大会の歴史 第21回~25回History

第25回大会成田美寿々が初日から首位を守る完全優勝で今季ツアー2勝目を挙げる!

優勝
成田 美寿々
開催日
2015年6月11日~6月14日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
成田美寿々選手

大会初日は9バーディー、ノーボギーと自身のベストスコアとなる63をマークした成田美寿々が9アンダーで首位に立った。3打差の6アンダー2位にはディフェンディングチャンピオンのアン ソンジュが続いた。

大会2日目は、5位でスタートしたプロ3年目の藤田光里が8バーディー、2ボギーの66をマーク。通算10アンダーとして、成田美寿々と並ぶ首位に浮上した。今シーズン念願のツアー初優勝を果たし勢いに乗る藤田は、今大会と同じ兵庫で行われた4月のスタジオアリス女子オープンで成田美寿々に逆転負けを喫した。そのリベンジに燃える藤田と成田の争いに注目が集まる。

大会3日目、成田美寿々が堅実なゴルフで6バーディー、2ボギーの68で回り、通算14アンダーで初日からのトップを守った。また、5位から出た16歳のアマチュア新垣比菜が3日連続のアンダーパーで順位を4位に上げるなど若手の活躍も目立った。

大会最終日、2位に4打差をつけてスタートした成田美寿々が、一時2位のイ ボミに1打差に迫られるも16番のバーディーで突き放し、3バーディー、1ボギーの70、通算16アンダーで今大会初優勝を遂げた。自身初となる初日から首位を守る完全優勝で今シーズン2勝目、ツアー通算7勝目となり、この優勝で生涯獲得賞金2億円を突破した。

優勝者 成田美寿々選手 インタビュー

開幕前から勝ちたいと思っていた大会で勝てたので嬉しいです。

15番でイ ボミさんにバーディーを取られて1打差にされた時はさすがだなと思いましたが、4日間大会で賞金ランクトップを走っているイ ボミさんと優勝争い出来るのは幸せだと思いながら楽しんでプレーしていました。

(勝利を呼び込んだ16番のバーディーは)狙い通りです。3日間回っていてあのホールは守ったらボギーだと思っていたので、ティーショットで勇気を持ってバーディーを狙えるところに打てたのを褒めたいと思います。入った瞬間は、この勝負楽しいと思って鳥肌が立ち、渾身のガッツポーズが出ました。

今季2勝目を挙げることが出来たので、年間獲得賞金1億円と平均ストローク69点台を目指して頑張っていきたいと思います。

第24回大会実力者アン ソンジュ、4日間の熱戦を制す!

優勝
アン ソンジュ
開催日
2014年6月12日~6月15日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
アン ソンジュ選手

大会史上最多の国内、海外16名のアマチュア選手が出場した初日、プロの意地を見せたのが大江香織。直近にシャフトを短く調整したパターが好調で4アンダーを出しトップに立った。またアン ソンジュ、飯島茜など歴代のSLO優勝者も好位置につけ初日を終えた。

大会2日目、今年の女子ゴルフ界の注目のアマチュア選手が揃ってナイスプレイをギャラリーの前で披露する。特に今年プロツアーにて最年少優勝を果たしている勝みなみが66のスコアを出し、一気に前日の45位から4位Tまで順位を上げた。また、同じくアマチュアで前年の今大会ベストアマチュアに輝いている森田遥が前日同様非常に安定したショットでアンダープレイでまわり、更にマンデートーナメントで出場枠を勝ちとった佐々木笙子も連日のアンダープレイで、今勢いのあるアマチュアが4位Tで3人並ぶという活躍で決勝トーナメントに駒を進めた。

決勝ラウンドに入り歴代優勝者のアン ソンジュ、飯島茜、上田桃子が帝王ジャック・ニクラウス設計の難コースを攻略にかかる。攻めるホールでは積極的に、守ってばかりのプレイでは簡単にはバーディーの出ないこのコースで、初日から安定したゴルフを見せたアン ソンジュが1位T。同様に飯島茜、上田桃子が-6で3位T。その猛者の一角に入りこんだのがプロ4年目の工藤遥加。アン ソンジュと並んで、-8の1位Tで最終日に臨むこととなった。

4日間の熱戦を制したのは実力者アン ソンジュ。他の選手がコース攻略に苦しむ中、前日より6つスコアを伸ばし、2011年に続く2度目の制覇となった。ベストアマチュアには2年連続で森田遥。4日間戦に4アンダーという好成績であった。

本格競技の中に次世代育成を掲げた大会は、また翌年も舞台をゴルフ発祥の地、神戸・六甲国際ゴルフ倶楽部で行われる。

優勝者 アン ソンジュ選手 インタビュー

熱い中多くのギャラリーの皆さんに応援いただき力になりました。ありがとうございました。

最終日は1位タイでのスタートでプレッシャーがありましたが、「いいプレーが出来る」と信じてやっていたらうまくいきました。自分のゴルフをすればいい成績はついてくる。こんなに早く3勝目が挙げられて嬉しいです。また次も頑張って4勝目も早くしたいです。

第23回大会森田理香子、ホステスプロとして念願の優勝を飾る!

