天然水の森 きょうと西山

「天然水の森 きょうと西山」とは

サントリーは、「京都モデルフォレスト協会」の活動の一環である
“西山森林整備推進協議会”の一員として、2005年から、
<サントリー京都ビール工場>の水源涵養エリアにあたる西山一帯の森林
約800haを対象に、さまざまな整備活動を行ってきました。
その中で、水源涵養機能の保全・強化、生物多様性の向上を目指す試みを、
よりいっそう推進するために設定したのが、「天然水の森 きょうと西山」です。
“西山森林整備推進協議会”のモデルケースとなるよう、
長岡京市と連携しながら、長期的なビジョンと科学的な知見に基づいた
さまざまな森林整備活動を行っています。

所在地 京都府長岡京市奥海印寺
面積 約193ha
契約年月 2012年3月(2014年12月追加拡大)
契約期間 協定締結から30年

「天然水の森 きょうと西山」森の姿のいろいろ

「天然水の森 きょうと西山」の対象エリアは、
桂川に注ぐ“小泉川”、そして小泉川と下流域で合流する“深谷川”の
源流域および集水域に位置しています。

トレッキングルートが設けられるなど、地元の人々に親しまれる山は、
渓流や谷筋・尾根筋が作り出す地形の変化に富み、
緑も濃く、とても豊かな森林に覆われています。
その一方で、つぶさに見れば、いくつかの問題が見受けられるのも事実です。
主な問題点は、森林の水源涵養機能と生物多様性を守る上で
とても重要な役割を果たす林床の植生が、
失われたり、衰退していたり、単調化していることです。

里山として利用されてきた長い歴史がありながら、
近年、放置されがちだったこと。増えすぎた鹿による、
過度な採食が加わったこと。
その他、さまざまな要因がもたらす問題点に向き合いながら、
「天然水の森 きょうと西山」では、
綿密な調査と緻密なゾーニング計画に基づいて、
水を育む力と生物多様性に満ちた、
さらには景観にも配慮した森づくりを進めています。

  • 小泉川中流域の溪畔
  • かつてのコナラ林
  • 自生北限に近いヤマモモの巨樹が数多く見られる尾根筋
  • シダ類に覆われた林分