2024.10.21
「笑顔と健康」を創る商品開発の旅路(サントリーで歩むキャリアの話~商品開発編~)

サントリーには多種多様な商品があります。一つひとつの商品は、商品開発者やマーケティング担当者の想い、生産現場の作りこみ技術などの努力が結実したものです。
今回、生産研究部門で商品開発を手掛ける、tea先輩に話を聞きました。
何を考え、どんな想いでキャリアを選択してきたのでしょうか。ぜひ最後までご覧ください!
先輩のキャリアを教えてください!

tea先輩
2020年(新卒)入社
生産研究部門[商品開発]
2020
- 工場の調合部門
- 原料から製品が作られる工程、新製品の作り込み、設備導入や立ち上げを学ぶ
2022
- 商品開発部
- 紅茶の中味開発、品質保証等を担当
これまでのキャリアはどんな想いで選択してきましたか?
「老若男女問わず身近で必要不可欠な『食』や『飲料』で人を健康に、笑顔にしたい」という思いがありました。そのため、学生時代は生命科学を専攻し、コレステロール値を下げる薬の副作用を食品成分で改善する研究をしていました。
サントリーに入社したのは、自身が成し遂げたい「食や飲料で人を健康に、笑顔にする」ことが実現できることに加え、新しいことに挑戦できる社風やOBOG訪問で交流した社員の志の高さに魅了されたことが決め手になりました。
実際に入社してみて、働く人が大変魅力的であるうえ、「なぜ取り組みたいのか」「会社やお客様にとってのメリットは何か」を伝えれば、若手のうちから全力で挑戦を応援してもらえる風土があると実感しています。
キャリアビジョン面談では、上司とどんなコミュニケーションをとってきましたか?
5~10年後の自分のなりたい姿から逆算して、それまでに必要なキャリアを希望として伝えています。
就活や配属面談では「絶対に商品開発をしたい」という強い気持ちと、そのファーストステップとして工場に行きたいという希望を伝えていました。「開発のスペシャリストとして、おいしい商品をお届けする」という最終目標を突き詰めていくと、工場での経験が重要だと考えたからです。
実際に、最初の2年間は、工場で原料から製品がつくられる工程を学ぶことができました。現在は商品開発部で働いていますが、工場での経験が活きていると感じます。商品化を検討する際、工場で製造する上での実現性や障壁が具体的にイメージできるんです。そのうえ、工場での人脈もあるので、気軽にコミュニケーションがとれて、仕事を円滑に進めやすいです。
希望のキャリアを上司に伝えると、賛同してもらえる点もあれば「他の部署でも実現できるのでは?」とアドバイスをもらうこともあります。ディスカッションすることで、さらに自分の考えを明確化することができています。
今後のキャリアビジョンについて教えてください!
商品開発部に来て2年が経ち、だんだんと開発業務にも慣れ、さまざまな関連部署の人たちと連携しながらより良い商品を作り上げていくことが出来つつあります。
これまで紅茶の開発を手掛けてきましたが、ゆくゆくは、お茶をはじめとした他製品にも挑戦したいですね。カテゴリーが違うと注意すべき品質のポイントや香味設計、製造方法まで全く異なるんですよ。
また視野をさらに広げて、自分ひとりのことだけではなく「チーム全体で働きやすい環境づくり」にも取り組んでいきたいと思います。
※内容・社員の所属は取材当時のものです。