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登美の丘ワイナリー通信

ワインづくりの現場から

ワインづくり

マスカット・ベーリーAの仕込みを開始しました。

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登美の丘ワイナリーのジャパンプレミアムシリーズは、日本各地の契約栽培などの農家さんたちに栽培いただいたぶどうをワイナリーに受け入れて仕込む国産ぶどう100%のシリーズですが、まずは今回、2015年産の新酒用のマスカット・ベーリーAが入荷しました。

 

マスカット・ベーリーAは、新潟の川上善兵衛翁によって開発された品種で、病気に強いアメリカ系の「ベーリー(Bailey)」というぶどう品種の雌しべに、ワインとしての香味のよいヨーロッパ系の「マスカット・ハンブルグ(Muscat Hamburg)」というぶどう品種の花粉をつけて受粉させ、その種から育てた新しいぶどうで、日本ワインを代表するする品種です。

 

 山梨県下で栽培・収穫されたマスカット・ベーリーAが、登美の丘ワイナリーに朝早く大型トラックで搬入されました。すぐさま現場では、ぶどうを満載したトラックから人海戦術で「舟」に移します。
スタッフ全員が連携して1つ1つのコンテナからぶどうが「舟」に投入される様子は壮観で、あっという間に6.5tのぶどうがトラックから降ろされました。

 

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入荷された今年のマスカット・ベーリーAのぶどうは非常に色づきがよく、なにより1つ1つのぶどうの房が立派です。1房を持ってみるとずっしりとした重量感があります。思わず「重た!」と、口に出るほど。下の写真で先日のシャルドネとの大きさの違いを比較していただくと一目瞭然かと思います。
もともと欧州系葡萄にくらべて、マスカット・ベーリーAは大きめの房なのですが、今年は特に立派です。今年の山梨の天候は8月中旬以降あまり日照量が多くなかったので、多少心配していたのですが、7月から8月中旬までの猛暑がよかったのか、1粒1粒がしっかりとした実りで、口に含むとぷるぷるの果肉の食感とジューシーな甘さを感じることができました。
 

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マスカット・ベーリーAの房の大きさ シャルドネの房の大きさ

 

そして「舟」にのせられたマスカット・ベーリーAがフォークリフトによって、ホッパーに投入されるのもぶどうの1房1房が大きくて重量感があるので、ものすごい迫力です。

 

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投入されたマスカット・ベーリーAは、スクリューコンベアでホッパーから除梗機に一定量ずつ投入されていくのですが、そこでもズシンズシンという重量感がみてとれます。

 

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除梗機の横のわずかな隙間から覗くと、除梗されたマスカット・ベーリーAのぶどう果と種と皮と皮のむけた実までもが見えます。すぐさまタンクに送られていきます。
 

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除梗機のトンネルの出口で果梗が出てくるのを見ていると、1房ずつが大きいので当然のことながら、果梗も非常に大きくて太い印象を受けます。

マスカット・ベーリーAのぶどうを仕込んでいる破砕場一体に甘い香りが広がっていました。

 

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この日搬入されたマスカット・ベーリーAは、今年の新酒として仕込む予定で、これからも新酒用のマスカット・ベーリーAを入荷して仕込んでいくことになります。
新酒らしい華やかで豊かな香り立ちやフレッシュ&フルーティな味わいの実現にこだわった仕込みの様子やこれからの状況についても、またレポートさせていただきたいと思っています。

 

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「ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA新酒2015」は、11月3日発売予定。乞うご期待です。

 

【サントリージャパンプレミアム 

マスカット・ベーリーA 新酒 2015】

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