2026.04.06

世の中とサントリーをつなぐ。広報が語る、メディアとのコミュニケーションの最前線

世の中とサントリーをつなぐ。広報が語る、メディアとのコミュニケーションの最前線

さまざまなフィールドで活躍するサントリーの社員=サントリアンにスポットライトを当て、「挑戦」をテーマにインタビューしていく特集企画。第18回目は、サントリーホールディングス株式会社で新聞やテレビなどのメディアとのコミュニケーションを担いながら企業の信頼を構築する、広報部の篠崎吾朗さんにお話を伺いました。

営業で磨いた「お客様目線」が、広報業務の原点になった

サントリーと報道の現場をつなぐ広報部媒体Gで活躍する篠崎さん。学生時代にサントリーへの入社を志望した理由は、事業内容よりも「人」だったと振り返ります。

篠崎さん:就職活動のときに、15人を超えるサントリー社員へのOB・OG訪問を行いました。業務内容はもちろん大事ですが、それよりも「どんな人と働けるのか」というところを重視していたんです。お会いした先輩方は皆さん自分の仕事に誇りを持っていて、『やってみなはれ』という言葉が企業理念としてだけではなく、本当に根付いている会社だと感じました。

寮で同室でもあった、大学の野球部の先輩がきっかけでサントリーに興味を持ったという篠崎さん。

小学2年生から大学卒業まで野球一筋だったという篠崎さんにとって、サントリーの「挑戦」する社風には、強い共感を覚えたといいます。

篠崎さん:学生時代は本気でプロを目指して野球に打ち込んできました。うまくいかないことのほうが多かったですし、悔しい思いも何度もしました。でも、そのたびに「どう乗り越えるか」を考えてきた自分にとって、その「挑戦する姿勢」を活かせる会社だと思えたことが、サントリーを志望する決め手でした。

2016年に新卒で入社し、初期配属はサントリー酒類株式会社 首都圏支社の家庭用営業(※)部門でした。

※家庭用営業:スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどの小売業態を担当する営業のこと。

篠崎さん:社内外を含めて業務で携わる人がとても多く、支社のなかでも責任の大きいお取引先様だったので、正直、プレッシャーもありました。最初は失敗ばかりで、自分の未熟さを痛感しましたね。「成果を出したい」という思いが強いあまりに、自分たちの商品をどう売り込むかばかりを考えていたように思います。

責任の大きな担当を持ち、信頼関係構築に尽力。「コミュニケーション力」「発想力」を鍛えた。

篠崎さん:そのようななかで、お取引先様や先輩の皆さんに教えていただいたのが、「自分目線ではなく、お客様目線で考える」という仕事の基本姿勢。そこからは、「相手の立場」になって最適な選択肢を考え、サントリーの商品がどう貢献できるのかを提案できるようになりました。

営業の現場で培った7年間の経験は、現在の広報業務の土台にもなっています。

篠崎さん:営業時代に得たのは、人と本気で向き合う力。社内外問わず、多くの方と議論し、調整し、最適解を探る。その経験は、今の広報の仕事にも直結しています。自分たちが伝えたいことと、相手が知りたいことは違うかもしれない。そのズレを認識して、どう埋めていくかが営業の難しさであり、面白さでもありました。

広報の仕事も同じで、「会社が伝えたいこと」をそのまま押し出せばいいわけではありません。記者の方々が何を求めているのか、読者や視聴者がどう受け取るのかまで、きちんと考える必要があります。その意味では、営業時代に身につけた「お客様目線」は、大きな財産ですね。

営業部時代、チームメンバーと親睦を深める篠崎さん。

報道の現場と向き合い信頼を築く、コミュニケーションの最前線

2023年、入社8年目での異動先は、広報部。媒体1Gに所属し、新聞社やテレビ局などの報道機関を担当しています。

篠崎さん:広報部媒体Gの主な業務は、取材・報道の機会を通じて、自社の取り組みを正しく、かつ、最大限広く社会へ伝えること。サントリーの取り組みをご理解いただき、社会からの信頼を高めることがミッションだと思っています。

広報業務の一環として、経営層のメディア取材に同席することも。

篠崎さん:会見や個別取材などを通じて、記者の方へさまざまな提案を行いますが、最終的に記事や番組をまとめるのはメディア側の皆さん。そこが難しくもあり、やりがいだと感じるポイントです。

当然ながら、記者の方々は「メーカーにとって良い記事」を書くことを目的としているわけではなく、それぞれの読者や視聴者が求めている「ニュース」を探しています。企業目線でいくら意義のある取り組みを説明しても、それだけでは取り上げていただけない。最初はそこに戸惑いましたね。

サントリーの取り組みが、どうすれば広く伝わるのか。営業時代の経験が、ここで生きてきたといいます。

篠崎さん:「相手が何を求めているか」を考えることがすべてだと思いました。世の中の関心事とどう接点をつくるか。当社の取り組みがどんな社会課題の解決につながるのか。そこをきちんと整理しながら、情報をお伝えするようにしています。

