2022.09.21
先輩インタビューVol.3 上司・先輩との忘れられない思い出~"あなたの意思を大切に"編~

CASE1

あっしー先輩
2013年(新卒)入社
マーケティング
「主体性」と「目的意識」があれば遠慮無用!
自分がこうしたいと思ったことを、思ったままに実行する。簡単そうに聞こえますが、社会人になると、なかなかそうはいきません。
入社から2年が過ぎ、なんとなく仕事の要領をつかみだした頃のこと。私は大きな商談会のプレゼンターを任されました。準備の途中、「こういう提案をしたらおもしろいかも」と、あるアイデアが頭に浮かんだんですが、一方で、「自分みたいな若手が意見を言うのは場違いじゃないか」という思いもあり、提案すべきか、やめるべきか、自問自答を繰り返していました。
思い切って上司に相談すると「それは絶対に提案するべき」と即答され、あれこれ悩んでいたことを馬鹿らしく感じたくらい(笑)。「自分がやってみたい」「こういうことを提案したい」という主体性と目的意識が大事なんだと背中を押していただき、そのアイデアを提案に盛り込みました。
プレゼンは無事に成功しました。ですが、もしうまくいかなかったとしても、それを非難されることはなかったと思います。なぜならそれは「こうしたい!」という前向きな思いでチャレンジをした結果だからです。
自分の意思を大事にして行動する。そんな働き方ができるのも、「やってみなはれ」精神を重んじる当社ならではだと感じています。
CASE2

のっきー先輩
2017年(新卒)入社
マーケティング
担当者としてなすべきこと
「まずはやりたいようにやってみなよ」
この言葉は、私が入社して2年目に上司にかけてもらった大切な魔法の言葉です。
その当時、私は入社して初めてとあるプロジェクトのメイン担当者を任されていました。プロジェクトにはいろいろな立場の人が大勢関わっており、意見や要望・問い合わせが次々と押し寄せ、当時は目まぐるしい毎日を送っていました……(泣)。
そのような状況下、プロジェクトの担当者として「どう進めればいいのか」「何が正解なのか」「皆に満足してもらえるには何をするべきか」と、多くの悩みを抱えるようになりました。
そんな私に気付きそっと声をかけてくれたのが当時の上司でした。私の悩みをじっくり聞いてくれた後、こう言ったのです。
「担当者が一番現場を知っているんだよ。だから、まずは担当者である君がやりたいようにやってみなよ」
この一言に、それまであれこれ難しく考えていたことが嘘だったかのように、急にスッキリとしました。まるで雲の間から差し込む一筋の光のようだったのです(笑)。
その後も私が遠慮しているのではないかと、その上司は継続的にフォローしてくれました。そしてついに、私がやりたかったことを最後までやり遂げることができたのです。まさにサントリーの「やってみなはれ」の精神、サントリアン(サントリー社員)ならではの温かさを感じることができた経験でした。
CASE3

うえの先輩
2017年(新卒)入社
生産・研究・製造
仕事のやり方に正解はない!
配属先が決まると、新人には「コーチャー」と呼ばれる教育係が1年間付いてくれます。それなのに私のコーチャーは、半年経った頃突然の異動……。さらに当時そのコーチャーが抱えていた規模の大きそうなプロジェクトの主担当を任命されてしまったのです!
私は一人で黙々と仕事をこなして結果で認めてもらいたいタイプだったのですが、この引き継いだプロジェクトは他事業分野だったこともあり、周りの理解と協力を得られなければ先に進むことができませんでした。
「コ―チャーだったら上手く進められただろうなと悶々と考えてしまう」と別の先輩につい愚痴ってしまったところ、「元コーチャーだってその上にいる上司だって、Uさんだから大丈夫だと思って任せたんじゃない? 自分のやりたいようにやればOK!」と言ってくれたのです。
その一言で「仕事に正解はない」と考えるようになり、肩の力を抜いて仕事と向き合えるようになりました。
今ではどのような仕事であっても、まずは「どうしたら楽しく仕事ができるだろう?」と常に意識しながら取り組んでいます。仕事のやり方に正解はありませんが、私の場合は「仕事が楽しくできていれば正解」です!