サントリー ワイン スクエア

ソノマ地区
100年以上の歴史ある畑
この大地が育んだピノ・ノワール
多くのこだわりが生んだプレミアムワイン

マクマレー

MacMurray Central Coast Pinot Noir 2014 MacMurray Russian River Valley Pinot Noir 2014

歴史 HISTORY

始まりは19世紀。
100年以上にわたる歴史ある畑。

1841年、ソノマの地に移住してきたポーター家。畑を所有し、プラム栽培を始めた。それから3世代、100年にわたり、プラムをつくり続け、ドライフルーツとして販売していた。1930年代、当時ハリウッドで大人気を博した俳優フレッド マクマレー氏は、休暇でソノマ地区を訪れ、ロシアンリヴァーで釣りを楽しむことが多かった。それをきっかけに、友人からポーター家を紹介される。親交を深めるうちに、ポーター家には後継者がいないことを知り、1941年に農場を買い取る決意をした。その後は俳優業の合間に農業を拡大し、戦時中は軍に果物や野菜を供出。戦後には高品質の羊毛や肉牛を生産し、農場の存在を広く知らしめた。

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マクマレーとは OUR BRAND

受け継いだのは、
素晴らしい畑とその名前。

1991年、フレッド氏は他界。農場を受け継いだ私たちは96年にぶどう栽培を始めた。ワイナリーが位置するロシアンリバーヴァレーの中心と、セントラルコーストは、世界でも指折りの冷涼産地であり、最もピノ・ノワールの栽培に適していると考えたからだ。ピノ・ノワールは、場所と畑によるところが大きいぶどう品種であり、土壌に関する知恵、気候、作り手の感性が最も影響する品種でもある。この地はピノ・ノワールを表現するのに最適だった。そして、氏の名にちなんだプレミアムワイン「マクマレー」が誕生した。フレッド氏の娘であり、女優のケイト マクマレーは今もワイナリーのスポークスパーソンを務めている。農場時代の家屋敷は修復し、ワイナリーのゲストハウスになっている。

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つくり手 OUR WINEMAKER

この地のピノ・ノワールへの
飽くなきチャレンジ。
ワインメーカー ボイド モリソン

ベイエリア出身。カリフォルニア大学デービス校でぶどう栽培と醸造を学んだ。卒業後は、ナパヴァレー、チリで研鑽を積んだ後、ソノマのプレミアムワインのワインメーカーを務める。2016年以降は「マクマレー」のワインメーカーに就任。この地のピノ・ノワールは尽きせぬ挑戦とワインメーカーとしての成長をもたらしてくれると語る。そして、栽培から醸造までのすべてのプロセスで、いかにピノ・ノワールのポテンシャル最大限に引き出すかを追究している。

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ラインナップ LINEUP

ピノ・ノワールの多様な愉しみを

MacMurray Central Coast Pinot Noir 2014

マクマレー
セントラルコースト
ピノ・ノワール 2014

ぶどう栽培環境

2014年ヴィンテージはぶどうの大半を、名高いサンタルシアハイランドAVA内にあるオルセン・ランチ・ヴィンヤーズより収穫。2014年は終始暖かく、乾燥していたため早熟をうながされ、結果例年より早い収穫となった。新鮮な酸味と果実感あふれる完熟したぶどうが2014年ヴィンテージの特徴。全体のバランスを整えるため、クラシカルなピノ・ノワールが収穫できるサンタバーバラカウンティ、サンタリタヒルズAVAのぶどうを一部使用している。

ワインメーカーコメント

ぶどうの果梗を除き、果実は潰さずに、色とフレーバーの抽出をうながすために5日間浸漬。フリーラン果汁をステンレスタンクにて約27℃で発酵。マロラクティック発酵後、スムースでリッチな口当たりを実現するため、8〜9ヶ月間フレンチオークにて熟成させた。

テイスティングノート

ブラックチェリーやラズベリーの香りを感じられ、独特なスパイシーなキャラクターがアクセントとなっている。ベルベットのようなソフトなタンニンがスムースな口当たりと長いフィニッシュへと誘う。

MacMurray Russian River Valley Pinot Noir 2014

マクマレー
ロシアンリバーヴァレー
ピノ・ノワール 2014

ぶどう栽培環境

2014年はシーズンを通して、渓谷の特質である濃霧がぶどうに活力を保たせ、鮮やかで活き活きとしたフレーバーを与えた。このピノ・ノワールは名高いロシアンリバーヴァレーAVA内にあるマクマレー・ランチ・ヴィンヤーズ主体にツーロック・ヴィンヤーズ、デルリオ・ヴィンヤーズとラグナ・ランチ・ヴィンヤーズより収穫した。

ワインメーカーコメント

収穫後、鮮やかな色とデリケートなフレーバーの抽出をうながすために最低2日間浸漬。
マロラクティック発酵前に数日間、樽の中でフリーラン果汁の小さな果梗とオリを沈める。ワインはカドのない、やさしい口当たりを実現させるため、シュールリー熟成し、的確なタイミングである5月に瓶詰めを行った。新旧樽の見事なコンビネーションにより、バニラやキャラメルの甘い香りとトースト香やローストナッツの香りが実現している。

テイスティングノート

ラベンダーや木苺のアロマから始まり、ダークチェリーやザクロ、バニラのような味わいが感じられる。オーク香のヒントもあり、非常にシルキーな口当たりが特徴。