同じ情報でも、メディアによって取り上げ方はさまざま。「その視点の違いも面白いですし、勉強になります」

篠崎さん:正確さはもちろん、誤解なく伝わるかたちで情報を届けるために、社内の担当部署と何度も議論しますし、記者の方とも粘り強くやりとりを重ねます。ゴールのイメージを共有しながら、より良い着地点を探っていく。その過程は簡単ではありません。だからこそ、報道として世の中に出た瞬間の手応えは大きいです。社会に少なからず影響を与える可能性がある仕事だからこそ、責任も大きいと感じています。

また、企業にとって予期せぬ出来事が起きた際、事実関係を整理したうえで、適切に情報を伝えながら、信頼を守ることも広報部門の重要な仕事です。

社会とともに動き続けているメディアへの対応では、誠実さとスピード感が重要。

篠崎さん:適切なタイミングで必要な情報を、正しく誠実に伝えていくことが、広報の大切な役割だと思っています。記者の方から見れば、広報担当者は「サントリーそのもの」。私の対応次第で、会社の印象が変わってしまう可能性すらあり得ます。だからこそ、誠実で、正確で、素早い対応を徹底しています。

また、報道に触れた方がどう感じるかということも、常に考えています。サントリー社員としてではなく、ひとりの「読者」「視聴者」として情報に触れたときに、その記事から何を感じるのか。その感覚を大切にしながら、記者の方々とのコミュニケーションを行っています。

ひとつの報道で会社の印象が変わることもあるため、常に緊張感もあるという広報業務。それでも、篠崎さんは広報の仕事を通じて、サントリーがより好きになったと話します。

篠崎さん:日々の取材対応を通じて、自社の商品理解にとどまらず、経営面や人事、海外事業、サステナビリティ、物流など、さまざまな取り組みに触れることができます。それを深く知っていくなかで、さらにサントリーのことが好きになりました。

報道を通じて、サントリーファンをひとりでも増やしたい。そして、当社に関する報道をきっかけに、世の中を少しでも明るくできたらと思っています。

新聞やテレビの報道はこまめにチェック。「日々、いろいろなメディアや記事に触れることを心掛けています」

『やってみなはれ』は、派手な挑戦だけじゃない

「広報は主役ではありません」と篠崎さん。その陰日向のバランスのなかにこそ、篠崎さんなりの『やってみなはれ』があるといいます。

篠崎さん:『やってみなはれ』というと、大きな新規事業や新たな挑戦をイメージする方も多いと思います。でも私は、日々の積み重ねこそ「挑戦」だと感じています。ひとつの報道のために、何度も社内と議論し、情報を整理し、最適な表現を探る。その地道なプロセスも、私なりの『やってみなはれ』のかたちです。

広報という仕事は、会社と社会をつなぐ接点。だからこそ、自社目線で終わらせず「なぜ」を問い続け、世の中とどう結びつくかを考え続ける。その姿勢は、どんな職種でも必ず生きてくると思います。

プライベートでも、「挑戦」は続いています。入社当時から所属しているサントリーフーズの野球部では、キャプテンとして2023年に全国優勝も経験しました。

サントリーフーズ東京野球部を率いて、「高松宮賜杯第67回全日本軟式野球大会1部」で優勝。

篠崎さん:仕事も野球も本気で向き合い、オンとオフを切り替えることで、気持ちもリフレッシュできます。仲間たちとひとつの目標を追う感覚は、仕事にも通じるものがありますね。

広報の業務では、プレッシャーがかかる場面も少なくはありません。しかし、野球でも営業でも、これまで”しびれる瞬間”をたくさん経験してきました。「一つひとつの経験」が今の自分を支えています。

会社の顔として、今日もまたメディアと向き合う。篠崎さんのその一つひとつの積み重ねが、サントリーの信頼をつくっています。

篠崎さん:広報部にきてからは、サントリーへの理解をさらに深めることができました。でも実は、そんな今の自分が感じているサントリーの魅力というのは、OB・OG訪問を通じて学生時代に自分が感じたものと、いい意味でほとんど変わりません。

「報道を通じて、サントリーのファンをひとりでも増やせたら、こんなにうれしいことはありません」

篠崎さん:サントリーの魅力は、お客様やお取引先様、社員など「人」を大切にしているところ。良いときも悪いときも、現状に甘んじず、変革し続けようとする。その姿勢が好きですし、本当に自分に合っているなと思います。

そういった魅力を正しく誠実に伝えていくことに、これからも広報部の一員として挑戦していきたいです。一つひとつの積み重ねが企業の信頼・ファン化につながる。その最前線に立てていることに、大きなやりがいを感じています。

※社員の所属・役職、内容は取材当時のものです。
編集:サントリーホールディングス株式会社 人財戦略部

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篠崎 吾朗

篠崎 吾朗Goro Shinozaki

サントリーホールディングス株式会社
広報部 媒体1G

2016年に新卒で入社後、サントリー酒類株式会社 首都圏支社 広域営業1部で家庭用営業を経験。量販店の面推進担当や、本部担当を経て、2023年4月に、サントリーホールディングス株式会社 広報部へ異動。新聞社やテレビ局などの報道機関とのコミュニケーションを担当。

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