10月22日(土)は「六本木アートナイト割引」のため一般、大学・高校生は一律500円

[チケット販売場所]
サントリー美術館(火曜日、展示替え期間中を除く)
チケットぴあ:Pコード 767-594(前売・当日券共通)
ローソンチケット:Lコード 35283(前売・当日券共通)
セブンイレブン:046-083(前売・当日券共通)
イープラスにて取扱い
※プレイガイドでの販売は一般券のみ
※前売期間は2016年6月29日(水)から9月9日(金)まで
※サントリー美術館受付での前売券販売は8月28日(日)まで

割引

◇100円割引
・きものでのご来館
・ホームページ限定割引券提示
・携帯/スマートフォンサイトの割引券画面提示
・あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示
・20名様以上の団体

※他の割引との併用はできません

音声ガイド

¥500 (英語版もございます)

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