優勝
森田 理香子
開催日
2013年6月13日~6月16日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
森田理香子選手

初日トップに立ったのは成長著しい期待の若手、成田美寿々だった。上位進出に期待のかかる森田理香子は1オーバー、45位タイと出遅れ、厳しいスタートとなった。

迎えた2日目、連日の猛暑で上位陣のスコアが伸び悩む中、抜群の安定感を見せたのは2010年優勝の飯島茜。勝負どころでのショットが冴え、この日68の通算7アンダー。比嘉真美子、リ・エスドと並んでトップに立った。

雨模様の3日目、金田久美子が得意のパットでバーディチャンスをものにし、通算8アンダーの単独トップ。注目の森田理香子は通算5アンダーと、トップと3打差の好位置につけて、3日目のプレーを終えた。ドラマは最終日のバックナインに入ってから動き出す。一時は6人がトップに並ぶ大混戦の中、森田理香子が10番、11番と連続バーディ。15番、17番でもバーディを奪う猛ラッシュで、一気にトップへと躍り出る。最終18番も5mのバーディパットをねじ込み、通算10アンダーでホールアウト。他の追随を許さず、見事な逆転劇で優勝を決めた。

アマチュア時代から彼女の成長を見守り続けてきた大会は、ホステスプロの優勝という最高のフィナーレを迎えて、その幕を閉じた。ラウンド後、「4日間大会で勝ちたい気持ちが強かった」と語った森田理香子。彼女はこの年、初めて賞金女王の称号を手にした。

第22回大会16歳の新星が、記録づくめの最年少優勝!

優勝
キム ヒョージュ
開催日
2012年6月7日~6月10日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
キム ヒョージュ選手

初日、単独首位に立ったのは佐伯三貴。1打差の2位には服部真夕と'11年大会2位タイの李知姫、2打差で'11年大会優勝のアン ソンジュ、ホステスプロの森田理香子と続く。上位に実力者が並び、大会は初日から早くも混戦の様相を見せた。雨模様となった2日目、素晴らしいゴルフを見せたのは服部真夕。スコアを5つ伸ばして10アンダー、2位に4打差をつけて頭一つ抜け出した。

服部真夕の独走かと思われた最終日、首位と7打差でスタートした韓国の新星キム ヒョージュが、2番で15mのアプローチをチップインさせるなど前半だけで7バーディ、一気に首位に立つ。後半も勢いは止まらず、そのまま大逆転で初優勝。

結果、キム ヒョージュは11バーディの61でLPGA最少ストローク記録(18ホール)を更新し、宮里藍の18歳101日を抜く16歳332日での史上最年少優勝も達成。記録ずくめとなった大会は、ギャラリーの大きな歓声に包まれたままその幕を閉じた。

第21回大会接戦を制し、賞金女王へ返り咲き。

優勝
アン ソンジュ
開催日
2011年6月9日~6月12日
会場
六甲国際ゴルフ倶楽部
アン ソンジュ選手

初日、5アンダーで首位に立ったのは、前年の賞金女王・アン ソンジュ(韓国)とリエスド(韓国)の2名。李知姫(イ チヒ)(韓国)がトーナメントコースレコード(18H)を更新するなど、韓国勢が猛チャージを見せる中、通算7アンダーの2位タイからスタートした、有村智恵が67をマークし、通算12アンダーで首位に立った。

最終日は次第に雨脚が強くなる中、アン ソンジュ(韓国)、有村智恵の最終組2人による熾烈な優勝争いは最終ホールまでもつれ込んだ。有村がバンカーに捕まりボギーとしたのに対し、アンが2オン2パットのパーでまとめ、2011年の2勝目を飾った。

「4日間大会が苦手でしたが、最後まで集中できたのも、日本の皆さんの温かい応援のおかげです。」と謙虚に語ったアン。タフな4日間を戦い抜いた彼女はこの年、2年連続の賞金女王となった。

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