2022.09.21
先輩インタビューVol.3 上司・先輩との忘れられない思い出~"一人じゃないよ"編~

CASE1

ザッキー先輩
2021年(新卒)入社
生産・研究・製造
仕事上手は、頼り上手。
人は一人では生きられません。
そして同じように、仕事も一人ではできません。当たり前だと分かっているけど、そのことが見えなくなるときだってあるんですよね。
それが人間というものですから。
私は自分で言うのも何ですが、けっこう責任感が強い方です。そのために仕事を抱え込んでしまうこともありました。
入社したての頃、仕事が一人ではなかなか回らず、ある日重要な資料の提出が期限ギリギリに。一応は間に合いましたが、間に合わなくなるんじゃないかと周りをヒヤヒヤさせ、上司からも遅いと指摘を受けてしまった私はかなり落ち込んでいました。
そんな私の姿を見て、グループの先輩たちが私のために慰労会を開いてくれたんです。アドバイスでもされるのかなと思っていたのですが、落ち込む私の話を親身に聞いてくれるだけ。そして先輩たちはこう言ったのです。
「あなたはいつも頑張っているから大丈夫、もっと周りの人たちを頼ってほしい」
私はこの時、自分の成果や評価のことだけしか考えていなかったことに気がつきました。もっと周りに頼って助けを借りることが自然にできれば、資料も早く仕上がって無用な心配を先輩たちにかけることもなく、チーム全体が良い結果になったはずです。
落ち込む私の話を聞いてくれ、その上正面からアドバイスをするのではなくやさしい言葉で私に気づきを与えてくれた先輩たちの心づかいが、とても身に沁みた出来事でした。
CASE2

なわ先輩
2021年(新卒)入社
生産・研究・製造
悩める若手を救ったある社長の一言
入社2年目を迎えた時、やりたいと思っていたブランド戦略に関われるチャンスをいただきました。しかし自分はまだ2年目の若造。経験や引き出しもまだまだ未熟です。そのせいか憧れのブランド戦略の仕事は想像以上に大変で、身近な先輩に相談してもなかなか答えが出せないことがありました。
そんな時、社内会議でとあるグループ会社の社長から衝撃的な一言をかけてもらったのです。
「分からない人たちで考えても分からないまま。もし詳しい人が他社にいて話が聞きたいのなら繋ぐぞ」
分からないことを自社内で解決するというルールは確かにありませんが、いくらグループ会社とは言え他社の人に聞くなんて、考えてもみないことでした。そして同時に、それまでは自分なりに進めているつもりにすぎなかったこと、グループの垣根に縛られない考えが必要であることを実感したのです。
あの時の言葉は、悩める2年目の私を救ってくれた忘れられない一言ですね。
CASE3

むねりん先輩
2020年(新卒)入社
生産・研究・製造
愛ある暴言にハッ!
入社2年目を迎え、自分の裁量が徐々に大きくなっていくことにやりがいと喜びを感じていました。一方でまだ2年目、わからないこともいろいろある中で、担当業務の規模感(とにかく大きい!)やタイトなスケジュール管理に気が滅入ってしまうことも正直ありました。
そんな自分を見かねたのか、ある時上司から「お前が明日辞めても別に困らんぞ」と言われたのです。
この言葉だけを聞いてしまうと、現代社会では考えられないパワハラ発言ですよね!?(笑)。でもその上司はコテコテの関西気質で、いつもユーモアたっぷり。最初こそ少し戸惑いましたが、その言葉の裏に隠された「気が滅入った時は俺たちを頼れよ! 自分で何でも抱え込むな」というメッセージをビビッと受信しました。
今はその上司のことを、とても頼りにさせてもらっています(笑)。